奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

暮らしの空間デザイン設計での住まいの価値・・・・・暮らし方の意味を整理整頓してLDK空間でのキッチンの存在とレイアウトを丁寧に思考する時間は大切、間取りと暮らしとサイズ(寸法)の関係性。

2020年08月29日 | 暮らしの事イロイロ

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

建築デザイナー

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

※LDK・アイランドキッチンレイアウトの実例

 

皆さんは何の為に家を建てるのですか?

それは大事な部分・・・・・。

※LDK・アイランドキッチンレイアウトの実例

 

家を建てる事が目的ですか?

それとも家を建てる事によって

得る事の出来る「何か」ですか?。

※LDK・アイランドキッチンレイアウトの実例

 

注文住宅を計画する際に、

各部屋の間取りを考えることも

重要になりますが

その中で特に気になる場所として

作業場でもあり寛ぐ場所でもあり

柔軟性が求められるキッチン周辺・・・・・。

 

キッチンは奥さま主体で

出入りする家庭が依然として多いですが、

夫婦共同で使ったり、家族で使ったり

親子で楽しんだり、

休日や仕事がはやく終わった日

または・・・入れ替わりで

男性が中心となって

キッチンに立つことも少なくありません。

 

それ故、キッチン周辺の

間取りを考える場合には

夫婦ともに意見を出し合うことが

重要になりますよ。

 

具体的にどのような間取りが良いかは

それぞれの生活習慣と家事の時間、

そして調理空間の使い方等の意見によって

変わってきますが、

一般的なものを見ていくと

まず基本動線を

しっかりしておく事が重要です。

 

言い換えれば、

人がキッチンの中で動く経路を

考えながら設計をしていくわけです。

 

この場合、

より凝ったものを考えるのではなく、

いかにシンプルにしておくかが

重要なんです・・・・・。

 

可能な限り最短距離で

料理を運べるようにすることや、

お皿洗いをする時、

調理をするときに十分なスペースが

確保されていることが重要です。

 

2人で料理する場合には

特に通路の幅が大事になってきます。

 

動きを考える場合のもう一つのポイントは、

ワークトライアングルと呼ばれるものです。

 

ワークトライアングルとは

どのようなものかと言えば、

コンロとシンクそして冷蔵庫の3つを結ぶ

動線のことをいいます。

 

それぞれの距離は

およそ120センチ以上離れている方が

良いとされており、

逆にそれよりも接近してしまうと

十分なスペースが確保できないだけでなく、

物を落としたり

お湯をこぼしたりしてしまう

そんな可能性も否定できません。

 

ただ、1メートル20センチ以上

離れていたほうがよいといっても

極端に距離が長くなってしまうと

無駄な動きが生じてしまうため、

作業効率が落ちる可能性もあります。

 

間取りを考えるにあたっては、

その種類をよく理解しておく必要があり

実際の人の動きの癖やサイズ感

そして感覚の部分などを考慮します。

※TOTO橿原SRでの空間展示コーナー

※トーヨーキッチンスタイルSRでの空間展示コーナー

 

キッチンや水まわりメーカーの

ショールームで間取り計画前段階で

寸法値(サイズ)の体験等をしていただくのは

そういう使い勝手や寸法による違いを

身体で感覚的に事前に感じ取っていただく事

そして使い方の思い込みをリセット

していただく意味があるんです・・・・・。

 

視野を拡張すると

住み方や使い方の価値観が

変わりますからね、良い意味で。

 

アイランド型と呼ばれるスタイル。

 

リビングを向きながら

料理をすることができる点は

大きな魅力といえます・・・・・。

 

テレビを見ながら

料理をすることができるだけでなく、

子供が小さいうちは

リビングで子供を遊ばせておき

料理を作りながら見ることが可能です。

 

そして「移動の範囲」が自由になるという利便性。

その名の通り「島」の状態で

キッチンをレイアウトするので

調理や作業中にも自由に

動きやすくなりますよ・・・・・。

 

但し、アイランド型の欠点は、

LDK空間で丸見えになるという事。

 

開放的な分、そのような見え方になるので

お掃除の事、片付けの事は十分に・・・・・・。

 

建築の計画で大切な空間の使い勝手

LDK空間は比較的「過ごす時間」が長くなる場所。

 

過ごし方と家事の時間、食事の時間

様々な時間の過ごし方を意識して

レイアウトも環境の一部として

じっくり間取りと連動させながら

イメージする事が大切ですよ・・・・・・。

 

僕はいつも住まいの提案には

「過ごし方」の意識を

盛り込んでいます。

 

どのように過ごすべきか?

家の間取りだけを見るのではなくて

自分達の暮らしの在り方と質感を

大事に意識する事を忘れずに・・・・・・。

 

暮らしの手段と目的。

 

住み方のデザインは

人生を変えますよね、

劇的に・・・・・。

 

過ごす環境と

空間が生み出す意味を丁寧に。

 

良い意味での暮らしに影響がある

そんな場所にデザインして

設計で整えるように・・・・・。

 

雰囲気を味わう空間となる事で

過ごす時間の豊かさをデザインしていますよ。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office

 
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 暮らしの空間にインテリアの... | トップ | (仮称)暮らしのシーンに和... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

暮らしの事イロイロ」カテゴリの最新記事