奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

奈良で建築設計の仕事をしている建築家のブログ。

2009年01月13日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

1月13日。

 

こんばんは、山口です。

 

 

今日は朝から吉野は雪化粧。

道路も雪が積もって、辺りは真っ白な冬景色でした。

 

さて、今日は連休明けという事もあり、

役所との打合せも多く、

年末からの打合せの続きや、年明け打合せの回答をもらったり、

慌しく動いていました。

 

建築の書類も年々煩雑になり、

建て主さんも困惑気味な事も多くなりました。

今まで住んでいて気がつかなかった事とか、

当たり前のように住んでいたのに、実は違法な建物だったとか・・・・。

 

役所とのやりとりの中で、こんな書類を提出する事も・・・・。

 

「建築基準法に基づく道路に関する調査依頼について」

という書類。

 

これは、道路が法律に定められた、

「建築基準法上の道路」なのかどうかを確認する書類。

 

え?

道路かどうかなんか見た目で分かるでしょ?

という声も聞こえてきそうですが、

そういう訳でもないんです。

 

実は、建物を建てる事が出来る道路って、

「建築基準法」で定められていて、

単に「見た目が道路であればOK」ではないんです。

 

法律の定義ってイロイロあって、

ここでは書ききれませんが、

要するに「見た目が道路」だけでは、

家やその他の建築物は建てられないということです。

 

こわいですね。

今まで何の疑問もなく住んでいて、

いざ家を「建て替えよう」と思っても、

建て替えが出来ない事も実は、しばしば・・・・。

土地は見た目だけではなく、見えない部分を知る事が大切ですね。

 

 

奈良 建築家 建築士 設計士 家 住宅 設計事務所 建築事務所 2世帯

 

 

 

 

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