日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

安全神話

2008-09-26 05:38:48 | Weblog
 日本は安全だと言われてきている。それが、ありふれた公園で小学生が殺されたり(しかも、犯人が母親だったり)、東京のど真ん中の秋葉原で、殺されたりと、物騒な感じになっている。
 今、私の住んでいる田舎では、四六時中鍵を掛けないドクターもいる。(もしも犯人がいても、島だから、直ぐに捕まるからだろうかなあ)
 カナダのバンクーバーに行った時に、危ない箇所が前もってパンフレットに書かれていた。そこには行かない様にと。そんな感じで、外国では、危ない所が公になり、多くの人がそれを熟知していて、そこに行くことはない。そうでない所は、まず、安全かな。特に、昼間で人の多い所は。
 アメリカで一番危ない所は(米国の南東に位置し、ジョージア州の州都である)アトランタで、犯罪率が全米一と書かれてる。しかし、今年発行のガイドの本を見ると、アトランタでオリンピックがあった後は、治安は極めて良くなり、昔の様なことなないとはっきりと書かれている。
 ニューヨークもかっては危ない代名詞みたいに言われてきたが、今は、監視カメラがアチコチ備えられて、極めて安全になっているとか。
 一方、安全神話が通っていた日本はどうだろか。中国の食べ物が危ない、中国の共産党の汚職がでたらめだ、北朝鮮の上がおかしいと声高に言うけど、日本だって、食事も、汚職や天下りも、上の人の態度(官僚や政治家の無責任さなど)も、おかしいんじゃないんですかねえ・・・?!
 今日は26日、今からそのアメリカで一番犯罪率の高いと言うアトランタに行きます。着いた時も、向こうでは26日になっているかな。アメリカの50州が言えるのも、何とか間に合いました。3年振りの外国旅行です。一応、篠笛(この数日間、結構練習して、何とか、東京音頭も吹ける様になりましたが・・・?!肝心の英語、この3年間殆ど喋ってないけど、大丈夫かなあ??



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麻生新内閣・・・

2008-09-25 08:00:06 | Weblog
 新麻新内閣のメンバーの年齢を見てみた。自分の歳(59歳)以上の人が、18人中8人しかいない。と言うことは、自分よりも若い人が政治の舵取りの中心になっていると言うことになる。(自分も、とうとうそんな歳になったのだ)
 昔は、閣僚名簿の年齢を見て、年齢が自分よりかなり行っているのを見て、経験からいい行政ができるのだなあと思っていた。若い年齢でなった人を見つけると、若いのにスゴイなあと思っていたが。
 ついでに、学歴を見ると、東大5人、慶応5人で、国立と私立のドンで18人中10人も占められいる。東大や慶応で官僚のトップも占められていることを考えると、同じ大学出身者には、面と向かって異議を唱えにくいんじゃないのかなあ。
 5人の候補が立った時、総裁ごっこと民主党は言っていたが、衆議院と参議院、メンバーが同じ感じでは、どっちもどっちって感じがなきにしもあらずかな。
 私の提案は、・・・参議院の議員は、二世や三世でなく、裁判員みたいな感じのまったくの素人で、それも、マスコミで公に激論を1年ほど費やして、その結果、あまりお金のかからない感じで、全て全国区で100人ほど選ばれる。今の参議院は廃止、ついでに、衆議院の数も、今の半分。これで、日本の政治は安泰かな・・・?!

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藤崎八幡宮祭

2008-09-21 09:25:17 | Weblog
 熊本市での最大の祭である「藤崎八旛宮例大祭」があっている。何せ昨年と同様に67グループも参加。それぞれが飾り馬(馬を運ぶのも大変だろうなあ)を引き連れてそれぞれのグループが行進し、勢子(せこ)がそれに続く。勢子の数、16.200人とか。正に、だんじり祭ではないが、熊本市では、これが最大のイベントみたいだ(私は、初めて見学しました)。

(以下は、あるサイトから) この祭りは、「随兵祭り」「馬追い祭り」とも言われ、藤崎八幡宮の放生会(ほうじょうえ)の例祭です。放生会は、八幡宮の秋祭りに、生き物を放つ儀式です。また、随兵祭りと呼ばれるのは、加藤清正が朝鮮出兵で苦戦した折り、八幡の加護により無事凱旋したので、兵を従えて祭りに参加したのが始まりと伝えられます。見物客が一番多い馬追いの日は、早朝の御神幸から始まります。御輿3基はそれぞれ牛車にひかれ、鎧をつけた随兵50人、陣笠に槍を持った長柄50人が続き、その後に各町内からの「馬追い」が続く一大豪華絵巻が展開します。数十頭の奉納飾り馬と1万数千人のハッピ姿の勢子が、向こうはち巻きで鉦やラッパ、太鼓を打ち鳴らし、人馬一体となって終日街中を練り歩きます。

 朝、6時半からホテルの食事を摂って、家内と一緒に見に行った。実は、2日前の金曜日の午後の夕方に、ちょうど熊本に着いてホテルに入る直前にも、ホテルの近くで、あるグループが馬をけしかけて、周りでラッパや太鼓を鳴らして子どもや大人が歓声を上げている場面を偶然に見ていたのだ。はじめどうしているのか、サッパリ分からなかった。馬のお尻を縄で打ったりして、少し、馬虐待の気もしたが、まあ、若者は楽しそうだったが、・・・(馬追い)。
 で、今日は、7時20分から、昨日5人の総裁候補の演説会があった辛島公園に行ってみると、既に馬を先頭に、たくさんのハッピ姿の勢子が長い行列をなして歩いていて、見学人が入らない様にとの紐で仕切られていた。その紐に沿って5分ばかり行くと、グルッと反転する曲がり角があって、そこに沢山の人が集まっていて、そこで馬をけしかけての「馬追い」をしていた。まあ、そんなに思ったほどの虐待ではありませんでしたが。
 勢子の人たち、太鼓に合わせて踊っているのだが、よく見ると、疲れた顔をしている人もいる(話によれば、女性の中には、昨日の夕方から殆ど寝てない人もいるらしい。見ていて、勢いのいいグループは、太鼓の音が大きくて、それに、掛け声を掛けている人の声が大きくて、ホンと、こっちも加わって踊りたくなる感じになるかな。
 延々と通り過ぎるまでに3時間近く行列が続くみたいだが、ホテルのチェックインの時間(10時にチェックアウト)もあるし、雨も少し降り出したので、帰った。
 いい見学が出来ました。実際は、もっと内容盛り沢山で奥が深いので、又、機会があれば、朝の6時からの見学にも加わってみようと思います。

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5人の総裁候補

2008-09-20 22:03:42 | Weblog
  本日(9月20日、土)の14:00から、熊本市の熊本バスセンター角ななめ前の辛島公園で、5人の自民党の総裁候補の演説会があった。この様な5人による総裁立候補街頭演説会は、今回は全国16ヶ所で行われ、演説後直ぐに熊本駅から鹿児島会場へ行かれた。
 しかし、兎に角、この時、とても暑かった(台風明けで、とても日差しが厳しかった)にも関わらず、それなりに沢山の人が集まって聴きに来ていた。マスコミの人が多い感じだが、護衛って感じの黒いスーツの服の人も目立ったかな。高齢者の人が多かったが、よく見ていると、若い人の中には、演説を聴くと言うよりもデジカメで写真を撮って(暑いので)サッと帰る人が少なからずいたかな。
 初め壇上に5人の人が並び、それから、石原→小池→麻生→石破→与謝野の順に、一人ずつ10分間ずつ話された。ほぼ各人時間通りに始まり、ほぼ時間通りに終わり、最後に又5人が壇上に並んだ。お互いの候補の意見の違いに付いての話やお互いの批判は、全くない。民主党の意見に対しての強い批判は、石破さんが一番強かったかなあ。自民党の不祥事続きに対しての丁重なお詫びの挨拶は、誰もしない感じだ。あるのは、自民党をお願いします。今からの自民党を見ていて下さい。私に頑張らせて下さい。本当に頼りになるのは、自民党ですって感じの内容だったかな。演説者の内容が少しダブルのもあり、総論はなるほどと思うのだが、具体的な内容となると言及を避けている。消費税率、全く出てこない。天下りの問題、全く出てこない。
 土台、初めから麻生さんって決まっているのに、何か不自然な感じだ。今回の総裁選びの投票にしても、自民党党員全員でするべきだと思うのだが、どうも、急いでことを済ましたい感じに思えてならない。総理が決まっても、直ぐに解散かな?大事な法案が目白押しって感じなのに、特に今は問題山積なのに、支持率を上げる目的でこんなことが遠回りでされているとしたら、こんな政治家の集まりで将来の日本、大丈夫って感じどうしても思えませんけど・・・(演説者の中には、官僚の批判をしていた人もいたけど)。
 石原さんは、小学生が公園で殺害されることから始まって、今の日本の姿が異常って感じで言われ、日本人の生き方の問題などを話し、小池さんは、北京オリンピックでの女子ソフト金メダルの話などから始まって、3年間の環境問題の経験を強調し、麻生さんは、熊本人のエコロジーでの大賞獲得や、北京オリンピックでの活躍を絶賛することから始まって、日本は、戦後、いろんな試練を日本人の英知で何とかこなしてきており、貯蓄額が多いし、長寿世界一で、将来は元気なお年寄りで、外国からうらやましがられる存在なるだろうって感じで言って、明るい日本の将来像を訴え、石破さんは、インド洋での実際の厳しい給油活動の内容を紹介し、東チモールでの自衛隊の紳士的な行動を報告したりし、与謝野さんは、経済が一番大切って感じで言われ、年金・医療・介護に、国民の痛みの協力が必要(消費税アップのことかな?)などと、演説されていたかな。(マスコミの人が、自分の隣で一生懸命にノートに書き込んでいたが、私にはそんな元気はなかった。)個人的な私の感想を言えば、石原さんも与謝野さんも、高学歴で取り巻きが多いので、やはり今までの総理とあまり違うことなく、官僚的な考え方で、さほど期待できないのでは?小池さんには、彼女の書いた「アラビア語が3日間で覚えられる」って感じで書かれた本を持っていて、勉強させて頂いたが、エジプトにいた関係でイスラム世界のことにも通じて、この人がホントに総理になると面白いかなとは思うが、全くの未知数。石破さんは、真面目で何となく信念を持っている感じに思ってはいるが、頭が少し硬い感じかな。麻生さんは、吉田茂氏が「馬鹿野郎解散」何てことになっている様に、又、失言がどんどん出てきて、それで命取りになりそうな感じもしているが。オリンピックのクレー選手だったことや漫画オタクであることより、若者には受けるかも知れないが、総理となるとどうだろうか?元中曽根総理は、そんな麻生太郎さんを、吉田茂氏と比較して、まだ、全く足元にも及ばないって感じで言われえいたが。  
 しかし、この炎天下の暑い中、正装で、その場に1時間以上いて、多くの有権者に最後まで笑顔を振り撒きながら低姿勢で親しく握手をしている5人の姿、立派でした(これも仕事と言えばそうかも知れませんが)。

*世界に通じる政治家は、現存する元総理の中では、やはり、中曽根康弘氏だ。彼は、二世の政治家ではない。彼の父親は、大工さんで、それをすごく気にしていて、それに付いてマスコミから触れられるのを気にしていた様である。しかし、総理を辞める時、自分は大工の息子で・・・と自分から言っていた。そこに私は、一周りも二周りも大きくなった中曽根氏の姿を見ることが出来た。

 そんな中曽根氏は、総理在任中には常にいろんな人を周りに置いて、ちょっとした昼食の時でも、ちょっとした時間があれば、呼んで知恵をもらっていた。

 で、中曽根氏は、つい最近、次の様に言われていた、「政治家は、別に政治家でなくて、政治と違った世界の人、たとえばお坊さんでもいいのだが、自分を常に律する感じの人を身近に置いておくといい」と。

 中曽根氏は、今、茶道の道に邁進している様だが。

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雑 感

2008-09-18 16:55:17 | Weblog
1、お店の人が教えてくれた、「お腹が空いた時に買うと、ついつい要らないモノまで買ってしまう。お腹が満腹している時に買いに行くと、意必要なモノしか買わないそうですヨ」と。(なるほどなあ)

2、自然界の動物には、太り過ぎはない。太り過ぎで悩んでいるのは、人間とペットだけだ。少し空腹気味で生きるのが、一番健康らしい。ライオンは、お腹が満腹の時には、襲わない。人間は、少しお腹が空いただけでも食べようとするし、食事の時間が来れば、食べてしまうかな(そうか、やはり、腹八分目に病なしだなあ)

3、日本人は、農耕民族。欧米人は、狩猟民族。(昔は、よくこれを言っていたが、最近は、あまり言わなくなったかな)
 で、肉は腐り易いので、大腸を短くして体から早く出さないといけない。それで、狩猟民族の人達は、腸が短い→足が長いってことになったらしい。(なるほど)
 日本人が、欧米人と同じ様な食事を摂り続けてから(高タンパク賞、高脂肪食、炭水化物激減)、欧米並に生活習慣病やガンが確かに多くなっているかな。(今、欧米では、和食がいいと言うことで、寿司バーなどが大人気になっているが)
 日本人が欧米並の食事を摂ると、腸が長い分だけ時間を掛けて充分に吸収される為に、高脂血症になり易い。日本人だと、あまり太っていない人でも、いつもコンビニ弁当で過ごしている人、高脂血症の人が多いデスヨ!

4、冷えは万病の元と言われる。ガンにも、温熱療法と言うのがある。冷たいモノ、行き過ぎた冷房、控えた方がよさそうだなあ。そう言われれば、手足の冷たい子ども達、多くなっている感じだし、そんな子ども、よく外来に来ている感じだ。親御さん、時には子どもの手足を触って、子どもの状況をよく把握してもらいたいです。シャワーで澄ますよりも、ぬるま湯のお風呂でゆっくりと湯船につかって就寝するのって、いい見たいですネ。

5、昔から、快食・快便・快眠が健康の証なんて言われている。多くのドクターが、食事・睡眠・(適度の)運動・心の持ち方が大切と言う。が、何故か、それが上手くコントロールできないのが人間。
 深夜の0時過ぎて仕事をしている人、それが長く続いて体を壊している人、若い人でも多いデスヨ!(コンビニで深夜に働いている人、ちょっと考えてしかるべき問題だなあ)。
 人間の体は、時間の推移で1日のリズムがほぼ決まっていて、ホルモンなどが上がったり下がったりしていて、それにより自律神経が調節されている。
 0:00~2:00まではリンパ球がよく働いて免疫力が上がり、2:00~3:00には、成長ホルモンがピークとなり、5:00~9:00には、血小板の値が上昇し(朝、梗塞を起こしやすい理由)、18:00~19:00には、インスリンの分泌が一番盛んになっている(低血糖になり易い)。
 太陽が上がれば起き、太陽が沈めば寝ると言うことを人類300万年の歴史で人間のDNAが出来上がっている。わずか100年程度で全く違った環境になっているが、体はそれに適応できない(まだ、まだ、100年先になっても同じかな)。

6、運転手さんって、体を壊している人が多いらしい。同じ職場でも、体を動かしてあちこちで作業している人では、それに反して健康な人が多い。相撲取りも、体を壊している人が多いかな。女子マラソン選手の体は、(生理も止まって)肉体がボロボロって感じの人もいるらしい。やはり、適度の運動は、必要ですが、し過ぎも確かに問題ですネ(もちろん個人差もありますが、普通の人は、年取って運動のし過ぎにも注意すべきでしょう)。(当たり前の話ですが)

7、笑う門には福来たるって言うのは、確かみたいですね。長寿の人の多くは、よく感謝して、よく笑っているかな。癌になった人をよく笑わせたら、NK細胞が多くなって、延命効果が出たとのデータもあるぐらいだ。ブツブツ文句ばかり言う人、周りの人も迷惑しているし、本人も、損をすること多いかな。

8、熊の被害を食い止める為には、どうしたらいいか?まず、単独行動は避け、クマの行動が活発になる朝夕は避けること。鈴を持って自分の存在を知らせる。もしも熊に遭っても、落ち着いて慌てずに騒がずに(無理かな)、クマを出来るだけ刺激しないように。熊を見ながら、背を向けない様にして、その場を離れること。全速力で走っても、熊の方が早いですから(当たり前か)。

9、手動で1分間程回して充電する充電ラジオ(もちろんライトも)を買っていると、何かの時には重宝かな。携帯電話に充電する機能も今のには付いているよ。トイレの不便な箇所に行く時には、携帯用の洗浄機を買っていくといいですよ。それに、生水が飲めない所では、携帯用のコンパクトなポットが(電気が通っていれば)。

10、玄米はいいみたいですが、食べると下痢などで合わない人もいるみたいですね。1982年に、アメリカのアカデミーから、「ビタミンACEを毎日摂取すれば、ガンは確実に防ぐことが出来る。それらを全部含んでいるのが人参だ」何て言われて、人参・リンゴジュース(人参2本約400g+リンゴ1個約300gをすり潰して水分を搾り出すジューサーでやれば、コップ2杯半の人参・リンゴジュースが出来る)を勧めている人もいるが、私は、生姜(しょうが)+紅茶+蜂蜜(少々、黒砂糖でもいいかと思いますが)で、生姜紅茶を作って時々飲んでいます。生姜紅茶だと、温まって冷え性の人にはいいかも知れないかな。朝忙しくて食事をするゆとりの人でも、人参・リンゴジュースや生姜紅茶だけでも飲むといいかも知れませんね。

参考図書:「病気が逃げ出す生き方」、安保徹・石原結實、講談社、1.400円、2008年5月発行。

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ザンビア

2008-09-18 07:53:01 | Weblog
 ザンビアに行った人の(昨日の)話がとても興味深かった。院内のスタッフで、息子さんが、日本の面積の倍ある南アフリカの中央に位置するザンビアで青年海外協力隊の一員として(高校の化学の先生として)働いている関係で、つい最近そこに行っている。
 (日本から9家族がそこに行き、行ってからは別行動で)ザンビアの国に着くまでに、片道2日間も要し(香港→南アフリカのヨハネスブルグ→ザンビアの首都ルサカ)、それから(直線で500Kmも離れた)息子さんの所に行くまでに、バスで9時間(+待ち時間1時間半)も要したとのこと(値段も、もちろん交渉)。バスは、朝4時半から待っていて、満員になるまで出発しなかったとのこと(いつも、そうらしい)。で、1時間半後に、一杯になって出発したとのこと。1時間半で短くて良かったですねと周りから言われたとか。ひどい時には、半日以上待つこともあるとか。途中、だだっ広い所で、トイレ休憩(女性は、大変みたいだが)。
 ホコリまみれのガタガタ道を行き、車の窓は、ヒビだらけ(私が乗ったバングラデシュのタクシーで、ヒビの入ってない車はなかったなあ)。ザンビアは、かってイギリス統治下にあった為か、英語が共通語で、宗教はキリスト教。
 ザンビアに7泊し、息子さんの所には3泊したとのこと。息子さん、一人で住んでいるが、水はチョロチョロしか出なく、それを終始溜めて入浴。ヤモリとネズミとクモとゴキブリとシロアリと共存して毎日を過ごしていたとのこと。
 ザンビアは、海がなくて高原の為、現地は暑くなく、朝と夕は肌寒く、湿度が高くなくて、カラッとしていたとのこと。又、日本では決して経験出来ない価値観を持ったザンビアの人(とても優しい)と接して、いい経験が出来たとのこと。又、我々日本人が、日本で如何に恵まれているかがよく理解できたと言われた。それに、元気にそこで働いている息子さんの姿が確認できてホットしたようだ。
 ザンビアのそこの人達、日本って、どこも東京みたいな所と思っているらしい。海を見たことがないのだ。ザンビアの多くは、電線がなく(それで、当然電気もなく)、水道水や生の野菜は絶対に口に出来ないし、人通りの少ない道の途中で何かあっても、連絡が出来ないので、そこに人が来るまで待つしかない。車は、殆ど日本製での中古。正に、そこは、日本と違った別世界なのだ。

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102歳は青年だ!

2008-09-17 08:10:55 | Weblog
 9月15日(月)の敬老の日に、NHKの「百歳バンザイ・スペシャル」で、100歳以上でも、若者顔負けの若さで逞しく生きている人が紹介されていた。その中の一人、舛地三郎(しょうち)(102歳)さん、福岡教育大学の名誉教授で、英語・中国語・ロシア語に堪能で、中国で活躍し、アメリカのハーバード大学でも講演しているが、今回102歳で、福岡→ニューヨーク→トロント→サン・パウロ→(セネガルの首都)ダカール→イスタンブール→ヘルシンキ→ストックホルム→ベルリンと移動して、そのドイツのベルリンからの生の放映だった。ドイツでは、黒田節を踊り、ドイツ語を使って周囲を驚かせている(セネガルに行く前には、102歳でフランス語の猛勉強)。
 舛地さんは、どこにでもあって直ぐに捨ててしまうようなものを使って、手作りで「子どものおもちゃ」を作る。その種類が今までに何と5.000種類!
 自分の子どもが障害児で、それでいじめにあっていたことが、その活動のきっかけになっている。体の障害を持った自分の子どもがちゃんと遊べるようにとのことから次々とアイデアが生まれている関係でか、音が出るモノ、動くモノ、感覚器官を使って遊べるモノが大部分だ。
 舛地さんは、「それにより、新しいモノをゼロから作ることで創造性が育まれ、それを親子が一緒になってすることで、親子の強い絆が生まれる」と言われる。
 親子がそれで楽しくしている姿を見るのがとても嬉しいと言われる。要望があれば、世界中どこにでも行って「親子愛情教室」を開設したいと言われる。
 夢は、「子育ての国際学会」を開催すること、そして、それが世界平和につながること。最後に、「まだまだ102歳は青年だ!」と言われた。
 ムーッ、私も頑張ります・・・!

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岸和田だんじり祭

2008-09-16 08:53:34 | Weblog
 岸和田のだんじり祭のことが、9月15日(月)の敬老の日に放映されていた。以前にも、かなり詳しくテレビで見ていて、そのすさまじさに驚いていたが。
 この2日間で、観客人は59万人(大分県民の半分の数)。「外国人の為のだんじりインフォーメーション」なるものも設置されていて、世界の30カ国以上から見学に、いや、外国人の中には、そのだんじりを引く有力なメンバーになっている人もいるのだ(阿波踊りのように、踊るアホウに見るアホウ、どうせ見るなら踊りゃな損々って感じかな)。
 朝の5時から夕方の7時まで、35台が、命懸けで狭い道路を駆けめぐる。正に、命も油断したら失う感じで、「だんじり保険」まであるくらいだ(スゴイなあ)。
 何せ、この祭、江戸時代から続いている。岸和田市全体がこれ一色って感じだ。通り道のタイルの強さもアーケードの高さも、だんじりに合わせている。
 子どもからお年寄りまで、多くの人が直接に参加し、又、間接的には、殆どの市民がそれに参加している感じだ。正に、市民が一体となっている。
 今回の「岸和田だんじり祭」が終わって、その世話役のトップの人が、「(北島選手ではないが)もう言葉に言い尽くせません!」何て言って、感無量になっている。直接に参加している人の心境は、これで死んでも、岸和田の男児として悔いはないって感じらしい(スペインの牛の前を走る祭と同じ心境かな?)。
 日本の祭の意味は、大きい。祭は、多くの人が助け合わないと出来ない。年配者も若い人も、その役割をお互いに理解して、協力し合わないと出来ない。その人間関係が、普段のその地域での社会生活の延長となり、それにより、その地域がしっかりと支えられる。昔は、夏の供養盆踊りでは、上手な太鼓打ちがいて、朝までそれに合わせて踊っていた。今、そんな所は、日本全国で、殆ど消えてしまったし、盆踊りが自体が消滅してしまった所もある。
 日本の祭、これが日本を復活させる起爆剤になればいいかな?!

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くだらない話。

2008-09-16 08:09:31 | Weblog
 高校生クイズの時に、円周率の覚え方を以下の如くに説明した。
 私の場合、両手指を使って覚えている。それと、リズムで覚えている。これをすれば、やる気さえあれば、誰でも(!)覚えられます。頭の良し悪しと関係ありません。一番大事なのは、覚える気が強いかどうか、それと、後で忘れていても落ち込まない、そして、何度も繰り返すことを厭わないことではないでしょうか。
 その具体的な方法は、右手親指の先を右手の小指の付け根に当て、3と入れていく。で、3141までは、小指に入れ込む。最後の1は、小指の指先になる。5926は、薬指となる。5358が中指、9793が人差し指、親指は、くびれが2つしかないので、一つ目と二つ目の関節の間にかってに一つ作って、右手の人差し指で、2384と入れる。次に、左手に移って、右手と同じ感じでしていく。つまり、左手の親指で左手の小指の付け根から6264と入れて行く。で、リズムで、一気に、3.141592、6535897932、3846264、338327950、2884、1971693、993(ここで私は一息ついているが)、(次に、奇数時から始まる、7→5→9→5→7)7510、5820、974944、59230、7816(ここで、又、一息ついている。今度は偶数字から始まる、4→8→8→6)、4062、8620、8998、6280(で、最後の一息ついて、再び奇数字から、3→5→7)3482、534211、7067と100覚える。
 誰もいない所で、大きな声で体を動かしながら、俺は出来るんだと思って、楽しく覚えて行ければいいかと思います。やる気になれば、ホントにホント、年齢に拘わらずに、誰でも、1週間もあれば出来ます!励ましてくれる人や驚いてくれる人が傍にいると、ホントにいいんですが(私には、いなかったなあ)。
 で、円周率は、役立ちそうにないですが、世界の国の名前覚えだと、重宝です。(星座名やアメリカの州名もこんな感じで覚えていけます)
 以下、私の方法を披露します。良かったら、何かの時に利用して下さい。
 皆が覚えにくい感じに思っている中央アメリカ、これを、右小指の根っこから、パナマ→コスタリカ→ニカラグア→エル・(右小指の先)サルバドル、右薬指の根っこから、ホンジュラス→グァテマラ→ベリーズ→メキシコと、覚えて行ける。
 カリブ海諸島の沢山の島々の南からの12カ国の覚え方は(バハマとキューバを除く)、右小指の根っこから、トリニダード・トバゴ→グレナダ→セントビンセント・グレナディーン諸島→バルバドス、右薬指の根っこから、セントルシア→ドミニカ国→アンティグア・バーブーダ、セントクリストファー・ネイビス、右中指の根っこから、プエル・トリコ→ドミニカ共和国→ハイチ→ジャマイカとなる。
 ついでに、オセアニアの島々12カ国を(東側から北に一度上がって、又、西側から北に上がって言う)、右小指の根っこから、トンガ→フィジー→サモア→ツバル、右薬指の根っこから、ナウル→キリバス→マーシャル諸島→ミクロネシア、右中指の根っこから、バヌアツ→ソロモン諸島→パプア・ニューギニア→パラオと覚える。
 更には、アフリカ大陸の海岸に沿ってグルッと1周して全ての国名を言うと、右小指の根っこから、エジプト→スーダン→エリトリア→ジプチ、右薬指の根っこから、ソマリア→ケニア→タンザニア→モザンビーク、右中指の根っこから、南アフリカ→ナミビア→アンゴラ→コンゴ民主共和国、右人差指の根っこから、コンゴ共和国→ガボン→カメルーン→ナイゼリア、右親指の根っこから、ペナン→トーゴ→ガーナ→コート・ジボワール、左手の小指の根っこから、リベリア→シエラレオネ→ギニア→ギニアビサウ、左薬指の根っこから、セネガル→(セネガルに挟まれている)ガンビア→セネガル→モーリタニア、左中指の根っこから、モロッコ→アルゼリア→チュニジア→シリアと覚える。
 覚える気になれば、覚えますが、又、忘れますので、時々、復習する必要があります。(これで、次回のオリンピックには、沢山の国名、今以上に親しみがわくと思います。国旗にも挑戦して欲しいです。

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20080906/1

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演技力・・・

2008-09-15 16:57:34 | Weblog
 医療の現場では、医師には、病んだ患者さんの前で、高度なコミュニケーション力が求められる。それって、演技力ってことも含まれるかな?小児科では、母親が、医師の顔の表情を食い入るように見ていることが多い感じだ。
 熱で来て、「何も検査しなくて、それも初めから風邪かどうか分からないです。考えらえる疾患としては、・・・」何て言われて、川崎病や髄膜炎などの沢山の病名を並べられたりしたら、患者さんからいっぺんい疎まれてしまうだろう。
 
 例えば、小学3年生の男の子が、無菌性髄膜炎の疑いで外来に来院した場合。

医師:入院をして、腰椎穿刺をして治しましょう。髄液の圧が高いのでこんなに頭が痛いのです。吐くのもそのせいです。外来でこのままにしておくと、大変なことになるかも知れません(親の目を難しい顔をして見ながら言う)。
母親:大丈夫でしょうか(医師の髄膜炎と言う言葉を聞いてとても不安になる)?
医師:外来で出来る場合もありますが、帰っても、夜に又来る可能性があります。入院せずに、じっと家で絶対安静の感じでして外来で出来る場合もありますが(母親の目を難しい顔をして見つめる。母親は、子どもにどうする?と尋ねているが、子どもは当然、入院したくないと言っている)。
母親:(父親に連絡取れなく、どうした方がいいのか迷っている様子で)入院をした方がいいんでしょうか?
医師:はい(難しい顔をしながら)。
母親:(何かのことがあったら自分の責任になるかも知れないって感じで、割り切れないままに)入院お願いします。
ナース:ではこの用紙に、承諾書をお願いします(それには、医療行為に対して、異議を申し上げませんと書かれているが)。
母親:(記入を始めるが、気になって)どうしても入院しないといけない訳ではないんですね?
医師:はい。しかし、それで症状が悪くなって危険な状態になる可能性があります(尚更、難しい顔をして母親を見つめる)。
母親:(自分に納得出来たかのように感じて)そうですよね。
医師:(眼底を見て点滴後に)腰椎穿刺を今からしますが、後で頭がしばらく痛くなったり、刺した所がしばらく痛くなることもあります(厳しい顔付きではっきりと言う)。
母親:大丈夫でしょうか? スゴク痛いんでしょうか?
医師:気を付けてしますが、神様ではありませんから、後で思った以上に痛がることもあります(厳しい顔付き)。
母親:(不安になるも、少し覚悟をしながらも、ここで了解しなければ、先に進めないので)お願いします。
医師:局部麻酔をしますが、これで悪くなることもあります。
母親:(不安一杯で)分かりました。何かの時は、直ぐに対応できますね。
医師:はい。めったにそんなことありませんから。
母親:(もう、こうなったら、この医師を信じるしかないって感じで)先生、お願いします。
 ・・・で、無事に腰椎穿刺も終わり、診断も無菌性髄膜炎とはっきりして、頭痛もたいしたことなく、1週間以内に退院。

 これで、どこにも手落ちはなく、裁判になっても負けない感じになっている。しかし、こんな感じでは、患者側と医療側の間には、心通ったいい医療は存在しない感じに思える(過去の自分は、いつもこんな感じだったかなあ・・・深く反省)。

 以下は、私なりの今の対応の仕方・・・。
 
医師:髄膜炎って、3つの大きな症状があります。こんな感じで急に来て、普段の頭の痛がりと違って痛くて、熱も高くて、吐けば、まず、ウイルスによる髄膜炎と思います。3つ共揃っていますから。ウイルスでの初期では、足や頭をこんな感じで前に曲げても、少ししか痛がらないことも、多いんですよ。まだ、軽いって感じです。じっと絶対安静にしていれば、外来で治療できること多いんで、一応、今から、点滴して、注腸して、様子をしばらく診て、それで上手く行けば、家で飲み薬を飲んで、明日の朝、又、来て下さい。今日帰って、症状が強くなれば、電話して、出来れば、20時までに入院覚悟で外来に来て下さい。どうしてもの時は、深夜でも診ますが、出来れば、今日中に来て下さい(親の目を見ながら、普通の顔で、自信たっぷりに説明する)。
母親:大丈夫でしょうか?(来た時よりも、安心した顔になっている)
医師:(少し笑顔を見せる感じで、自信を持って言う)入院して治療する方法もありますが、軽い時は、外来でもけっこう出来るんですよ。検査出たら、又、説明します(母親、何かの時は、入院すればいいのだと思ってか、医師の言葉を信じる)。
 (点滴や注腸をしなくても、絶対安静だけで軽快する場合も多いかな)・・・1号を200ml点滴し、(葛根湯と五苓散を)注腸し(高熱で手足が熱くて顔色が真っ赤な時は、葛根湯+黄連解毒湯の注腸)、血液の検査で、CRPと白血球が高くないことを確認して、葛根湯(のみのこともあり)を処方して帰宅させるケースが私の場合、多いかと思うが。
 で、翌日の午前中に、来院。髄膜刺激症状も取れて、元気なっていることが多い・・・かな?!
医師:(こんな時には患者と一緒になって大げさに喜ぶことにしている、満身の笑みで、・・・何故なら、患者さんにも医者の治って嬉しい気持ちも理解してもらいたいから)良かったじゃない、僕、ちゃんと先生の言いように家でじっとおりこうさんにしていたからだねえ。
母親:(ニコニコして)先生、入院しなくて、ホントに良かったです。助かりました。ありがとうございました。

 医療は、ケースバイケースで、絶対と言うことは少ないと思う。知識や技術も確かに必要であるが、それ以上に、患者さん側へのコミュニケーション力も必要と思われる。そんな能力は、その医師自身の多くのいろんな経験から生まれたモノで、それによる自信から得られたものが大きいと思う。医療側と患者側が対立関係にあれば、いい医療は出来ない。いい医療をしようとの共通の目標があることをお互いに自覚する必要がある。時には、一生懸命にしても、上手く行かないこともある。そんな時、追い打ちを掛ける感じで患者側が医師に詰め寄ると、医師は
自信をなくし、お互いに不幸な思いになってしまうと思う。今の医療で、不安だから抗生物質、何かあったら大変だから帝王切開、訴訟を恐れて過剰検査、そんなことが少なからずされていないと、誰が言えるだろうか。

 医師には、知識や技術、それに、ペーパー試験では測れないコミニュケーション能力、つまり、患者を安心させる「演技力」が必要な気がしている。

*患者さん側が医師を見た時に、その時の印象も、コミュニケーションを取る上では非常に大切なこと。以下は、一緒に仕事をしていた先生(私立の医科大学卒の先生で、若いのに頭の髪がとても薄くて、ふけてみえる・・・失礼)の内容。
 「イヤー、まだ、研修2年目で、大学でオタオタしている時なのに、同期の研修医が診て、親とトラブって困っていて、ちょうどその時に院内にいた僕に一緒に診てと言われて行ったら、(同期生の研修医のすることが頼りないって感じで憤っていたらしい)父親の顔色が自分を見ると急変して、直立した感じになってしきりに頭をペコペコ下げられて、忙しいのにすみません何て言われて、(自分が同期であるとはとても言えずに)、同期生のしていることでいいと言って、親が納得してくれて、上手くいったことがあって、自分でもその時ビックリした・・・」と。

 アメリカの医師(アメリカでは、大学卒業後に医学部に進学する)には、いろんな経歴の人がいて、元ラグビーの選手って人もいるとか。いろんな患者さんを前にして、日本の医師にも、受験勉強だけでなく、それまでのいろんな体験が大切だと思いますが。東国原知事の場合、無駄と思えた漫才生活が確実に生きていますね。イヤー、医療は正にアートかな。

*昔の自分は、「笑わない」「目を見て話さない」「すぐに怒る」のイメージでの医師でした。自分としては、一生懸命のつもりだったのですが、患者さん側からその様に見えていたのでした。あまりにも忙しくて(新生児を抱えて、一人だけの救急病院での小児科医だったので)、そのゆとりがなかたっと言えばそれまでですが、それで、お互いに気まずい思いをしてきたことも多かったと思います。
 医師には、ゆとりが大切です。休むことが大切です。自分を客観的に振り返る時間が大切です。
 それに、医療の世界以外にも踏み込んでみることも、必要かと思います。

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