奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

窓のある空間設計デザイン提案のカタチにも色々と・・・・東西南北の方位による光の特徴を加味した窓と壁の比率壁面のバランス提案は空間構成に意味を持ちつつ過ごしやすさを意識していますよ。

2020年06月09日 | 家 住まい 間取り プラン

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

※窓で挟み込んだ空間のLDK提案設計デザイン事例

 

皆さんは何の為に家を建てるのですか?

それは大事な部分・・・・・。

家づくりの全てのゴールに繋がる根本。

 

家を建てるのが目的ですか?

それとも家を建てる事によって

得る事の出来る「何か」ですか?。

 

間取りやプランを検討する際には

同時に窓の大きさや種類、位置の事も考えます。

そして窓は単純に言えば

東西南北の各方向に適切に考えて

デザインとしていつも「最適解」を考えて

レイアウトを施しています・・・・・。

 

僕が提案する内容にも「意味」があって

その内容を「見た目」だけではなくて

全てにおいて「理由と根拠」があり

方向性も指し示しながら「レイアウト」しています。

 

見える範囲だけでは無くて

その提案の「後ろ側」にある深くて広い「意味」の提案は

間取りと連動しているので

暮らしにも連動していますよ・・・・・。

 

そして大事な内容として

北側の窓は必要?

という範囲の意味・・・・・・。

 

直射日光が入らないのに

北側に窓を設置するメリットは何か?

北側は日当たりが悪く、

窓を設置するメリットは

ないようにも思えますよね。

 

しかし、北側に窓を設置することは

意外にも役に立ちますよ。

 

勿論「道路」や「隣地」からの見え方もありますが、

北側に窓を設置するメリットについて。

 

光の量が一定南や西に窓を設置すると、

時間帯によっては

日差しが強すぎてしまいます。

 

しかし、北側の窓から入る光は

時間によってほとんど変化しません。

 

そのため、

日差しの角度や光の量で気が散らないように、

家で過ごす際の仕事場や書斎を

北側に配置すると良いですよ・・・・・。

落ち着いて、安定して

集中して過ごす事の出来る環境。

 

ただし、北側に窓を設置するときには、

家の周囲の状況を必ず確認するように。

 

周辺が明るくないと、

せっかく北側に窓をつけても

十分に光を取り入れることができません。

 

また、家が隣接している場合は、

自宅の北側が隣家にとっての

南側になりますよね。

 

その為、お隣からの

視線が気になるという方は、

窓を小さめにデザインするように。

 

光を遮る必要がない

北側の窓から入る日光は強すぎないため、

夏でも家の中が暑くなりすぎません。

 

なので、すだれやカーテンといった

日光を和らげる設備を

無理に窓に取りつける必要がないことも

大きなメリットです。

 

一方で冬場はとても寒くなるため、

窓を設置する際は

断熱性能の高い窓をつけることをおすすめします。

 

結露を防ぐ冬になると室温が下がるため、

北向きの窓を設置すると寒いだろう、

と思っている方もいらっしゃるのではないですか?

 

一般に、南側に窓を設置して

北側には水回りを集中させる住宅が多いですよね。

 

しかし水回りは湿気がこもりやすいため、

空気を定期的に入れえることが大切です。

もしも窓が北側にもあれば、

冬の結露を防ぎ、

湿気がこもりにくくなります。

 

また、北と南の両方に窓があれば、

家全体の風通しもよくなります。

窓のサイズや種類、取り付け位置を

適切に計画する事で

暑さや・・・・・また特に夏場は、

風が通り抜けることで

余分な熱や湿気を逃すことができます。

 

したがって北側に窓がある家では、

エアコンを常時可動する必要性も少なく、

光熱費を大幅に抑えられる

というメリットもありますよ。

 

北側に窓を取りつける

メリットについて色々と・・・・・。

 

ライフスタイルや周囲の環境によっては、

北側の窓の設置はとても効果的です、

北側は日光が入らず

暗いというイメージを持っていた方も、

現場となる土地で視察というか

これから住む事にまる土地の範囲を

時間を掛けて見る事もおススメですよ。

 

思い込みや理想だけではなくて

先ずは現実を知るという事・・・・・・。

 

土地の本当の部分を知る事で

対策を練る設計も出来ますからね。

僕が計画までに現地を見ながら

考える時間をしっかりと取るのは

そういう意味ですから・・・・・。

 

注文住宅だから考えないといけない

時間の使い方。

 

デザインの奥行と提案で暮らし方を

意識してみませんか?

 

過ごす環境と

空間が生み出す意味を丁寧に。

 

良い意味での暮らしに影響がある

そんな場所にデザインして

設計で整えるように・・・・・。

 

暮らしの環境を紐解きながら

住まい手さんに見えていない

現実と理想のギャップを詰めながら

暮らしの「質的向上」をいつも提案中ですよ。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office


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