虎バカ グルメ日誌

虎の勝利をバーボンとディキシーランド・ジャズ
で祝うお気楽初老の独り者が紹介するグルメ日誌

《拉麺放浪記》福山市編3

2014-08-09 17:45:00 | 広島県福山市
2014#38
【虎バカグルメ日誌】

夏休みで地元福山に帰ってきました。
福山はラーメン激戦区です。
このブログでも過去2回ほど
拉麺放浪記で市内のラーメン店を
紹介してきましたが
まだまだ紹介しきれていません。
そこで今回のグルメネタは
第3弾の《拉麺放浪記》福山市編を
お送りします。

《西華園》福山店
 福山市南町 2-4

本店は尾道市街地から
しまなみ海道で尾道/因島と
2つの大橋を渡り着いた所
南北朝から室町時代にかけて活躍した
村上水軍の本拠地があった因島にあります。
因島は東ちづるやポルノグラフィテイの
出身地でもあります。
こちら福山店の東側には
福山の歓楽街が広がっており
お店の周辺もどちらかと言うと
夜型地区になるので
因島の本店のように昼からの営業ではなく
17時から開店する夜型の人気中華料理店です。

ラーメン 580円

麺は平打ちストレート麺で
尾道ラーメンでよく用いられる
小麦感の強いはせべ製麺所の細麺です。
はせべ製麺所は尾道ラーメンでは
最も代表的な製麺所です。
スープは小魚出汁の効いた薄味の醤油系で
尾道ラーメンでよく見掛ける
大きいミンチ状の豚の背脂が浮かんでいます。
具材は小振りのチャーシューと
メンマ/刻みネギとシンプルです。

舌が火傷するほどの熱いスープは超薄味で
濃い口派の私は食べ始めは不満でしたが
味の濃いチャーシューと
自家製のラー油との関係性で食べ進めると
いつの間にか不満感がなくなり
最後はとても美味しくて
完飲してしまいました。

《旬》
 福山市南蔵王町 3-4-5

福山市三吉町から南蔵王に
移転してきました。
店名も《麺や 波旬》から《旬》に変わりました。
お店は以前《石鍋料理石庭》だったので
外観はラーメン屋さんには見えません。
台湾ラーメンが美味しいと評判のお店です。

尾道ラーメン 540円

麺は平打ちストレートの細麺
どちらかと言うとつるつるタイプの麺です。
スープは小魚出汁が主張していますが
臭みは全く感じません。
濃い醤油味のたっぷり背脂が浮いた
熱々の尾道ラーメンです。
具材は大きめの柔らかチャーシューと
幅の広いコリコリのメンマに
刻みネギとシンプルです。
台湾ラーメンだけではなく
尾道ラーメンも美味しい素敵なお店でした。
会計を済まして出口に向かおうとした時
何気なく見た目の前の柱には
ティッシュ箱のが•••。
突然の事で写真には収められませんでしたが
そのティッシュ箱のカバーが
何故か阪神タイガースのホームユニフォーム柄
しかも7番西岡
何と素晴らしい店だ!
この店は間違いなく名店です。

《麺々堂》
 福山市神辺町川南 655-3

パチンコ店の敷地内にある
尾道ラーメン店です。
福山市のラーメン店を紹介している
HPや口コミで高評価の店です。

中華そば(並) 550円
*半チャーハンセット +300円

麺は自家製らしく珍しい幅広の平打ち麺で
しかも縮れています。
舌触りが良くプリプリ食感の
美味しい麺です。
魚介が香る鶏ガラ+豚骨スープで
尾道ラーメンらしく
醤油味の強い美味しいスープです。
浮かんでいる背脂は
柔らかいトロトロタイプで
いい旨味を出しています。
具材のチャーシューもとろとろで
そしてメンマはこりこりと
正しく ザ・尾道ラーメンです。
チャーハンの方は絶妙な塩加減と
パラパラ感が最高の
プロが作る美味しいチャーハンです。
これまた言うことなし!

鶏のカラ揚(小) 350円

この大きさなら3個で大満足です。
外はカリッとしていて
中は熱々のジューシーです
とにかく美味しくて
ボリュームがあって安い!
いいお店でした。

3軒目の店で遂に我慢できずに
チャーハンと鶏のカラ揚げを
注文してしまったので
もうお腹一杯で何も入りません。
今回のラーメン屋巡りはこれにて終了します。
台風が近づいて来る中での
ラーメン屋巡りでしたが
そこそこの風と時折降る雨のお陰で
涼しく過ごしやすく
熱いラーメンを食べ歩きましたが
全く苦にならない
最高のラーメン屋巡り日和でした。