山の鼻でおにぎりを食べて休憩したらなんだかまだまだいけそうな気になったちょっと若い我々夫婦ですが、80歳の兄は座ったら動かず戻りたいって言い張る。
さすがの義姉も兄の様子を見て帰ろうと言い出した。
「これからは平坦な道だから、ちょっとだけ進んで戻ろう」とメタボさん。
その提案に重い腰を上げた兄です。
おぉ~ここは写真でよく見る尾瀬の風景ではありませんか。
戻りたいって言っていた兄もテンションマックス。
おまけに水芭蕉が満開です。来るときに観た水芭蕉とは迫力が違う。
なかなか満開時期に遭遇出来ないのに運がいい。
凄いね~水芭蕉がたくさん。
さすが尾瀬沼。
可愛い花ですね~
急に足早になる兄です。
黄色い花は何かな?
Googlelensではヒマワリって出たまさかひまわりではないのにさすがにはわかる。Googlelensは時としたあてにならない(笑)
キバナイチゲ?キジムロ?
振り返ると、雪が残ってる至仏山。
水の中でも咲いてる水芭蕉。力強いね。
途中からは水芭蕉は消えて沼地に。
またまた水の中で咲くこの花は…Googlelensで観たらコブシとな。そんなわけない(笑)
水芭蕉がなくなったところで引き返しました。
メタボさんも私も、もう少し進んで牛首・ヨッピ橋まで見たかったけれども仕方なし。そこまで行ったら草津まで帰れないかもだし。
きれいな水芭蕉と尾瀬沼を見れた兄夫婦は感激しきり。
嫌がる兄を説得して進んだおかげだと感謝もしてくれてました。よかったね~この風景を見ずして尾瀬に行ったとは言えなかったですよ。
兄も感激で疲れが取れたようでしたが…
さて~帰りはなだらかだけど、長い階段と坂道を登って行きます。
途中休み休み進みますが、やはり80歳ははぁ~はぁ~と荒い息をして辛そうでした。
頑張って!とはっぱをかける義姉。
「情けない」という兄。
鍛えているとは言えやはり80歳。
次から次へと追い越され、クラブツーリズム団体にも追い越され、ボッカさんにも追い越され、行きのタクシーで一緒だった3人組奥様達にも頑張ってと声をかけられ追い越される。休憩場所のベンチで何度も一緒になったおじいさん2人組にさえ元気づけられ抜かされる。
誰もいなくなったらと不安になる。
今日は曇り空だし山の日が沈むのは早い。真っ暗になるなんてないよね~
かえって疲れるからとベンチに座らせない義姉。そうかもしれないが足を休めさせたいよね~
ゆっくりゆっくりと登ってやっと鳩待峠へと登って来た。
ガスってます。
休憩する暇もなくちょうど出発する乗合バスに乗って、車のある第一駐車場まで。
良かった~明るいうちで。
バスに座って元気になった兄でした。
兄と義姉はホッとしてますが、これから2時間半もかけて運転するメタボさん。一番疲れているのはメタボさんかもしてません。
温泉で疲れを癒してほしいですね~
続く。