日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

オーストラリア行き

2009-05-02 11:09:33 | Weblog
 5月12日に福岡を発って成田からブリスベン→グラッドストーンに行き、6月11日に、日本に帰ってくることになっている。もう、切符も買っているし、宿泊場所も(前金払って)決まっているし、(盆踊り太鼓などの)日本文化を紹介する小学校2校と、中学校1校も、決まっている。
 こちらとしては、漢方薬を常に持参し、それを上手に使って行くしかないかな。一番の問題は、空港で新型ウイルス疑いの人がいて、自分に自覚症状がなくてもそれで隔離される可能性がなきにしもあらずって言うことかな。それも、生きる上で、面白い経験をしたと思って、楽しめばいいのかな。
 予定では、6月に日本に帰って、1カ月仕事をして、再び、7月に又行くつもりにしているのだけれども(既に、その時の切符も買ってしまったが)。その時は、正に、オーストラリは、真冬だなあ。
 昔は、毎年、年末年始明けに、インフルエンザにかかって、高熱でうなされていたなあ。40度近くもあっても、診療していた(自分しかいなかったので)。無茶なコトしていたと思う。こちらが倒れそうでも、フラフラして診ていたのだ。患者さんにも、ウイルスをまき散らしていたのだろうけれども。
 昔、暑い時期に、どうみてもインフルエンザらしき子ども、いたなあ。インフルエンザワクチンが効かないと言って、皆が積極的にしなくなった時、自分の家族とスタッフにして(それも、やって手に入れて)、それで全くインフルエンザにならなくて、ホント驚いたけど、皆がしてしまうと、変異が起き易いのかなあ。
 解熱して48時間で子どもが登校しているけど、子どもの場合は、まだ、伝染力あるし、それに、二峰性の熱で、再び発熱してよく外来に来ているけど。B型のインフルエンザ、この時期になると、予防接種していた学童とそうでない学童、インフルエンザB型に罹患するのに有意の差、ないみたいだなあ(あるクラスは、全員かかっていたが)。


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学校健診

2009-05-01 16:10:23 | Weblog
 昨日は、午後から、大道小学校と大道中学校に行って、年1回の定期健康診断をした。全部で、約100人程診た。最後、中学3年生の男子を診る時、こちらもワンパターンに飽いてきて、診察する時に、関係ない話をして楽しんだ。
 「何の教科が得意?」「理科です!」・・・「沖縄と北海道、どっちが北極星、高い?」「・・・」・・・「北海道だよ、地平線からの角度が北緯何度になっているヨ。これ、船乗りさん、知らないと大変なことになるヨ。北極星の見つけ方、知ってる?・・・春は、北斗七星から、秋は、カシオペアやペガサスから、夏は、夏の大三角形から・・・」。
 「初めに会った時、英語で何と言う?」「・・・」「Nice to meet youじゃない」「ああ、そうだった!」
 「何の教科が得意?」「社会!」「中国とカナダとアメリカ、3つの中で面積が一番広いのは?」「・・・」「カナダです。次が中国」
 龍ヶ岳町の子ども達は、とても素直だなあ。純粋って感じだ。この大道中学校、天草の中では、成績トップクラスとのこと。ニコニコして、目が輝いている子が多い。こちらも、元気を確かにもらっているかな。
 今日の午後は、樋島小学校に行って、(50人ほど)健診をした。インフルエンザB型で休んでいる子が数人いた。子どもは、小さい時は、どこも、基本的には同じ感じがするなあ。

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ヒト以外からヒトを見ると・・・

2009-05-01 11:41:53 | Weblog
 ヒト以外からヒトを見ると、どう見えるのだろうか?
 エジプト政府が、国内のブタを全て抹殺することにしたらしい。イスラム教では、豚肉を食べることは御法度となっているが、全て抹殺する何て、し過ぎじゃないのかなあ。今までも、ニワトリが、トリ型インフルエンザを防ぐとの大義名分で、どれだけ多くの国々で無慈悲に沢山殺されてきたことか。
 そんなトリ型インフルエンザ、出現してから流行しない。エボラ熱などのウイルスが時々出現しているが、これ、ヒトの森林伐採によることが原因らしい。クマが民家に来て悪さをするのも、ヒトがクマの住み家を奪ったことによるケースが最も多い。
 ヒトが生き物の頂点になっていると考えること自体不自然で、ヒトは、単なる自然の一部に過ぎない。生き物は、必ず死ぬし、ヒトがどうあがいても、死ぬのだ。
 多くの生物が、生き物同志とはもちろん、自然界とも共存して今日まで来ている。生物、最後は、微生物に食べられてしまい、又、宇宙の一部になって行くのだ。焼いても、その原子は、宇宙をさまよい歩いて、又、どこかの一部になるだろう。
 今回、ブタが原因と言っていたが、それは間違いで、ブタに接していないヒトも発病していて、よく調べたら、ヒトとトリとブタの遺伝子が一緒になっている型とのこと。豚の肉は、牛やトリの肉よりも安く、世界で見ると、牛よりも沢山摂取されている。先のエジプト政府の処置にも代表される様に、ヒトって、いとも簡単に他の動物を殺す感じで、他の生き物を何と心得ているのかなあ。今でも、ヒト同志、アチコチで殺し合っているけどなあ、それも、何度も人類を破滅される核なんかも持って。
 どんなにヒトが努力しても、ウイルスは、それをあざ笑うかの様に、スリ抜けて、変身している。ここらで、考え方を変えるって方法、あると思うのだけれども。つまり、もう、防ぎようがないと考えて、軽くする方法や、罹患した時の対処の仕方だ。
 睡眠不足だと、症状が重くなりやすい。疲れていると、症状が重くなりやすい。合併症があると、症状が重くなりやすい。精神的に落ち込んでいると、症状が重くなりやすい。これ、確かなこと。
 日頃から、ニコニコ顔で、ストレスを抱え込まずに適当に発散する術を身に付け、食事に気を付け(例えば、お年寄りのヒトの場合は、低たんぱく血症にならない様に気を付けることなど)、睡眠を充分に取り、適度の運動をし、姿勢を正し、競争よりも調和を重んじて、前向きに生きる何てことが、大切な気がするけどなあ。電動歯ブラシで、1日3回、しっかりと歯を磨いて口腔内を清潔にしておくこと、経験的にかなり効果あると思っているけど。
 医食同源と言う東洋医学的な考え方で、今以上に、食事に気を配ること、大切かなあ。免疫力を高める意味で、漢方薬を使う道もあると思うけどなあ(私自身は、咳して診療するのは、患者さんに申し訳ないと思って、インフルエンザ流行の時期は、2週間おきに、3日間、柴胡桂枝湯を内服していますけど。柴胡剤で免疫力を高める方法、もっと強調されてもいいんじゃないのかなあ)。




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