これはコミリアが士官学校を卒業し・・・・・・
月面アポロ基地航空基地に配属される数ヵ月前の話である。
【西暦2030年】
第1次星間大戦の動乱から20年後の・・・・・・
2030年.地球.マクロスシティーで2度目のゼントラーディ人の反乱が起きた事による・・・・
第二次マクロスシティー攻防戦が勃発した。
この事件を契機に地球から巨人ゼントラーディ人がいなくなるなど・・・
歴史的にも大きな変化が起きていた。
更に新型のマクロス移民船団の出港もあり・・・・・
2030年は地味にも世の中の移り変わりが激しく年なっていた。
コミリア「ふう課題多すぎ、次の部隊まで備えないと。」
新統合宇宙軍コミリア・マリア・ジーナス曹長
そんな年を過ごすコミリアは実戦部隊配属までの間、官舎で課題をやっていた。
バルキリーの実戦部隊配属前には課題が出されており・・・・
その課題を配属先の実戦部隊に提出しなければならない。
コミリアも例外ではなく、1パイロットとしての課題をやっている。
コミリア「やっと終わった、早く寝よう。」
課題は終わる寸前であったためか、コミリアはすぐに終わらせ・・・・
服を脱ぎノーブラなタンクトップとパンツだけの姿になりベッドに転がる。
結構座って課題をやっていると疲れてしまう。
コミリアはそのまま眠りにつく。
明日は更に大変な課題をやらなくてはならない。
コミリア「ふぁぁぁぁなんだラッパ前か・・・・・・ラッパ前だけど、起きなきゃ。」
コミリアはラッパが鳴る前に起床する。
すぐさま作業服に着替え、身嗜みを整える。
それから30分後にラッパが官舎内に鳴り響く。
鳴り響く官舎を多くの兵士達が慌てて起き出し騒がしい。
そんな騒がしい中をコミリアは悠々と集合場所へ向かった。
数分後・・・・
点呼と準備運動を行った・・・後・・・・
フェイ「おはよう、マリア。体調はどう?」
新統合宇宙軍フェイ・サーフィル曹長
コミリア「バッチリよ、でも昨日の課題の疲れが少しあるかな。そっちは?」
フェイ「こっちもなのよ、でも特に問題はないわ。」
瀬名サチ「マリア、フェイおはよう。」
新統合宇宙軍瀬名サチ
コミリア「サチおはよう。」
コミリアは同期のサチとフェイと合流し食堂へ向かう。
本日の業務前の楽しみは食事と・・・・
食事しながらする世間話のセットである。
コミリアはサチやフェイ以外にも友達はいるが・・・・
この二人と一緒になる事が多い。
コミリア「課題は終わった?」
瀬名サチ「終わったよ、戦術学が難しかったけど。」
フェイ「終わったか、あたしはまだまだよ。間に合うかもしれないけど、難しかしいから油断出来ないわ。」
コミリア「皆大変ね~、私は昨日終わったわ。」
フェイ「凄い流石はマリアね。」
食事する時の世間話は時による。
彼氏が出来たとか、世間のニュースに対してだったりとか・・・・
最近の文化についていろいろ・・・・・
更には軍人をやるについての考えとか話し合う。
と言っても彼女らは年頃の女の子なので・・
文化つまりファッションや恋愛関係の話が多い。
軍人としての生活の中でも、年頃の女らしく生きたい。
コミリアやその友人達いや同年代の若い女性兵士は皆思っている。
食事が終わると格闘訓練があり・・・・
コミリア達は必ず参加しないといけない・・・・
コミリア「行くわよ!タァッ」
「くぁぁ!」
コミリア「トヤァァァ」
フェイ「流石マリア!」
瀬名サチ「どんどんやれ!」
格闘訓練はいつもコミリアが上位で活躍している。
1位まではいかないも、ベスト10には必ず入っており・・・
向かう所敵無しの強さであり、同性は勿論・・・・
男性の兵士から恐れたり、尊敬されたりしている。
とは言え、ベスト10に入っている同士の戦いは激しく・・・・
コミリアも油断出来ない程の戦いであり・・・
1度の隙が上か下の順位に落ちたり上がったりする。
コミリア「やぁぁぁ!」
「かかったわね、タァッ!」
コミリア「ぐっあぁ。」
「勝者、リアンナ・ガースキー曹長。」
この日は一つの下の順位のリアンナ・ガースキーと言う同期の女性兵士に負けた。
敗因はコミリアが作ってしまった僅か1秒の隙であった。
これを突かれてしまった事により、コミリアはリアンナに負けてしまった。
コミリアは立ち上がると、リアンナと握手し待機席に戻る。
フェイ「お疲れ様。」
コミリア「ありがとう。」
負けは負け、次こそは負けたりしない・・・・
コミリアはフェイから貰った栄養ドリンクを飲み次の戦いに向けて敗因を分析する。
この格闘訓練の順位戦対決は実戦部隊配属になるまである。
その間に1度でもいいからランキング1位になりたいとコミリアは思う。
そして
ランチを迎え、いつも通りのガールズトークをした後・・・
午後は・・・・・・
「ジーナス曹長、あなたに来ている配属先部隊の候補です。」
コミリア「ありがとうございます。」
配属先の部隊の選定。
士官学校や兵訓練所から出たばかりの兵士の元に・・・・
配属先部隊候補の書類が送られてくる。
兵士は自分が好む部隊に配属を希望し、入隊する事が出来る。
配属先希望の部隊が希望者が多ければ技量訓練試験を行い。
技量訓練の結果で部隊配属の合否が決まる。
昔は人員不足により、出来なかったが・・・
働ける労働者人口が安定し始めた2030年代から可能になった。
コミリア「火星方面軍・・・・土星方面軍・・・月面方面軍。いろいろあるな~。」
コミリアに届けられた配属先部隊の候補はいろいろとあった。
火星方面軍
=環境が安定した火星防衛の統合軍
土星方面軍
=土星のコロニー防衛の統合軍
月面方面軍
=統合宇宙軍総司令部のある月面アポロ基地を本拠とした統合軍
エデン防衛軍
=惑星エデン防衛の統合軍、エデン軍と言われる。
各方面軍のうち、更に細かい航空部隊。
これらの部隊のうちを希望するわけであり、結構選択肢は多い。
コミリア「私はこれにしよう。」
コミリアは各方面軍のうち希望したのは月面方面軍。
新統合宇宙軍のお膝元の部隊・・・・・
その月面方面軍に属するSVF-678ムーンストライカー。
精鋭部隊と知られるバルキリー中隊であり・・・・
はぐれゼントラーディとの戦闘では数々の実績を積んでいる。
そのため入隊希望者が多く、入隊者試験がかなり厳しい。
コミリア「これでお願いいたします。」
「月面方面軍SVF-678ムーンストライカーでいいのか?この部隊は倍率が高いぞ。」
コミリア「覚悟の上です、どうか私にやらせてください。」
「流石はマクシミリアン・ジーナス中佐とミリア・ファリーナ・ジーナス中佐の御息女だ、分かった。厳しい事を覚悟して望んでくれ。」
それでもコミリアはムーンストライカーに入隊を希望し人材の士官に志願届けを出す。
最初は難しい顔をしていたが、コミリアの本気の顔を見て志願届けを仮の受理する。
後に正式に受理されたのは数時間後・・・
コミリアはそれを聞いた時は歓喜し跳び跳ねた。
その夕食
瀬名サチ「ムーンストライカー?」
フェイ「最大の精鋭部隊?凄い。」
コミリア「いやぁどうも。」
ムーンストライカーに入隊する事を友人達に伝えると驚かれる。
二人もムーンストライカーの事は知っており・・・・
入隊するための試験が厳しいと言う事を知っている。
どんなに俊才やいい腕の持ち主でも苦戦するような難関の部隊。
そんな難関な部隊にコミリアが入るのだから驚かない方がおかしい
コミリア「どうかな~」
フェイ「あのマクシミリアン・ジーナス中佐とミリア・ファリーナ・ジーナス中佐の娘だし、マリアの頭の良さや実力ならいけるんじゃない?」
コミリア「そう?」
瀬名サチ「二人の両親の名声がなくてもいけるくらいだしね、行けるわよ。」
コミリアも内心不安そうであったが、同期としてコミリアの活躍を見ていた二人は・・・・
合格するのは大丈夫だと激励した。
マックスとミリアの娘と言うのもあるかも知れないが・・・・
コミリア自身の実力は高いのは、間近で見ていた二人は知っている。
優秀で凄腕のコミリアなら必ず突破できる。
フェイとサチはそう考えていた。
コミリア「さてと終わったし、風呂に入りますか。」
フェイ「そうね。入りましょうか。」
食事を終えた3人は風呂場へ向かった。
今日もいろいろとやったので汗が出た。
出た汗をすっきり洗いたい、今の3人の心境であり・・・
一回自室に戻って風呂の道具を持ってくる。
自室に戻り風呂の道具を取ると風呂場へ向かう。
風呂場に入るとシャワーを浴びて体を清める。
体を清め終わると、お湯に入る。
コミリア「じゃあまた明日ね。」
『お疲れ様です。』
風呂から上がると、コミリアはフェイとサチと別れた。
もう既に業務終了時間な為自室やバーなどの娯楽施設に行くのも良しである。
普段なら遊びに行くコミリアではあるが・・・・
ムーンストライカーに入隊するための勉強をしなくてはならない。
帰りにPXへ寄り筆記用具や航空機の勉強本を買った。
コミリア「さてと勉強しないと、忙しくなるぞ。」
早速勉強を始める。
もう課題はないから好きに勉強をやってもいい。
コミリアは机の上に航空機や戦術などの勉強を始める。
バルキリーは戦術が必要になるから無学はいけない。
そう思いながらコミリアは必死に勉強する。
数時間後
コミリア「よし終わったインメルマンターン系統の戦術パターンと編隊行動の戦術方法のパターンが完成しまぞ。もうこんな時間だし寝ようかしらね。」
就寝時間になったので、コミリアは勉強を辞めて寝る準備をする。
タンクトップとパンツのみであり、そのままベッドの中に入って寝る。
しっかり睡眠をとって入隊試験に備えなければならない。
これにてコミリアの一日は終わる。
時は進み 2031年。
コミリア「でこれが私の学生時代の一日です。」
新統合宇宙軍ムーンストライカー中隊コミリア・マリア・ジーナス准尉
ロット「もっと詳しく言えないのか!色っぽい話とか!」
新統合宇宙軍ムーンストライカー中隊ロット・シーン准尉
コミリア「言えないわよ、詳しいエピソードとかはプライバシーだし。色っぽい話はダメ!」
コミリアは無事にムーンストライカーに入隊する事が出来た。
今ではバルキリーパイロットの一人として最前線で活躍している。
他の同期達も他の現場で活躍しているらしく無事であるらしい。
とは言え今はロット・シーンと言われる相棒と飛んでいる。
とんでもないお調子者であるが、背中を任せられる相手であり・・・・
なんだかんだ言って頼りになる。
どんな戦場でも生き残れそうな自信を持たせてもらう程に・・・・
コミリア「さぁてそろそろ食事しようかしら、行くわよロット。美味しい食事が食堂で待っているわ。」
ロット「おいマリア、俺の話を聞いているのか?色っぽい話を・・・・」
コミリア「それはセクハラよ、気をつけたら。行くわよ、ロット。」
ロット「おい待てよ!マリア!」
今は相棒もいて現場にいる。
あの頃とは大きく違うのだ、環境も人間関係も大きく違う。
最初は入隊した時は不安でいっぱいだった。
仲のいい同期と別れるのは辛かった。
だけど
今は・・・・・
コミリア「さぁて頑張るか、皆のためにっと!」
大満足している。
自分のやりたい事をやっていれば、同期と別れても・・・
環境が違くても上手くやっていける。
どんなに大変な事になろうとも上手く乗り越えられそう・・・・
コミリアはそう考えており・・・・
今がまさにそんな感じである。
あの頃は楽しかったけど、帰りたいと思わない。
何故なら今があるから
月面アポロ基地航空基地に配属される数ヵ月前の話である。
【西暦2030年】
第1次星間大戦の動乱から20年後の・・・・・・
2030年.地球.マクロスシティーで2度目のゼントラーディ人の反乱が起きた事による・・・・
第二次マクロスシティー攻防戦が勃発した。
この事件を契機に地球から巨人ゼントラーディ人がいなくなるなど・・・
歴史的にも大きな変化が起きていた。
更に新型のマクロス移民船団の出港もあり・・・・・
2030年は地味にも世の中の移り変わりが激しく年なっていた。
コミリア「ふう課題多すぎ、次の部隊まで備えないと。」
新統合宇宙軍コミリア・マリア・ジーナス曹長
そんな年を過ごすコミリアは実戦部隊配属までの間、官舎で課題をやっていた。
バルキリーの実戦部隊配属前には課題が出されており・・・・
その課題を配属先の実戦部隊に提出しなければならない。
コミリアも例外ではなく、1パイロットとしての課題をやっている。
コミリア「やっと終わった、早く寝よう。」
課題は終わる寸前であったためか、コミリアはすぐに終わらせ・・・・
服を脱ぎノーブラなタンクトップとパンツだけの姿になりベッドに転がる。
結構座って課題をやっていると疲れてしまう。
コミリアはそのまま眠りにつく。
明日は更に大変な課題をやらなくてはならない。
コミリア「ふぁぁぁぁなんだラッパ前か・・・・・・ラッパ前だけど、起きなきゃ。」
コミリアはラッパが鳴る前に起床する。
すぐさま作業服に着替え、身嗜みを整える。
それから30分後にラッパが官舎内に鳴り響く。
鳴り響く官舎を多くの兵士達が慌てて起き出し騒がしい。
そんな騒がしい中をコミリアは悠々と集合場所へ向かった。
数分後・・・・
点呼と準備運動を行った・・・後・・・・
フェイ「おはよう、マリア。体調はどう?」
新統合宇宙軍フェイ・サーフィル曹長
コミリア「バッチリよ、でも昨日の課題の疲れが少しあるかな。そっちは?」
フェイ「こっちもなのよ、でも特に問題はないわ。」
瀬名サチ「マリア、フェイおはよう。」
新統合宇宙軍瀬名サチ
コミリア「サチおはよう。」
コミリアは同期のサチとフェイと合流し食堂へ向かう。
本日の業務前の楽しみは食事と・・・・
食事しながらする世間話のセットである。
コミリアはサチやフェイ以外にも友達はいるが・・・・
この二人と一緒になる事が多い。
コミリア「課題は終わった?」
瀬名サチ「終わったよ、戦術学が難しかったけど。」
フェイ「終わったか、あたしはまだまだよ。間に合うかもしれないけど、難しかしいから油断出来ないわ。」
コミリア「皆大変ね~、私は昨日終わったわ。」
フェイ「凄い流石はマリアね。」
食事する時の世間話は時による。
彼氏が出来たとか、世間のニュースに対してだったりとか・・・・
最近の文化についていろいろ・・・・・
更には軍人をやるについての考えとか話し合う。
と言っても彼女らは年頃の女の子なので・・
文化つまりファッションや恋愛関係の話が多い。
軍人としての生活の中でも、年頃の女らしく生きたい。
コミリアやその友人達いや同年代の若い女性兵士は皆思っている。
食事が終わると格闘訓練があり・・・・
コミリア達は必ず参加しないといけない・・・・
コミリア「行くわよ!タァッ」
「くぁぁ!」
コミリア「トヤァァァ」
フェイ「流石マリア!」
瀬名サチ「どんどんやれ!」
格闘訓練はいつもコミリアが上位で活躍している。
1位まではいかないも、ベスト10には必ず入っており・・・
向かう所敵無しの強さであり、同性は勿論・・・・
男性の兵士から恐れたり、尊敬されたりしている。
とは言え、ベスト10に入っている同士の戦いは激しく・・・・
コミリアも油断出来ない程の戦いであり・・・
1度の隙が上か下の順位に落ちたり上がったりする。
コミリア「やぁぁぁ!」
「かかったわね、タァッ!」
コミリア「ぐっあぁ。」
「勝者、リアンナ・ガースキー曹長。」
この日は一つの下の順位のリアンナ・ガースキーと言う同期の女性兵士に負けた。
敗因はコミリアが作ってしまった僅か1秒の隙であった。
これを突かれてしまった事により、コミリアはリアンナに負けてしまった。
コミリアは立ち上がると、リアンナと握手し待機席に戻る。
フェイ「お疲れ様。」
コミリア「ありがとう。」
負けは負け、次こそは負けたりしない・・・・
コミリアはフェイから貰った栄養ドリンクを飲み次の戦いに向けて敗因を分析する。
この格闘訓練の順位戦対決は実戦部隊配属になるまである。
その間に1度でもいいからランキング1位になりたいとコミリアは思う。
そして
ランチを迎え、いつも通りのガールズトークをした後・・・
午後は・・・・・・
「ジーナス曹長、あなたに来ている配属先部隊の候補です。」
コミリア「ありがとうございます。」
配属先の部隊の選定。
士官学校や兵訓練所から出たばかりの兵士の元に・・・・
配属先部隊候補の書類が送られてくる。
兵士は自分が好む部隊に配属を希望し、入隊する事が出来る。
配属先希望の部隊が希望者が多ければ技量訓練試験を行い。
技量訓練の結果で部隊配属の合否が決まる。
昔は人員不足により、出来なかったが・・・
働ける労働者人口が安定し始めた2030年代から可能になった。
コミリア「火星方面軍・・・・土星方面軍・・・月面方面軍。いろいろあるな~。」
コミリアに届けられた配属先部隊の候補はいろいろとあった。
火星方面軍
=環境が安定した火星防衛の統合軍
土星方面軍
=土星のコロニー防衛の統合軍
月面方面軍
=統合宇宙軍総司令部のある月面アポロ基地を本拠とした統合軍
エデン防衛軍
=惑星エデン防衛の統合軍、エデン軍と言われる。
各方面軍のうち、更に細かい航空部隊。
これらの部隊のうちを希望するわけであり、結構選択肢は多い。
コミリア「私はこれにしよう。」
コミリアは各方面軍のうち希望したのは月面方面軍。
新統合宇宙軍のお膝元の部隊・・・・・
その月面方面軍に属するSVF-678ムーンストライカー。
精鋭部隊と知られるバルキリー中隊であり・・・・
はぐれゼントラーディとの戦闘では数々の実績を積んでいる。
そのため入隊希望者が多く、入隊者試験がかなり厳しい。
コミリア「これでお願いいたします。」
「月面方面軍SVF-678ムーンストライカーでいいのか?この部隊は倍率が高いぞ。」
コミリア「覚悟の上です、どうか私にやらせてください。」
「流石はマクシミリアン・ジーナス中佐とミリア・ファリーナ・ジーナス中佐の御息女だ、分かった。厳しい事を覚悟して望んでくれ。」
それでもコミリアはムーンストライカーに入隊を希望し人材の士官に志願届けを出す。
最初は難しい顔をしていたが、コミリアの本気の顔を見て志願届けを仮の受理する。
後に正式に受理されたのは数時間後・・・
コミリアはそれを聞いた時は歓喜し跳び跳ねた。
その夕食
瀬名サチ「ムーンストライカー?」
フェイ「最大の精鋭部隊?凄い。」
コミリア「いやぁどうも。」
ムーンストライカーに入隊する事を友人達に伝えると驚かれる。
二人もムーンストライカーの事は知っており・・・・
入隊するための試験が厳しいと言う事を知っている。
どんなに俊才やいい腕の持ち主でも苦戦するような難関の部隊。
そんな難関な部隊にコミリアが入るのだから驚かない方がおかしい
コミリア「どうかな~」
フェイ「あのマクシミリアン・ジーナス中佐とミリア・ファリーナ・ジーナス中佐の娘だし、マリアの頭の良さや実力ならいけるんじゃない?」
コミリア「そう?」
瀬名サチ「二人の両親の名声がなくてもいけるくらいだしね、行けるわよ。」
コミリアも内心不安そうであったが、同期としてコミリアの活躍を見ていた二人は・・・・
合格するのは大丈夫だと激励した。
マックスとミリアの娘と言うのもあるかも知れないが・・・・
コミリア自身の実力は高いのは、間近で見ていた二人は知っている。
優秀で凄腕のコミリアなら必ず突破できる。
フェイとサチはそう考えていた。
コミリア「さてと終わったし、風呂に入りますか。」
フェイ「そうね。入りましょうか。」
食事を終えた3人は風呂場へ向かった。
今日もいろいろとやったので汗が出た。
出た汗をすっきり洗いたい、今の3人の心境であり・・・
一回自室に戻って風呂の道具を持ってくる。
自室に戻り風呂の道具を取ると風呂場へ向かう。
風呂場に入るとシャワーを浴びて体を清める。
体を清め終わると、お湯に入る。
コミリア「じゃあまた明日ね。」
『お疲れ様です。』
風呂から上がると、コミリアはフェイとサチと別れた。
もう既に業務終了時間な為自室やバーなどの娯楽施設に行くのも良しである。
普段なら遊びに行くコミリアではあるが・・・・
ムーンストライカーに入隊するための勉強をしなくてはならない。
帰りにPXへ寄り筆記用具や航空機の勉強本を買った。
コミリア「さてと勉強しないと、忙しくなるぞ。」
早速勉強を始める。
もう課題はないから好きに勉強をやってもいい。
コミリアは机の上に航空機や戦術などの勉強を始める。
バルキリーは戦術が必要になるから無学はいけない。
そう思いながらコミリアは必死に勉強する。
数時間後
コミリア「よし終わったインメルマンターン系統の戦術パターンと編隊行動の戦術方法のパターンが完成しまぞ。もうこんな時間だし寝ようかしらね。」
就寝時間になったので、コミリアは勉強を辞めて寝る準備をする。
タンクトップとパンツのみであり、そのままベッドの中に入って寝る。
しっかり睡眠をとって入隊試験に備えなければならない。
これにてコミリアの一日は終わる。
時は進み 2031年。
コミリア「でこれが私の学生時代の一日です。」
新統合宇宙軍ムーンストライカー中隊コミリア・マリア・ジーナス准尉
ロット「もっと詳しく言えないのか!色っぽい話とか!」
新統合宇宙軍ムーンストライカー中隊ロット・シーン准尉
コミリア「言えないわよ、詳しいエピソードとかはプライバシーだし。色っぽい話はダメ!」
コミリアは無事にムーンストライカーに入隊する事が出来た。
今ではバルキリーパイロットの一人として最前線で活躍している。
他の同期達も他の現場で活躍しているらしく無事であるらしい。
とは言え今はロット・シーンと言われる相棒と飛んでいる。
とんでもないお調子者であるが、背中を任せられる相手であり・・・・
なんだかんだ言って頼りになる。
どんな戦場でも生き残れそうな自信を持たせてもらう程に・・・・
コミリア「さぁてそろそろ食事しようかしら、行くわよロット。美味しい食事が食堂で待っているわ。」
ロット「おいマリア、俺の話を聞いているのか?色っぽい話を・・・・」
コミリア「それはセクハラよ、気をつけたら。行くわよ、ロット。」
ロット「おい待てよ!マリア!」
今は相棒もいて現場にいる。
あの頃とは大きく違うのだ、環境も人間関係も大きく違う。
最初は入隊した時は不安でいっぱいだった。
仲のいい同期と別れるのは辛かった。
だけど
今は・・・・・
コミリア「さぁて頑張るか、皆のためにっと!」
大満足している。
自分のやりたい事をやっていれば、同期と別れても・・・
環境が違くても上手くやっていける。
どんなに大変な事になろうとも上手く乗り越えられそう・・・・
コミリアはそう考えており・・・・
今がまさにそんな感じである。
あの頃は楽しかったけど、帰りたいと思わない。
何故なら今があるから