奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

住まいの設計とデザインの前に基本的な場所の話し色々と・・・土地(敷地)探しの際に気を付けないといけない内容には様々な角度からの考え方が大事で不動産屋さんによる不得意分野が実は一番重要。

2020年08月16日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

建築デザイナー

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

※過去事例・土地探しでの同行時土地検討の途中風景

 

皆さんは何の為に家を建てるのですか?

それは大事な部分・・・・・。

 

 

家を建てる事が目的ですか?

それとも家を建てる事によって

得る事の出来る「何か」ですか?。

 

新たに土地を探して家を建てる場合に

イロイロと考えておかないといけない事。

 

土地探しは家づくりの過程の中でも

一番と言っていいほど重要な作業です。

 

始まりの部分ですからね。

 

敷地の形や大きさはもちろんのこと、

周辺環境などは

住まいの快適性や住み心地に大きく左右し、

その大部分は

敷地選びの段階で決まってしまいます。

 

そこで、今迄の土地探しからの話しも

踏まえて、土地探しの前に

是非知っておきたいポイントを・・・・・。

 

こうしたポイントとともに、

新しい土地や住まいでの

暮らしを具体的にイメージしながら、

土地や住まいにどのようなことを

優先的に求めるかを

整理し敷地(土地」)探しの参考になれば

幸いです・・・・・。

 

土地探しの前に

土地購入の仕方の話し・・・・・。

土地購入の仕方には

大きく分けて2通りの方法があるという事。

 

1つは、すでに住宅が完成している

建売住宅のように、

土地と建物を同時に合わせて購入する方法。

 

もう1つは、

土地を購入後に住宅を建てていく方法です。

 

土地の購入の点では、

前者は土地と住宅を

同時に購入することから

手続きや資金計画が比較的容易なこと、

後者は建売住宅で土地と住宅の両方に対して

仲介手数料がかかるところが

土地の仲介手数料だけになることなどの

メリットがあります。

 

敷地に対する法的な制限土地探しの前には、

建ぺい率や容積率といった

敷地に対してかかる法的な制限についても

簡単に確認しておく事が大切。

 

実は不動産業者もマクロ的な法律の内容は分かっていても

建築がそこに行われる際の個別または

細かな内容については「宅建士」であっても

知らない事が沢山ありますからね。

 

現に・・・今までも「知らない」が故に

建築のご依頼をいただき、

土地の状況を調べたり

視察をした際に「あぁ・・・」。

という内容の事が沢山あって

実際にプランを始めて検討するまでに

土地の違反状態の法的整理などに

2年以上掛かったケースや

故意ではないにしろ「知らない」為に

出来ない事情が発生したり・・・・etc。

 

気を付けないと大変ですよ。

 

敷地は自分のものだからと言って、

そこに自由に建物を建てられるわけではありません。

 

都市や建物の住環境

そして安全性が確保されるように、

都市計画法や建築基準法、

あるいは地方公共団体の条例などによって

敷地には様々な制限がかけられていますから。

 

そうした制限によって

その敷地で建てられる建物の規模の

上限なども決まっていますので、

希望の住まいのかたちが

実現できる敷地を選ぶためにも、

土地探しの前にそうした

ポイントも確認しておく事・・・・・。

 

そして、敷地の採光性と通気性快適な

住環境にしていくには、

日当たりと風通しの

良さはやはり欠かせません。

 

そうした採光性や通気性は、

南向きや北向きはもちろんのこと、

敷地が面する道路や隣地の状況などによっても

左右されます。

 

実際に敷地に訪れてみて

そうした点を確認するとともに、

周囲でマンションのような

高層の建物が建てられる予定がないかも

確認しておくことが今後の為ですからね。

 

しかし、四方を隣家に囲まれた

旗竿敷地に建つ場合でも

採光・通気性があまり良くない敷地でも、

建築家の腕次第で

快適な明るさと心地良い風が通る

そんな住まいにすることも可能ですので、

建築家とともに土地探しをする中で、

その敷地でどのような家や

暮らしが可能かを確認しておくと

計画の質も土地選びも

ビジョンが見えやすくなりますよ。

 

同時に周辺地域や隣地の状況新しい土地での

新しい暮らしは

周辺地域や隣地の状況にも

左右されます。

 

現地において

自分で周辺環境も確認しておくように。

 

もし可能であれば、

僕も頻繁にお話しをしたり

このブログでも書いている内容ですが

平日や週末、日中や夜間など

異なる曜日や時間帯で

どのような状況なのかも

チェックしてみるといいですよ。

 

不動産業者の「考える薄さ」も見えやすいですから。

 

さらには、晴れた天気の良い日だけではなく、

雨の日での周辺環境や敷地の状況が

どのようなものかも見ておくと

その場所のことがよりよく分かりますよ。

 

土地の形状や地盤土地探しでは

敷地の形や大きさについて

主に注目すると思いますが、

それと合わせて敷地に高低差があるかどうか、

そして地盤の状況も確認。

 

敷地の形は四角いものが

無駄なスペースを生まない

家づくりがしやすいですが、

三角地などの変形敷地、

あるいは狭小敷地など

難しい条件の敷地の形状や広さでも

工夫次第で快適な住環境の

住まいとすることも可能ですし、

そうした敷地も土地探しの

候補に入れることで

敷地の選択肢の幅も大きく広げることができます。

 

大事な範囲として

道路水道やガス、電気といった

インフラ設備がきちんと

土地の中まで引き込まれているかも

確認しておくように・・・・・。

 

特に上下水道が引き込まれているかどうか、

引き込む際には本管の許容量の有無も大事。

 

工事費用にそれらは比例してきますからね。

 

単純に敷地内に入っていないとしても

どこから引き込む必要があるのか?

距離はどれくらい離れているのか?

幹線道路からしか引き込めないのか?

様々な要件によって「工事費用」と「内容」は

変わりますからね。

 

さらには、敷地に接する道路の幅が

2m以上であること、

そして4m以上あるかどうかも大事。

 

道路の幅員によって

セットバック(道路中心後退・道路一方後退)の

必要があるなどの制約がでてきます。

 

ひとえに「土地探し」といっても

沢山の周辺要素を同時に考えながら

選定する事が重要になってきます・・・・・・。

 

考える視野を持ちながら

ビジョンを整えるように検討する事が

家の方向性も変えていきますよ。

 

住み方のデザインは

人生を変えますよね、

劇的に・・・・・。

 

過ごす環境と

空間が生み出す意味を丁寧に。

 

良い意味での暮らしに影響がある

そんな場所にデザインして

設計で整えるように・・・・・。

 

雰囲気を味わう空間となる事で

過ごす時間の豊かさをデザインしていますよ。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

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住まいの設計とデザインの入り口、建築家の仕事の一部、建築のデザインや設計、住み方の提言等だけではなくて法律上(都市計画法・建築基準法等)の取り扱い整理からスタートして家の範囲を検討中。

2020年08月03日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

建築デザイナー

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

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※橿原アトリエにて・住まいの新築建て替え計画相談中(概略のスケジュール打ち合わせ)

 

皆さんは何の為に家を建てるのですか?

それは大事な部分・・・・・。

 

 

家を建てる事が目的ですか?

それとも家を建てる事によって

得る事の出来る「何か」ですか?。

 

奈良県・広陵町にて

住まいの建て替えご相談をいただいている

住まい手さんとの

橿原アトリエでの打ち合わせ。

 

先月、ホームページからお問い合わせをいただき

何度かご相談を重ねつつ

計画地の簡単な視察と現状把握

地域を管轄する行政での調査や検討を経て

この日は家づくり全体の

スケジュールを色々と・・・・・・。

 

家づくりの際、リフォーム(リノベーション)でも

新築でも全体の

スケジュールを調整する事は大切。

 

土地を買って新築で建てる場合も

中古物件を買って古家を取り壊して建て替える場合も

逆にそれを利用して中古住宅をリノベーションする場合

元々住んでいる家をそのように

リノベーションする場合

そして元々住んでいる家を取り壊して

建て替えをする計画の場合・・・・・etc。

 

今回は元々のお屋敷、

敷地内にある中の何棟かを残して

屋敷内・・・・・その一部を取り壊して

土地・敷地内での建て替え計画ですよ。

 

状況により様々な「建て替え」の内容がありますが

広い土地の中でも、

その土地の使用方法や建てる建物の内容

そして残す建物、解体する建物等の

位置関係や周辺道路との取り付きの状態など

様々な要因により「実際に建てる建物」の規模や

形態等もデザインのカタチだけの考え方では無くて

物理的要因以外に法律的要因によっても

様々な内容が制限として付け加えられて

建物のボリューム計算もデザインも

設計計画も変わってきますからね・・・・・・。

 

イメージを意識しながらも現状の

要因を整理整頓する時間。

 

今回、住まい手さんご夫婦との打ち合わせは

そういう部分での相談事項の整理整頓

「まとめ」と今後の「予定」についての

打ち合わせでしたよ。

 

建築地 奈良県広陵町

住まい手 Yさま

プラン・設計・監理 建築家 山口哲央

施工・管理 未定

 

そして今はその「建て替え」の内容と

計画土地のどの部分に、どんな範囲で建て

既存の複数棟ある建物の影響範囲、

どの部分を意識すべきかを含めて

相談中ですよ・・・・・。

 

家づくりの計画内容で加味すべき範囲と

法律上(建築基準法・都市計画法)の

意識しておかないといけない

条件整理の範囲。

 

様々な要因を加味しながら

今回、住まい手さんご夫婦から

オファーをいただいている内容と

家全体のイメージとしての「和モダン」を視野に

暮らしの器としての家の役目の条件整理も

準備しながら視野を的確に適切に・・・・・。

 

丁寧に暮らしの器としての家づくりの

基本計画をスタートですよ。

 

先ずは土地の利用範囲・既存解体の解体範囲

そして全体像の整理から・・・・・。

 

広い土地の内、道路から離れた位置で

計画するべきか、

逆に道路に近い位置に

計画するべきか・・・・・・。

 

土地(敷地)そのものへの投資の範囲も視野に

考える範囲を検討中ですよ

そしてそれによって変わる

工事範囲の話しも基本計画に・・・・・。

 

住み方のデザインは

人生を変えますよね、

劇的に・・・・・。

 

過ごす環境と

空間が生み出す意味を丁寧に。

 

良い意味での暮らしに影響がある

そんな場所にデザインして

設計で整えるように・・・・・。

 

雰囲気を味わう空間となる事で

過ごす時間の豊かさをデザインしていますよ。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

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家を建てる前に考える範囲の暮らしの始まる場所として土地探しの範囲で気を付けなければいけない内容の一つに「どの範囲」まで考える視野を持つべきか・・・設計デザインの感度と勘所同様に。

2020年06月28日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

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※中古物件視察・玄関アプローチ周辺の既存状態

 

暮らしの場所への

意識の感度という

デザイン思考のカタチと奥行・・・・・。

 

皆さんは何の為に家を建てるのですか?

それは大事な部分ですよ。

家づくりの

全てのゴールに繋がる根本的な・・・・・。

※中古物件視察・室内縁側から見える庭のある風景

 

家を建てるのが目的ですか?

それとも家を建てる事によって

得る事の出来る「何か」ですか?。

 

家を建てるにあたり、

第一に考えねばならないのが、

土地の問題ですよね。

 

いくらデザインや間取りに工夫を凝らした素敵な家を建てても、

ある意味では立地の条件が

暮らしのニーズとある程度一致していなければ、

暮らしの魅力も半減してしまいます。

 

勿論設計やデザインでの付加価値や

工夫があったとしても

そもそも「暮らし」は家の中と外、

庭で成立するものではなくて

家の周辺・・・・・・。

 

例えば通勤や通学、

道路の関係でもある移動や

普段の生活時間帯、

生活範囲・・・周辺の状態も含めて

朝・昼・夜での違い等

生活の地域という意味で・・・・・。

 

それに何と言っても、

土地はその場所にしか無いもの。

家をリフォームするように、

それ・・・そのものを違ったものにすることは

なかなか大変。

出来ないことはありませんが、

必要性がどこまであるのか・・・・・・。

 

簡単に買い替えができるものではありません。

暮らしを、心から満足ゆくものにするためにも、

建てる土地のことを十分に考えておくべきです。

 

そういう意味で、

今から土地探しを始める方のために、

失敗しない土地選びのノウハウを・・・・・。

 

僕も色々な失敗した人を見てきました。

勿論最終的に当方で

家づくりを終えなかった人達。

 

アドバイスの意味は最初の段階には

理解できにくいものですが

その人にとっての本質を考えないと

住まいはただの家のカタチだけですからね。

 

土地の使い方も含めて・・・・・・。

 

話詩が少しそれましたが

元に戻して、

優先順位を見極めるという事。

 

「駅近」「この学校の校区内を」「閑静すぎるのは治安が心配」「前面道路は広く」など、

まずは一通りの要望をリストアップしてみる事。

 

何が目的で「その場所」を選定するのか?

これらは、いずれも大切なことですが、

条件すべてを備えた土地は

ある程度人気も価格も高いもの。

 

そこで、大きさや価格、利便性、住環境など、

あなたにとってどれが最も大切な要素なのかを、

改めて検討するのです。

 

車での移動がメインなのか

自転車、バイク、徒歩なのか・・・・・。

バス、タクシー、電車等?。

 

その際、今お住まいの土地の、

どこが好きかを見直してみるのも

基準になると思いますよ。

 

いったん優先順位を決めたら、

見つからなかった場合の事も考えて

範囲を調整する事も前段階で。

 

予定を考えるという事です。

想定の範囲がどれほどのものなのか?

それにより

最低限「守りたい部分」を決めておくという事。

ぶれないことが大切です。

あれもこれもと目移りするうちに、

本当にかなえたかった目的から

外れてしまいかねませんからね。

 

そしてその決めた最優先事項については、

俯瞰で考える様に・・・・・。

 

全体像が理解できないと

小手先の考え方になりますからね。

 

例えば「土地の整備」について。

擁壁や土留めが本当に必要なのかどうか?

自然に触れて暮らしたい・・・・・。

という場合は、擁壁や土留めを

計画する事自体がどうなのか?

という側面もありますよね。

危険ではない傾斜で樹木や植樹

緑の潤いをつくる事も考え方の一つ。

 

多角的に「モノゴト」を捉えないと

これが土地探しで

失敗しないための重要なところ・・・・・。

 

何のために家を建てるのか?。

どんな環境を望み暮らすのか?

その為にはどのような方法があるのか?

小さな枠内、不動産の枠内で考えるのか

建築と暮らしと住み方を融合して

俯瞰で視野を生み出すのか・・・・・。

 

どちらにしても、

建築費用も、土地費用も

土地価格と建物価格の適切なバランスを踏まえて、

全体的な資金計画を含み計画性を持つ事です。

 

そうしないと、

素材吟味も時間の使い方も

焦りすぎると

建築段階で資金不足や

計画性の無さから

破綻が生じてしまう恐れがありますよ。

 

また、好条件の土地ほど競争も熾烈です。

建築費用の見積もりに手間取り、

「せっかく見つけたお気に入りの土地を、他の人に購入されてしまった!」

なんて残念なことにならないよう、

土地探しと並行して、

建てたい家の予算と方向性も吟味。

 

建築の見積もりは

かなり時間が掛かります。

単純ではないので

だからと言って概算すぎる概算では

実際の予算とはかけ離れますからね。

 

何が可能で何が不可能なのか?

冷静に考える視野を持つ事は

家づくりには大切な「能力」ですよ。

 

居心地のデザインとして・・・・・。

 

意識改革しませんか?

土地とその周辺が持つ

住み方の意味と価値のあり方を。

過ごし方の密度と質感のある暮らし。

 

過ごす環境と空間が生み出す意味を丁寧に。

 

良い意味での暮らしに影響がある

そんな場所にデザインして

設計で整えるように・・・・・。

 

暮らしの環境を紐解きながら

住まい手さんに見えていない

現実と理想のギャップを詰めながら

暮らしの「質的向上」をいつも提案中ですよ。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

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土地を探して家を建てる・新築工事での考え方の持つべき視野の範囲にも計画性が大切ですよね・・・見えない範囲を考えることの大切さ、例えば土地だけではなくて環境と周辺への範囲での意味。

2020年06月24日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

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※新築計画土地をCGで復元して新築プランの検討段階に

 

皆さんは何の為に家を建てるのですか?

それは大事な部分・・・・・。

家づくりの全てのゴールに繋がる根本。

 

家を建てるのが目的ですか?

それとも家を建てる事によって

得る事の出来る「何か」ですか?。

 

家を建てるまでの最初の段階での話し・・・・・。

土地を探して建てる場合にも

色々な段階がありますよね。

 

注文住宅で知っておきたい

土地の探し方について、

いくつかポイントがあります・・・・・。

 

住宅の新築。

 

建てる前に考えておくべき範囲と

事前に十分検討する必要がある範囲。

 

土地探しからの注文住宅の一番のメリットは、

自分の建てたい地域を選び

その場所に住宅を建てることができることです。

 

しかし、都合よくそのような土地が見つかる可能性は、

その探している場所によって大きく異なります。

出来る事であれば「地域に密着」している

不動産業者さんを選ぶことで

異なる選択肢も発見出来たりします・・・・・。

 

個人的に地主さんが広域情報としてではなくて

依頼している事もあるからです。

そういう部分も視野に入れながら

選択肢を検討する事も重要だったりしますよ。

 

そして、自分が建てたい地域などが

決まっている場合は、

休日などにその周辺を歩いて回ってみる事も大切。

 

その対象の土地だけを見るのではなくて

周辺を探すという視野。

 

近所の様子なども知ることができるのでおすすめです。

最寄駅から歩いてみたり

通学路の様子や近くのスーパー、

小売店や医療関係、公共施設からの距離関係や周辺・・・・・etc。

 

良いと思っていた場所でも

少しイメージと違っていたという発見もあります。

 

事前に自分の足で

調査してみることが重要なポイントになります。

 

日曜と平日の違い、

そして朝・昼・夜での周辺状況の違い等。

 

昼は賑やかでも、夜になると

少し心配・・・・・というケースもありますよね。

外灯が少なかったり、人が少なかったり。

 

時間がある時に周辺を通ってみる。

面倒で手間かも知れません。

でも・・・これから住むという事を考えると

大事な時間になるはずですよ。

そういう手間の部分が・・・・・・。

 

休日の昼間などに散歩しながら歩いて行って、

その近所の人に話しを聞いてみるのも大事。

 

その地域に友人などがいる場合は、

そこから話しが繋がるケースもあります。

 

特にお年寄りなどの知り合いがいれば

話はより深くなると思いますよ。

 

探し方や周辺の調べ方には

様々な方法がありますが、

一番重要なのは実際に住んでみて

後悔しないかということです。

 

不動産業者さんに案内されて

※一番土地と周辺の状況が良い時間帯に案内されることが多いです。

見学してみたときは良かったが、

実際に住んでみたら

思っていたのと違っていたということもあり得ます。

 

建築の計画前に土地の計画性の大切な時間。

本当に時間的に余裕があり

土地の地主さんもや販売元が協力的であるあらば

出来る限り季節や時間を変えて

土地に対して余裕をもって

確認してみることをお勧めします。

 

そして建築の行為以外に

必要となる工事の有無もしっかりと・・・・・。

状況によっては、建築費の半分程度

土地の購入費以外に

土地の整理や整備に費用がかかる事ありますからね。

 

欲しい土地が見つかると、

欲張りになる事・・・ありますよ。

造成費の見込みはいつも「お知らせ」していますが、

人によっては、

その意味が視界に入らない事もありますから。

 

認識と視野も大切に。

 

過ごす環境と

空間が生み出す意味を丁寧に。

 

良い意味での暮らしに影響がある

そんな場所にデザインして

家だけではなくて

住み方の場所を

設計で整えるように・・・・・。

 

暮らしの環境を紐解きながら

住まい手さんに見えていない

現実と理想のギャップを詰めながら

暮らしの「質的向上」をいつも提案中ですよ。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

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設計の仕事とデザインの可能性を考える事と同時に大切な土地・敷地を考えるという事・・・家を建てる前の段階として土地を準備する際に大切な順番と考え方の意味。

2020年06月13日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

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設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

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※土地探し中・・・・・。

 

皆さんは何の為に家を建てるのですか?

それは大事な部分・・・・・。

家づくりの全てのゴールに繋がる根本。

 

家を建てるのが目的ですか?

それとも家を建てる事によって

得る事の出来る「何か」ですか?。

 

家を建てるにあたり、

第一に考えねばならないのが、

土地の問題ですよね。

 

いくら住まいの設計に関して

デザインや間取りに工夫を凝らした素敵な家を建てても、

立地の基準がそこにきちんと

反映で来ているのか?。

 

そうでは無ければ、

家にも暮らしにも魅力が

半減してしまいますよね。

 

それに何と言っても、

土地は高額なもの。

 

簡単に買い替えができるものではありません。

 

暮らしを、心から満足ゆくものにするためにも、

建てる土地のことを

十分に考えておくべきです。

 

今から土地探しを始める方のために、

失敗しない土地選びのノウハウを・・・・。

 

優先順位を見極めㇽという事。

「駅近」「この学校の校区内を」

「閑静すぎるのは治安が心配」「前面道路は広く」など、

まずは一通りの要望を

リストアップしておく事・・・・・。

 

これらは、いずれも大切なことですが、

条件すべてを備えた土地は

人気も価格も高いもの。

 

そこで、大きさや価格、

利便性、住環境など、

あなたにとってどれが最も大切な要素なのかを、

改めて検討するのです。

 

その際、今お住まいの土地の、

どこが好きかを見直してみるのも

基準になる大切な価値観。

 

いったん優先順位を決めたら、

決してぶれない部分を

検討しておく事も大切です。

 

あれもこれもと目移りするうちに、

本当にかなえたかった目的から

外れてしまいかねませんからね。

 

一度決めた最優先事項については、

俯瞰でかんがえるように。

 

全体像が理解できないと

小手先の考え方になりますからね。

これが土地探しで

失敗しないための

重要なところ・・・・・。

 

何のために家を建てるのか?。

建築費用も含めた

資金準備を予算に関しては、

土地価格と建物価格の

適切なバランスを踏まえて、

全体的な資金計画を行うように。

 

そうしないと、

建築段階で資金不足や

破綻が生じてしまう恐れがあります。

 

また、好条件の土地ほど

競争も熾烈です。

建築費用の見積もりに手間取り、

せっかく見つけたお気に入りの土地を、

他の人に購入されてしまった!なんて

残念なことにならないよう、

土地探しと並行して、

建てたい家の予算も、

計画する部分の優先度等も

ある程度計算しておき、

土地を見つけた際には

契約にはためらいなく

スピーディに動けるよう、

準備しておくことも計画性から考える

大切な準備の中身。

 

良い意味での暮らしに影響がある

そんな場所を見つけて

家と暮らしと住み方をデザインして

設計で整えるように・・・・・。

 

暮らしの環境を紐解きながら

住まい手さんに見えていない

現実と理想のギャップを詰めながら

暮らしの「質的向上」をいつも提案中ですよ。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

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現場進行中の住まいの新築工事・・・(仮称)斜めの壁と移動する視界が居心地を印象操作する和モダンの家、住まい手さんご夫婦と現場でコンセント・スイッチ類の確認打ち合わせリアルサイズでの使い勝手指南を。

2020年06月12日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

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設計とデザインのチカラで

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皆さんは何の為に家を建てるのですか?

それは大事な部分・・・・・。

家づくりの全てのゴールに繋がる根本。

 

家を建てるのが目的ですか?

それとも家を建てる事によって

得る事の出来る「何か」ですか?。

 

奈良県橿原市内で新築工事中の

(仮称)斜めの壁と移動する視界が居心地を印象操作する和モダンの家

 

今回現場施工管理の建設会社は「株式会社 都建設」

 

施主・住まい手 S田様

設計・監理   建築家 山口哲央

施工・管理   株式会社 都建設

現場では棟上げ後の

大工棟梁作業がメインで進み、

室内の骨組みが外部形状と一体となり

家のカタチが見えやすい状態・・・・・・。

 

外部の窓(サッシ)も取りつき

室内から外側への視界も

イメージがしやすい状態に。

 

窓のサイズと位置は建物の外観も左右しますが

住み心地も左右しますよ。

窓・・・今回は「エクセルシャノン社」

商品をセレクトしていますよ。

https://www.excelshanon.co.jp/

省エネ・健康住宅にて独特の存在感があり

白も印象的な幅の広いサッシ枠を

どのように取り入れるのかによって

室内の雰囲気も「それ」も変わりますよ・・・・・。

 

部材や資材、素材採用の経緯は

それぞれの物件、

建物の立案時の内容や暮らしの趣によって

毎回異なりますが、

それぞれに「fit」するかどうかは重要で

住み方の質にも関係する部分ですから・・・・・。

幅広い内容からの選択の積み重ねが

家も暮らしも良い意味で変えていきますから、

一時的な事柄や見える範囲のモノゴトだけで

考えたり決定するのは控え、

家づくりのパートナーから

意味のある意見は大事に。

少し話しはそれましたが

この日は現場にて住まい手さんご夫婦と

室内のスイッチやコンセントの

位置関係や使い勝手をリアルサイズで

検討のところ・・・・・。

こういった部屋だから「これ」という考え方ではなくて

何をする場所なのか?

普段の生活を基準に

新しい家での生活の場を思い浮かべながら

使い方の部分を視野に

位置確認と調整の打ち合わせ中ですよ。

人の移動の範囲を模索する事。

 

間取りやプラン検討時の家具レイアウト

人の移動の為の動線計画が

こういった打ち合わせの際にも

連動してきますよ。

 

歩いてそれぞれの部屋に入る

又は部屋から出る際の

スイッチの入り切りの動き。

 

生活には自身でも気づかない「癖」が

存在しています。

そういう部分も紐解きながら「使い勝手」の思い込みを捨てる事。

大事ですからね・・・・・・。

 

実際にその場でスペースが1/1である

リアルサイズだから気付く事

沢山ありますよ・・・家づくりの過程では。

 

だから現場での打ち合わせはすごく大切。

計画で決めたからといって

現場へ出かけずに

全て自動的に家が出来上がっていく訳ではない事

理解しておく事とそうでは無い事での差は

後々住み始めてから「その差」が生まれますからね。

 

注文住宅だから大切にしておく時間。

既にこの時間は夜。

現場で時間が掛かっても

紐解く状態をきちんと「流れ」として・・・。

2階部分から落ちないように

この時用に「板」置いていますが

子の部分・・・・LDKとつながっている吹き抜けスペース。

 

この吹き抜けスペースにも意味があり

LDK空間から眺める範囲は

暮らし方の時間を彩る装置になりますからね。

 

その話しはもう少し工事が進んで

状態が見えた時に。

 

良い意味での暮らしに影響がある

そんな場所にデザインして

設計で整えるように・・・・・。

 

暮らしの環境を紐解きながら

住まい手さんに見えていない

現実と理想のギャップを詰めながら

暮らしの「質的向上」をいつも提案中ですよ。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office

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実は内緒ですが(仮称)斜めの壁と移動する視界が居心地を印象操作する和モダンの家というタイトルで・・・裏シーンも生み出すようにデザインと設計の魔法を施した家は祝上棟。

2020年06月01日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

※現場棟上げ直後の外観

 

皆さんは何の為に家を建てるのですか?

それは大事な部分・・・・・。

※昨年の第一段階時の提案デザイン設計外観パース(現在は一部プラン変更後外観白ベースに変更)

 

家づくりの全てのゴールに繋がる根本。

家を建てるのが目的ですか?

それとも家を建てる事によって

得る事の出来る「何か」ですか?。

 

基本的には僕は建築家・住宅作家として

仕事をお受けする条件の部分でもありますが・・・・・・。

 

暮らしを整え生活の環境を、

暮らしの基盤をデザインする為にも

そこは大事な部分なので。

 

そんな暮らしの器としての家づくり。

こちらの住まいも「祝上棟」の段階に・・・・・。

 

奈良県橿原市内で新築工事中の

(仮称)斜めの壁と移動する視界が居心地を印象操作する和モダンの家

 

今回現場施工管理の建設会社は「株式会社 都建設」

 

施主・住まい手 S田様

設計・監理   建築家 山口哲央

施工・管理   株式会社 都建設

 

現場ではその日一日の作業を終えて

上棟式の時間に・・・・・・。

 

家族の暮らしを支える住まいの骨格が

一旦組みあがり、

しばし良い意味での余韻も。

 

簡易ですが、関係者が揃い、

記念すべき良き日に・・・・・・。

家族それぞれの想いを書き示した

思い描く暮らしとご縁を家の中心に。

 

そして勿論「御幣」も家族の暮らしを

しっかりと見守る為に家の棟木へ

しっかりと備え付けられましたよ。

 

今後は現場での作業が着々と

リアルに進んでいく段階に・・・・・・。

 

実は先日も・・・アトリエにて

少し昇華の為の打ち合わせもあったのですが

それはまたの機会に。

 

外観を整える事も大事

勿論同様に内観も整えることも大事。

 

それぞれ過ごし時間を重ねる部分は

家全体に散りばめた「工夫の質」が生み出す

一種の魔法ですからね・・・・・・。

 

 

吹抜けのポイント部分。

吹抜けの空間が受け持つ今回の役目。

 

その都度・・・「吹き抜け空間」が持つ意味は異なりますよ。

間取りも違えば環境も

過ごし方が持つ意味もそれぞれ、

その都度

異なりますからね・・・・・・。

 

単純ではないんですデザインの意味は。

 

時間を操作する「仕掛け」としての

吹抜けの役目。

 

明るさだけでも開放感だけでもなく

時間を生み出す「装置」となる空間。

 

周辺要素も関連付けて空間構成の意識が大切。

その意味はまた「概要」が

リアルに見えてきた時点で・・・・・。

 

どんな暮らしのシーンを想像しますか?

それが「過ごし方」を変える部分であり

家が建つことによって「得る」事の出来る

環境や関係性から生まれる「シーン」と未来のカタチ。

 

想像する事は大事で

カタチの意味もセレクトも

そこにつながっていきますからね・・・・・・。

 

暮らしのカタチをデザインする意味を大切に。

 

設計デザインの価値基準として、

家で過ごす時間を丁寧に考えてみませんか?

 

部材と素材の集合体が

建築の空間である事・・・・・・。

 

良い意味での暮らしに影響がある

そんな場所にデザインして

設計で整えるように。

 

暮らしの環境を紐解きながら

現実と理想のギャップを詰めながら

暮らしの「質的向上」をいつも提案中ですよ。

 

 

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建て主目線+αの提案・・・・・。

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随分前の新聞なのですが、コラボ企画での告知の内容を大切に保存してくださっていたようで・・・面談のご予約をいただいていたご相談者さんが鞄から取り出したのは。

2020年05月12日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

※コラボ企画以外の新聞記事部分の内容も大事にファイリングしてくださっていました

 

週末に、ご予約をいただいていた

ご相談者さん・・・・・。

 

随分昔の新聞なのですが、

ずっとその新聞を

保管されていたそうで。

 

いよいよ山口先生に

ご相談が出来る状態になってきたんですよ。

 

おもむろに「この新聞」を

鞄から取り出して

これまでの「想い」を

いろいろと・・・・・。

 

実際の計画までにはまだまだ先の「色々な解決」が

必要になりますが

先ずは「面談を・・・・・」と

思ってくださったようで

有り難いです・・・・・・。

 

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家を建てる時に一緒に考える外構(庭)の事色々と・・・広い庭・狭い庭・住宅地の庭・郊外の庭・密集地の庭等色々な環境と家と暮らしの関連は庭と家のバランス設計とデザインで拡張の意味。

2020年04月26日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

住宅の新築、注文建築で

一戸建てを検討しているなら、

庭の存在も大事ですよね・・・・・。

 

狭小地であっても、一般的な住宅地であっても

広い敷地(土地)であっても

どのように使うのかによって

その庭の存在も変わりますが、

生活環境の一部になるという事・・・・・。

窓からの眺めもそうだし

逆に道路などからの見える位置関係もそうですし。

 

 

庭があると、

友人や親せきを呼んで

土間やテラス、ウッドデッキや縁側を

使ってバーベキューを楽しんだり、

窓から見える風景の一部や

玄関までのアプローチや道路の際面などで

ガーデニングを楽しんだり、

庭を使って子供を外で安全に遊ばせることもできます。

 

 

もちろんそれだけではなくて

趣味の活用スペースだったり

スポーツの練習に使ったり、家庭菜園だったり・・・・etc。

庭はさまざまな用途がありますので、

上記のように楽しみが膨らみますが、

庭の良い所はそれだけではありませんよ。

 

庭がある家のメリット・・・・・。

まず、庭があることで

窓のサイズや数が増えやすくなるので、

家の通気性も良くなります。

 

窓を開けて、庭からの

気持ちのいい自然の風や採光を

期待する事ができやすくなります。

 

さらに、庭があることで

多くの太陽光を取り入れることができます。

土地が狭いからと言って

近隣の家までギリギリの間隔にしますと、

うまく太陽光が取り入れられずに

家全体が暗くなってしまうでしょう。

 

庭をつくる際には

南側に拘らずに

どういう距離感をもって場所の活用をして

どのような部屋を室内に構成するのか?

そこをリンクさせて庭を考える様に・・・・・。

 

日本では南側信仰が一般的ですが

借景を整えたり

見えやす方向、向きとして適切

家の正面をどう考えるのか?

それらにより、採光の確保できる時間帯や距離

家を建てる敷地が同じであっても

レイアウトや部屋の構成で環境が変わる様に

状況は色々とあるという事・・・・・。

 

日中に多くの太陽光を取り入れる環境が良い場合もあれば

逆の環境の方がいい場合もある。

勿論「法規」には逆らわないようにですよ。

 

庭で洗濯物を干すこととの内と外の連動性や

リビングやテラスでの

日向ぼっこを楽しむことができる環境。

 

さらに、お子さんがいる家庭ですと、

お子さんを庭で遊ばせることができます。

近年は公園が近くに少ないなど、

公園不足が深刻化しています。

 

だからと言って子供だけで

遠方の公園で遊ばせるのは

昨今を考えると不安ですしね・・・・・。

 

庭でお子さんを遊ばせることができたら、

不審者に遭遇する心配もありませんし、

急な飛び出しにも対策を練りやすくなりますし。

 

親の目の届く範囲で

安全にお子さんを太陽の下で

遊ばせることができる庭も

暮らしを豊かに感じる住まい方ですよね。

 

このように庭で趣向を楽しむ以外にも

多くのメリットが存在しますが、

反対にデメリットも存在します。

 

まず、コストの面で

庭を作るのと作らないのでは

作る方が費用が高くなります。

 

庭を作る上でコストが掛かる。

これは仕方ありません。

 

 

そしてあまり注目されないことですが、

庭を作ることで窓も増えやすくなりますから、

断熱効果や遮熱効果が低くなることがあります。

 

断熱効果や遮熱効果が低くなるということに関しては、

それぞれに性能の高い効果の出る

窓を取り付けることで

対処したり、

庇や下屋、建物のカタチや庭木等を活用した

対応策を考えたり・・・・・。

 

また庭によっては頻繁に

手入れが必要な場合もあります。

 

庭を作るのでしたら

きれいな状態を保ちたいですよね。

 

ですので、庭を作ることを決めたら

本当に使うかとうか・・・・・・。

具体的に庭で何をしたいのかを

考えてみるのが大事・・・・・。

 

使わなければ「別のエリア」の方が

活用出来るケースもありますよね。

 

変な言い方をすると

家を狭くしてまで庭を作るのですから、

庭の広さや形状をどう使うのか?

が想像だけの良さではなくて

実際にそれが可能なのか、どうなのか?

 

家を建てる、庭をつくる際の

欲求だけではなくて

冷静に「それ」の意味を見ておく事も重要。

 

ガーデニングを楽しむのか、

趣味のバイクを整備するのか

スポーツの練習をするのか

それともペットの家を設置して

ペットと遊ぶのか・・・・・。

 

子供と思いっきり遊ぶのか、

アウトドア家具をレイアウトして

アウトドアリビングやダイニングを楽しむのか

家庭菜園を楽しむのか

家の庭で「グランピング」を楽しむのか・・・・・。

眺める庭が必要なのか?

 

それらで全く変わってきますよね。

目的を明確にしてから

庭を作ることで愛着を持ち、

デメリットを気にせず

庭の良さを存分に堪能できる趣を

どのように考えるのか・・・・・・。

 

家と庭の関係性はそういう意味での連動が

過ごし方を変えると思いますよ。

 

家の外側も生活の環境。

一つの暮らし方を変える

状況づくりかも知れませんよ・・・・・。

 

暮らしの環境を紐解きながら

住まい手さんに見えていない

現実と理想のギャップを詰めながら

暮らしの「質的向上」をいつも提案中ですよ。

 

 

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家と間取りと環境と暮らの調和・・・半自給自足と郊外の豊かさを楽しむ暮らし方のイメージを相談しながら昇華の途中に素材の事色々と検討中、吉野杉の家・設計デザインに意図を。

2020年04月05日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

※外観イメージ図(一部昇華の途中)

 

住まいの設計とデザイン

暮らしを考える事色々と・・・・・。

注文住宅を建てようと考えている。

リノベーションを考えている・・・・・etc。

仕上げって気になりますよね。

室内でも室外でも印象が変わるという事

居心地に直結する。

 

絶対にこれが良いという事では無くて

選択という事ですけど。

 

家のイメージや暮らし方

そして元々考える価値観や

生活・暮らしの文化、

水準や様々な分岐の位置づけも

ありますけど、

元々の感性の部分もありますしね。

 

外壁や内壁に使う素材の件でも相談したり。

 

(仮称)葛城でスローライフと薪ストーブを楽しむ吉野杉の家新築工事

 

程よくミニマムで見せかけの自然ではなくて

本来の自然をコアに持つ

意識の住まいになるといいなと思うんです。

 

完全な自然素材になると難しい部分もありますけど

色々なバランスの部分もあるので

そこは住まい手さんとの相談を重ねつつ・・・・・。

 

暮らしに対して正直な住宅を建てる際には、

皆さん・・・素材選びは

悩ましいかもしれません。

 

現実と理想の調整の範囲も含めて。

 

特徴や性能をおさえて、

導入を検討したいですよね・・・・・。

自分達家族にとっての最適解を。

※室内イメージ図(一部検討の途中です)

 

今思う室内の壁仕上げ・・・・・・。

理想形は漆喰かなと思うんですが。

色々な兼ね合いありますけど

日本では長い期間伝統的に

使われてきた素材の一つ。

 

消石灰と呼ばれる焼いた石灰石に

水を加えた水酸化カルシウムを

原料としています。

 

この水酸化カルシウムには、

年月を経るとともに

もとの石灰石に戻ろうとする

性質があるのです・・・・・実は。

 

そこで、漆喰を使った壁は

そのまま放置しておくことで、

固く丈夫に変化する強みがあります。

 

漆喰の性能としても、

考えておきたいところに

どのような機能面での強みがあるのか?。

 

主に、調湿性に優れている

清浄作用がある点が挙げられます。

 

調湿作用がある漆喰をはじめとする自然素材には、

周辺環境の湿度を一定に保とうとする

機能があり、

湿度の高い状態であれば、

湿気を取り込むという事です。

勿論・・・飽和するケースもありますよ。

 

どんな素材でも万能は無いので。

 

反対に・・・乾燥しているときには

湿気を放出して部屋の湿度を調節します。

 

湿度が高いと、

疾患の原因になりうる

カビなどの繁殖を

引き起こしやすくなりますよね。

 

逆に乾燥状態が続くと、

肌荒れの恐れも高まるものです。

 

また、ウイルスの活動も

高まってしまう事等も

実際には分かっていますよね・・・・・。

 

僕たちも仕事柄

厚生労働省・国土交通省関連での

色々な「意味」を受け取りながら

調整していますから。

 

その課題を改善する上で、

漆喰の性能は大きな役割を

果たすといつも思っています。

でも・・・現実に使えるケースは少ないんです

色々な要因もあり。

 

ある意味・・・・「現代的な人間」が多い、

だからそういうケースが多いのかもしれませんけど。

制度や法律が逆行している

そんなケースもありますし。

 

その都度建築主事に確認しないと

いけないケースがほとんどだったり・・・・・。

たまに何のための「告示」と「大臣認定」?

と思う事もありますけどね。

現実問題の部分で・・・・・。

 

凄く脱線がちですけど

話しを元に戻しながら・・・・・。

 

調湿作用は室内環境には大事ですしね。

こういった極端な環境変動「素材の選択」で

抑えることにつながりますよ。

 

結果的に、過ごしやすいだけではなく、

健康にも良い家に

近づける事もありますよ・・・・・。

 

漆喰にある清浄作用を頼るという意味

だけではないですよ・・・・・。

 

基本性能とそれの使い方と

その場所の継続というところ。

勿論「珪藻土」もその他にも自然に近い素材の事。

身体にとって良いものが素材として使われて

その空間に囲まれるという価値観と

古来の素材を使うという意味。

 

性能には、調湿作用・清浄作用などがありますが

暮らしにとって、

何が魅力的であるのかを

考えながらです・・・・・・。

 

意識する事で見えてくる

暮らしのカタチがありますから・・・・・・。

 

居心地の差を感じる住まいのデザインを

考えてみませんか?。

 

暮らしの環境を

紐解きながら「デザイン」の提案と

暮らしの質的向上をいつも提案中ですよ。

 

 

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提案の事、暮らしの事、環境の事、住まいの事・生活のある場所の質感と毎日の暮らしと居心地、過ごす場所が変われば心身の心地も変化しますからいつも空間の「意味」をデザインしています。

2020年03月05日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

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※中庭的空間のあるLDKと開放感デザインの吹き抜けがある家提案デザインCG事例

 

引っ越しをしたり、新しいところへの家づくり・・・・・。

勿論、学校を卒業したり

実家から出ることによる「新しい」生活環境、

逆に子供が生まれて実家での

新しい暮らしが始まるという

意味での生活環境の違い・・・・・etc。

 

暮らす場所や環境による

生活の違いがありますよね。

 

生活の環境や内容が変われば

毎日の暮らしの質も

変わりますよね・・・・・。

 

家とは「その前提条件」がいろいろと大切。

考えるべき質の向上という意味で。

 

住宅は健康な家庭生活を営むための器であり、

使い方や使い勝手を踏まえて

機能的であること、

地震や火災にも安全であること等は大前提です。

 

しかし、それのみではなく「精神的」な

豊かさや楽しさを感じることのできる

その人の暮らしの価値観に応じた意味での

美しい建築でなければ・・・・・と考えていますよ、

いつでも丁寧に。

 

そのためのプランや提案、

設計の内容の加味と

打ち合わせの意味・・・・・。

単純に「時間を長く」という意味では無くて

質的に密度のあるという意味で「時間を丁寧に使い」

コミュニケーションを取りながら

想像を創造にかえていく経過を

大切にしていますから・・・・・。

 

その時々の安全性や機能性を持ちながら、

不変的な「快適さを含むオリジナル」が

最も重要なことと考え、

オリジナルに向き合う

そういうデザインが提案出来る様に・・・・・。

 

暮らしの価値観を大切に

設計を昇華していますよ、

いつでも丁寧に。

 

日々の暮らしにも

そういう視野と感性と認識が

大切だと思いますから・・・・・。

 

今も新しい暮らしのかたちに向けて

開放的な暮らしの空間をイメージしつつ

住まい手さんの暮らしの環境を

紐解きながら「デザイン」の提案と

暮らしの質的向上の提案を・・・・・。

 

 

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建築家・建築士の視点から考える土地探し(敷地)の色々な事、毎日の暮らしを支える大事な家づくり検討・デザインや設計の骨格にもつながる土地の仕組みから読み取る法規と物理的、インフラの部分

2020年03月02日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ

※事前の埋蔵文化財発掘調査が必要だった土地の事例

 

暮らしの環境を考えるうえで

住む場所の観点は大切ですよね。

 

現在、土地探しからの

ご相談を数件いただいています。

※古い建物付き土地で土地購入前に現地を念入りに調べて建物解体前の調査で隣接地の隠れた状態を事前に把握していたので土地造成費を前もって検討出来た土地の事例

 

その際、土地探しからの相談をした場合、

山口先生には

どのような事をしていただけますか?

費用はどの時点で発生するのですか?

とご質問を頂く事が多いので、

ご参考までに簡単に・・・・・。

※根本的に不動産会社に「インフラ」を騙されていた事例

法律上の制限と物理的条件で2年の歳月で実際建築可能な土地へリカバリーを施した土地

 

土地探しからのご相談とは、

土地そのものを探すお手伝いもそうですが

不動産会社とは別の法律的知識と土地の知識、

先を見据えた視点をもっているので、

建築家・設計者の立場から、

起こりうる「内容」を想定して

候補にあがっている土地について

助言させていただき、

計画のお手伝いをさせていただく事です。

 

土地を探している時、

本当にこの土地で

未来を託してよいのか?

希望する内容の建物が建てられるか?

不安になる事があると思います。

 

それを解消するために、

実際に運用される法律・規制の内容の確認、

簡単なボリュームチェックを行い、

およその形や階数、

面積を算出し、

工事の際に起こりうる「仮設工事」の部分も含み

購入前に家のイメージを

つかんでいただきます。

 

間取りや意匠的プランは

その段階ではつくりませんけどね。

 

そうする事により

土地購入決定後には

具体的な斜線を含めた

高さ制限や外観の規制や色の規制、

材料の規制などで

想定した大きさや想定したイメージの

「家が建たない」といった事も

なくせます。

 

実際に土地購入後に「ご相談」をいただいた

住まい手さんの中には

都市計画法上は「建ぺい率60%」の住居地域でしたが

別の法律的制限で「建ぺい率40%」の法律適用の

土地だったにもかかわらず、

住居地域だから60%・・・・・。

で土地を購入された方も居ましたからね。

 

不動産屋さんの言葉や未認識、

本当に怖いです。

そういう内容は・・・・・一件だけではないので。

過去に何度もありますからね。

 

きちんとした「不動産会社」を見分けるのも

大変ですからね。

大手だから安心では無くて

意識と知識と知恵と経験と対応の問題ですから。

 

少し話がそれましたけど

周辺環境から、

注意が必要な個所をチェックしたり・・・・・etc。

 

道路の状況や敷地の形状によっては、

工事費が割高になる事があります。

 

逆に矩形(教科書通りの四角い平坦な土地)以外の

変形した土地や斜面の土地、

段差のある土地などでも、

建築的、土地利用的な計画の工夫をすれば

予想とは異なったカタチであっても

希望に近い住みやすい建物や

住環境を計画出来る場合があり、

そのような土地を割安で購入できることもありますよ。

 

土地と建物の費用バランスや、

ある程度の工事費の予想で、

資金計画も立てやすくなりますから。

 

実際に正式なプラン提案をする場合は

提案費用が発生しますが、

ここまでのご相談は、

お気軽にご相談ください。

 

家づくりのご参考まで。

 

土地探しの課題は色々と

「見えない範囲」がネック・・・・・。

 

でも暮らす場所として

そこに住まいの魅力を感じているならば

考え方の優先順位は大切ですよ。

 

暮らしの場所の

最初の考え方にも色々な判断材料と

その判断材料の質の部分。

 

どんな暮らしの場面を

皆さんは意識しますか?

 

大切だと思いますよ、

日々の暮らしにも

そういう視野と感性と認識が・・・・・。

 

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郊外の土地で有意義なエシカルで和風の土間・三和土(タタキ)空間のある暮らしの時間を設計デザインの価値で豊かさを感じるミニマムサイズで計画的に薪ストーブのある暮らし古民家の風情を心地よく

2020年02月28日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

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※住まい手さんご夫婦と橿原アトリエでの打ち合わせ中

 

※南側外観のイメージ提案パースCG

 

二階の軒下にある「簾掛け」にも意味がありますよ。

既設での見え方の変化と

それが存在する事で過ごし方の差と違い・・・・・。

 

住まいの新築計画進行の途中。

奈良県葛城市内での木造二階建ての住宅。

広大な郊外の土地に、

小さく・・・ミニマムに建物を計画して

豊かさと居心地を共有する住まいに

人生の有意義を構えるように。

 

施主・住まい手さん I 様

設計・監理 建築家 住宅作家 山口哲央

施工・管理 未定

 

橿原アトリエでの住まい手さんとの

直接の打ち合わせ前にも

プラン的な範囲を

色々な角度から「志向」も「思考」も

整理整頓しながら・・・・・・。

 

 

暮らす空間の意味を丁寧に。

和の趣を現段階ではモダンに・・・・・。

あえて「アシンメトリー」の方向で提案して

そこから和の「シンメトリー」へつないでいく

気付きの時間として

プラン最中に「心境の意識」という意味での

体験時間もデザインの過ごし方

という予定で・・・・・。

 

打ち合わせの中での「経験時間」が

暮らしに対する「認識の差」も

生み出しますからね。

 

ただ時間をだらだらと掛ければ良いのではなくて

打ち合わせ時間の使い方にも

密度と意識の差・・・・・。

 

昭和の会議風の時間の使い方では無くて。

勿論効率だけでもなくて・・・・・。

 

 

生きた炎を見つめる時間も

デザインと生活の質に

取り込んでいますよ今回は。

 

郊外の広大な土地がある事での

その部分の利点も。

最大限に「薪ストーブのある暮らし」を・・・・・。

 

 

方向性はJOTUL(ヨツール)の薪ストーブが

イメージ的にいいかもと

周辺要素を「それ」に対して

その場所意識に持たせつつ・・・・・・。

 

豊かさの意味にも色々とあって

物質的な部分

そして心身が捉える意識の部分で・・・・・。

 

毎日の充実した時間を

どのように感じるのか?

人それぞれの感じ方の違いがありますよね。

 

今回は住まい手さんの

奈良への移住の「理由」も

そのあたりがポイントに・・・・・。

広大な土地にご夫婦のミニマムサイズを

建築する事も「そこ」へと

つながりますからね。

 

半自給自足の暮らし方、

そういう為の「暮らしの意識」と

エシカルな仕掛けとしての充実を・・・・・。

 

玄関と廊下・通路を集約して「土間」空間を

デザインする意味もそう。

昔の暮らし方の有効性と合理性

そして憧れの暮らしと理想と現実を

融合して「そのスタイル」に・・・・・・。

三和土(タタキ)での仕上げもそう。

意識も含めて雰囲気での差を

そういうところで「上質」に。

 

薪ストーブの背面は「モノトーン」を意識して。

でもところどころに「それらしさ」も

意識している途中なので「今の段階」では

あえて「なにもない状態」で壁の存在のみ

での鳥瞰図にして打ち合わせ。

 

 

周辺や囲まれる空間が織りなす雰囲気で

人の気持ちが変化する経験、

皆さんも「そういう感覚」・・・・・ありますよね。

 

場所が異なれば気分も

その場所にそった気分に変化するというところ。

 

十分に場所の雰囲気を準備することで

行動と気分を「それ」に

近づける様に・・・・・。

 

暮らしの中に意識をデザインする事も

大切な仕事の範囲。

打ち合わせの中からも

その時間をイメージしていますよ。

 

住む事による違いのある世界。

人生がそこで変わるという事。

どんな暮らしの場面を

皆さんは意識しますか?

 

和風の仕掛けが織りなす

暮らしのシーンをイメージ中ですよ。

 

大切だと思いますよ、

日々の暮らしにも

そういう視野と感性と認識が・・・・・。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

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和風建築・新築デザインの途中・・・橿原アトリエにて住まい手さんとの打ち合わせ、間取りと暮らしと風景とイメージ、暮らす事への印象の大切さ「通り土間」と「薪ストーブ」のある暮らし

2020年02月12日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ

※週末・橿原アトリエでの住まい手さんとの住まいの新築打ち合わせ

 

家を建てるということは

暮らし方をデザインするという事です。

 

(仮称)葛城の家新築工事

リアル化する(仮称)はもう少し先です・・・・・。

 

週末は住まい手さんと

橿原アトリエにて

住まいの新築打ち合わせを・・・・・・。

 

郊外の贅沢を満喫しながら

夫婦の時間を密度よく質良く暮らす

そんな住まいにデザインと間取り

そして暮らしの時間をどのように

感じるべきかを

イメージしながら・・・・・。

 

この日は土地(敷地)に対してのレイアウト

そして「ここで暮らす」からこそ

実現したい土間のある暮らしのイメージを

しっかりと共有しながら。

 

スローライスの中、

半自給自足の中にある種の「古民家」

そして「昔ながらの通り土間」の意識を

現代的に考え中ですよ。

 

そして、その通り土間が

存在する事で生まれる

暮らしの時間と過ごし方・・・・・。

 

土間が単に「通る場所」としての

廊下的な役目だけでは無くて

土間があるから生まれる至福。

 

そういう付加価値を

暮らしの空間に寄り添うように。

 

具体的な部分は「玄関」・「リビング」

「ダイニング」・「キッチン」・「フリールーム」

としての連動性と意識的なつながり。

 

そこには薪ストーブの存在も・・・・・。

 

暮らしを心地よく

自然に程よく暮らす場所となるように。

 

過ごす価値をデザインで昇華。

 

住む場所、暮らす時間で変化する

気持ちよさの違いを

実感するように「暮らし」の原点を

大切に・・・間取りと環境の設計デザインです。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

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住いの設計とデザインの前に大切な計画する土地の事を丁寧に検討しておくという事、建てる前、土地購入から始めるのであれば「住んでから」居心地を変えてしまう程のポイントだから。

2019年11月11日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

デザイン・インテリア・お問い合わせ・ご相談

やまぐち建築設計室ホームページ

http://www.y-kenchiku.jp/

※外構(庭)雨の日の石畳アプローチ風情

 

住まいの設計とデザインの前に

大切な土地(敷地)の事。

土地を購入されて

困ってから「ホームページ」から

駆け込み寺のように、

ご連絡をいただく事があるので

少し土地探しの際の事を色々と・・・・・。

 

現在所有の土地(敷地)で建物を建てたり

リフォーム(リノベーション)する場合もあれば

新たに土地(敷地)を購入して

住いの計画を行う事も有りますよね。

 

土地探し、敷地、宅地を購入したり

借地をして住宅の新築や建て替え等を

行う際に気を付けて置きたいところ。

 

晴れている日に土地を見に現地へ行くことも

多いかと思いますが、

雨の日を選んで敷地を見る事も

大切ですよ・・・・・。

 

天候の違いで浮き彫りになる真実も

そこにはありますからね。

敷地(土地)を視察しに現地へ伺った際に

前日が雨天で当日が晴れている日には

隣りの雨水が設計予定の敷地の中に

放流されて溜まっていることや、

隣家の雨水管が該当する敷地を通って

放流しているというケースもあったりします。

 

(雨水だけでなく下水・給水管もあり)

 

敷地を見に行く日が「雨の日」や「雨天からの状況変化」を

目的にすることは少ないかと思います。

また、不動産業者も「そういった日」や「時間」を

避けて案内する事が殆んど・・・・・。

 

交通事情に関してもそうです。

比較的状態の良い時間帯、

日時で案内をする場合が多いです。

 

僕たち建築家や住まいの事を本当に考えて

設計デザインする場合は、

最近のゲリラ豪雨の事や

土地や建物の排水計画もしっかり考えて

デザインを行うので、

逆に、そういう時間帯や

そういう状態を狙って現場視察を行う事も有ります。

でなければ、ずっと住む予定の住まいの設計を

状況を加味して計画出来ないですよね。

 

勿論、晴れた日には

どれ位の陽当たりがあるか?

というところも現地で確認したいですものね。

 

でも、雨の日だからこそ

見ることの出来るポイントもあるのです。

雨水の処理については本当に大事。

検討中の土地が更地でしたら、

雨水の溜まり具合で

敷地が粘土質か砂質かが分かります。

 

水捌けが良いかどうかも

確認することが出来ます。

 

具体的に購入を考えるなら

雨の日も見ておくのも良いと思います。

 

もし古家が建っていたらどうでしょう。

隣地との隙間が狭いと、

どうしても建物周りを見て

回る事は難しいですよね。

 

たとえ現状建物を撤去して

新築する予定であっても

隣地との関係は

しっかり見ておいた方が良いですよ。

 

例えば隣地の庇や樋が

敷地境界線を越えていないか?。

樋の水がこちらの敷地内に放流されていないか?。

境界沿いに設置している排水側溝は

どちらの持ち分か?。

当方側の側溝であるなら

そこへ隣地の雨水が放流されていないか?。

 

リフォームの場合は逆に

当方の雨水が隣地所有の側溝に

放流していないかも確認しておくべきですよ。

 

こういった事は

雨の日だからこそ気がつく項目です。

もし隣地側へ放流していることが分かれば、

リフォーム工事に、

その対策費を計上しておく必要があります。

 

それも境界がきっちり決まっていれば

対応は土地の契約・決済までに

隣家の所有者ともきちんと相談を

仲介業者を通じて行っておくべきです。

 

境界がはっきりしていなくて、

なあなあで進めていた場合は

しっかりと所有者を決めてべき。 

 

住んでから相手の所有者が変わったとたん、

所有者であると言われるとともに

撤去を求められることも考えられます。

 

今回は大半雨水の話に終始しましたが、

実際下水管が隣地を通っているケースや、

給水管(水道)が 貫通しているケースもあります。

 

実際の所、

地面の下にあるものは、

掘らないと現状は分かりません。

 

調査する側は、

役所でしか情報が無く

また役所で調べただけでは

分からない事もあります。

 

特に私有地内については

行政で調べても

ほとんど情報が得られません。

 

可能であれば、

以前の様子を知ってられる方や売主に、

以前の様子を聞いておくことも

大切では ないかと思いますよ。

 

いずれにしても隣地との境界を、

土地の購入時に確認をしておくことも

忘れないように・・・・・。

 

建物を計画する前段階での

大切な土地の状態確認にも

様々な視点がありますから。

 

それが「住まいの計画」に大きく影響するんです。

皆さんも土地探しの際には

気を付けてくださいね・・・・・。

 

住む場所、暮らす時間で変化する

気持ちよさの違いを実感するように。

 

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