日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

暇つぶしの話(その13)

2017-02-27 13:06:16 | Weblog
 新入社員時代を振り返って、しておかけば良かったと後悔している事のアンケート調査の結果が、昨日(2月26日)公表されていましたが・・・(17の選択肢があって、その内の3つを選んだ結果)。

1位、将来に備えた「預貯金」
2位、語学力を磨くための「外国語の勉強」
3位、キャリアアップのための「資格取得」
4位、プライベート充実のための「友人関係の構築」
5位、見聞を広めるための「旅行」
となっています。

1位、将来に備えた「預貯金」、そうですね、納得ですね。
 「○万円、貸して・・・今、ちょっと都合が付かないんで・・・必ず、直ぐに返すから・・・」何て言われて、貸したお金が返って来なかった経験、ありませんか?
 冷静に考えると、10万未満のお金の都合がどうしても付かなくて借りる人、かなり困っている訳で、そんな人に貸す時は、もう、返って来ないと思って、上げた気持ちになって、貸すべきですね。
 若い人でも、毎月、ちょっとちょっと貯めて行く人、います。立派ですね。でも、しようと思えば、出来るケース、少なからずあると思うんですが。例えば、煙草を吸う回数を減らすとか、パチンコに使うお金を減らすとか、外食の回数を減らすとか・・・。

2位、語学力を磨くための「外国語の勉強」、確かに、今の様なグローバル社会では、充分に納得ですね。
 どうしたら語学力が身に付くのか・・・→今は、時間さえあれば、どこにいても、スカイプなどで、出来る時代ですね。それも、多言語が。まあ、日本にいて、英会話がとても上手くなった人、あまり知りませんが・・・?!

3位、キャリアアップのための「資格取得」、大切ですね。
 特殊な資格と技能であればある程、需要と供給の関係で、それなりの報酬がありますね。
 私が接したオーストラリア人で、彼は、特殊な技能(鉱山関係)を持っていて、ブリスベンとパース(4日ここで仕事)の間を飛行機で毎週通っている男性が現にいましたよ。その男性の子どもさん(男の子)、パパベッタリって感じでしたが・・・。

4位、プライベート充実のための「友人関係の構築」、これも大切ですね。
 永い人生、遠い親戚よりも近くの友達って感じで、年を取れば摂る程、若い時からの友達は、大切にしたいですね。仕事仲間だけでなく、趣味仲間、必要だと思います。今からでも遅くないと思います。

5位、見聞を広めるための「旅行」、そうなんです、旅行は、ずっと楽しめますね。
 行く前に楽しみ、行った現地で楽しみ、そして、行った後も、思い出して、楽しむ、そう、一生楽しむといいでしょう。
 初めグループ旅行で、その内、個人旅行で、そして、国内だけでなく、海外へも。取り敢えず、韓国語を勉強して、ソウルへ2泊3日とか・・・?!
 体験しないと理解できないこと、多いです。

*写真は、釜山。2004年12月9日~12月28日まで、韓国の釜山に独りで行って、外国語学校と大学のダブルスクールに通って、ハングルを勉強する。




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暇つぶしの話(その12)

2017-02-25 10:08:04 | Weblog
 「・・・を摂ると、○○に効きます・・、・・・すると、△△になれます・・・」って感じで、いろんな効果が専門家により、テレビで一方的に流される時代になっています。時に、専門家の間で、全く逆の内容になっているケースもありますが・・・?!
 例えば、手を洗うと、手から細菌が流されて、清潔になれます。と言うのに、手を水でよく洗う前と洗った後に、手の表面をこすって、それを培養して、細菌の増え方を見ると・・・→
 洗った方が、少なかったとしたら、そうか、手を洗った方が清潔になるのだとの結論が一応出せるかも知れない。
 しかし、この実験、逆に、よく洗った方が細菌が沢山培養されて、逆になる結果になった論文が現にあったりして・・・で、理由は、溝に潜んでいる細菌が、よく洗った結果、外に出て来た為に、その菌を拾った為とのことですが・・・つまり、実際に客観的に証明しようとなると、その客観的方法が難しくて、思った通りの結果が出来ないこともあるのです。
 インフルエンザには、本当に、タミフルが効くのか・・・それを調べるとしたら・・・→
 タミフルを飲んだ人で、よく効いたと思われる人の数(A)とそうでない人の数(B)を調べて、A/A+B、B/A+Bで、常に、前者が後者よりも多ければ、そうだと思いたいのですが、よく考えると、これは、不正確ですね。
 タミフルでなく、全く効果のないのを飲んだ人も調べて(飲む人には、タミフルがどっちか分からない様にして)、よく効いたかと思われる人の数(C)とそうでない人の数(D)を調べて、C/C+D、D/C+Dも出して、それ等を比較する必要がありますね。それも、数が多ければ多い程、より正確になりますね。
 しかし、実際は、免疫力の強い人もいますし、そうでない人もいますし、人種でも効き方が違うと思われますし、土台、同じ条件で実験すること自体、生き物の場合、難しいですね。特に、感情に左右され易いヒトの場合は。

*写真は、長女の次女(7カ月)を2月20日に撮ったもの。


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お産・・・

2017-02-23 10:53:37 | Weblog
 「いつ、産まれそう?」「それがまだ、はっきりしなくて・・・」って感じで、今まで、助産師さんと私とで、やりとりの会話をしてきました。
 そうなんです、いつ産まれるか何て、多くのケースで、はっきりとは、言えませんね。直前だと、言えますが・・・。
 急に陣痛が起きて、乗り物の中でお産何てこともありますね。今までの私の長い経験では、トイレで産まれて扱ったケースが2例ありましたが・・・。
 初産だと、陣痛が始まっても、直ぐに産まれないことが多いのですが、経産婦だと、思った以上に早く産まれるってことって、よく経験します。
 時に、胎盤早期剥離と言って、初産経産に関係なく、直ぐに処置しないと大変なことになることもあります。これだと、産まれて来るベビーの3分の1が亡くなり、3分の1に後遺症が残るってことで、超救急医療が必要ですね!(当院でも、深夜0時過ぎに帝王切開したことがありましたが・・・幸いに、母子共に、無事でした。)
 数多いお産の中では、めったにないケースを時に経験します。
 その為に、いつでも、遅れない様に、いい医療体制が取れることが大切なのですが、その為のスタッフ確保が、実際には、大変ですね。お産は、365日、24時間ですから。
 医師の健康上のことも考慮して、産科医と小児科医は、出来ることなら3人以上をと、全国規模で、集約化が行われました。が、現実には、まだ、独りや二人の産科医・小児科医の医療機関も、沢山あります。
 当院でも、3月から、産科が中止になりました。産科の先生、本当にお疲れ様でした(ここに20年以上もいて、殆ど独りでお産に携わってきた団塊世代の先生ですが)。
 平成2○年○月21日(火)、朝7時過ぎ、食事する前に、分娩室からコールがあり、直ぐに駆けつけました。初産で、40週6日、3200gの女児で、吸引分娩でした。で、活動力は良好でしたが、酸素モニターで値が少し低く、又、肺の聴診で、ラ音が多かったので、ビタミンK(止血剤)を筋注した後、直ぐに、保育器に収容しました。その後、幸いに、経過良好でした。
 平成2○年○月22日(木)、夜の11時過ぎ、ちょうど床に入ったところでしたが、分娩室からコールがあり、直ぐに駆けつけました。初産で、39週3日、2940gの女児で、吸引分娩でした。で、顔色よく、肺の聴診所見も良く、保育器入れることなく、ビタミンKを筋注しました。その後、経過良好でした。
 (吸引分娩をしているので、今後、1週間、黄疸に注意しないといけませんが・・・)
 ここでのお産で、私が取り扱うベビーも、これで終わりになりました。
 長い間、本当に、ありがとうございました。

*写真は、日齢4の(ニューヨーク在住の)孫(長女の次女)、スカイプで撮る。


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暇つぶしの話(その11)

2017-02-20 17:05:54 | Weblog
 人生の指標

1)私が、若い時にお世話になった、(地域の民間の大きな救急病院の)理事長、そこでの職員がいろんな事情で退職する時、必ず、最後に会って、理事長自らが辞める職員に丁寧にお礼を言って、一番最後に、「良かったら、又、いつか、ここに就職して下さい・・・」って感じで言われていました。
 多くの職員がそれを聞いて、涙していました。
 多くの病院と退職する職員の関係が、いつも、こうだといいですね・・・。

2)私の父も家内の父も、他界した後のことを、前もってそれなりにいろいろと話していましたが、その時は、しっかりと受け止めていませんでした。両父とも、子どもや孫たちが墓参りで難儀しない様にと、生前に、お墓の場所を、便利な所に決めていました。
 昔は、盆と正月は、故郷に帰って墓参りするのは当たり前でしたが、今は、なかなか難しいですね。交通の便は、以前とは格段に良くなっているはずなのですが・・・。
 今は、ビデオなどがあって(写真も沢山あって)、いつでも故人が見れる感じになっているので・・・それが却って墓参りを妨げているでしょうか・・・?
 兎にも角にも、70歳近くになれば、終活、しっかりしておくべきだと思います。私の場合、それなりに、もうしていますが・・・。

3)来月の3月19日で、天草を発ちます。
 30歳なる前に、郷里(佐伯)の救急病院に就職して、そこで10年半余(独りで8年半ほど)、勤務しました。天草では、それ以上の期間(11年7カ月)でした。
 その間、いろんなことがありました。
 私の住むアパートの前の道路が出来(10年以上掛かっていましたが・・・)、新しいトンネルが出来、小学校と中学校が合併して1つになりました。古い建物が壊され、同じ場所に、5階建ての立派な看護学校も出来ました。病院がへき地拠点病院になっていることもあり(県下に3つあり)、医学生や研修医など、いろんな人の出入りがありました。
 私も、いろんな勉強が出来ました。当院の外科と眼科で、手術もして頂きました。
 惜しまれて退職するのは、私にとっては、とても有り難いことで、深く深く感謝です。

4)平成11年5月に私の医院が閉院した時のことを思い出すと・・・→開業するよりも、閉院する方が難儀しましたね。
 その時のカルテなどが、まだ、家の倉庫に半分近くあります。少しずつ、処分して来たのですが、個人情報のことなどもあり、まだ、残っていて、慎重に対処しています。
 人の一生も、産まれる時よりも、最後が大事ですね。
 いろいろあっても、最後がハッピーエンドで終わると、今までの苦労が帳消しになる感じがしますが・・・?!
 反対に、最後、いい加減に過ごすと、今までの努力の成果が失われてしまう気がします。飛ぶ鳥、跡を濁さずですね。

5)ベートーベンやモーツアルトの曲、今も、世界中で、多くの人が聴いています。それと同じで、世の中の為に、その人がしていた事や言われた言葉、後世の人が、しばらくの間、覚えていますね。これって、その人が、死後もこの世にしっかりと生きていることになるのではないでしょうか?!
 父が言った言葉・・・→「若い時の苦労は、買ってでもせよ!」。
 父から、小さい時、将棋も囲碁も教わりました。で、全て、父に負けました。一度も勝った記憶がありません。将棋は、私が習い始めに、歩3丁で、囲碁は、9目以上置いて、完全に負けていました。勝負の世界の厳しさを私に教えてくれたのだと思います。
 それと、私の名前の事を、次の様に時々、説明していましたが(同じことを何度も、聞かされましたが・・・)・・・→「織田信長に仕えていた家老の平手政秀(まさひで)、若き信長が無鉄砲なことばかりするので、それを正さないと、私は自害しますと言い、本当に自害してしまった。その時、信長、深く悲しんで、それから自重する様になった。」で、そんな政秀の生き方をしなさいと言われました。
 母が言った言葉・・・→「他人が喜ぶことをすることが大切、高漫が一番いけない!」。
 家内の父親が言った言葉・・・→「自分の力だけで今の自分があると思っている時は、まだ、子ども。他人様のお陰で今の自分があると思える様になったら、大人の仲間入りが出来る。」と。
 高校の数学の先生が言われた言葉・・・→「個性を失くすな!」。
 茶道の先生が言われた言葉・・・→佐伯市の市民茶会で、「どうして飲めばいいんですか?」と聞かれると、「鼻から入れなくて、口から入れて下さい・・・」と説明していましたが・・・。この先生がいると、場が、急にパッと明るくなり、皆の緊張が取れていましたが・・・。
 書道の先生が言われた言葉・・・→「書は、心である!」
 篠笛の先生の先生が言われた言葉・・・→「音色に、その人の人生(観)が出ます。いろんな人生経験を積んて、ある年齢に達しないと、どんなに上手に吹いても、他人には、響きません。」。
 研修医の時に、小児科部長が言われた言葉・・・→「赤ちゃんは夜作られる、小児科医も夜作られる!」。
 皆、故人となられていますが、私の頭の中では、まだ、今もしっかりと私の人生の指標となっています。
 
 
 
 


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暇つぶしの話(その10)

2017-02-15 10:07:02 | Weblog
 今からどんどん繁盛して行くだろうと予想される会社、今からどんどんと衰えて行くだろうと予想される会社、どこが分かれ目になるのでしょうか・・・?
 (懇意にしている)ある公認会計士が私に次の様に言ったことがありますが・・・→「仕事を受けるかどうかは、トップの人とじっくり話して、後は、トイレを必ず見ます。トップと一番下を見れば、後は、その間にいますから・・・。」と。で、トップの考えが立派で、トイレがちゃんと掃除されていて、初めて、請け負うことを考えるとのことでしたが・・・。
 今の時代、現場の意見を無視して、「トップダウン方式」で経営しても・・・→その時、トップが部下から尊敬され、強いカリスマ性がある時は、部下はそれなりに付いて行きますが、それがないと、いくらトップがガンガン言っても、部下は、長い目で見れば、次第に離れて行きますね。
 会社が大世帯だと、トップが末端まで一人一人把握するのは、土台無理なことです。トップがよく把握出来るのは、せいぜい、側近の10人程度ですね(10人でも多いのでは?せいぜい5人まで?)。
 新しい市長が皆の選挙で選ばれると、昔だと、三役の助役・収入役・教育長が決まっていましたが・・・今は、収入役はなく、助役の代わりに副市長となっていますが・・・それと同じ感じで、行政上、上の少ないポストの人選は、最も大切ですね。
 その大切な上のポストにふさわしい人をトップがしっかりと公平に選べるかどうかですね。そして、それぞれの領域に関する直属の部下をトップが信じて任せ、何かあれば、最後は、自分が責任を取るって感じの(田中角栄みたいな)スタイルにすれば、トップが命って感じで、一生懸命に頑張るかも知れませんね。
 今の官僚の様に、各省の大臣がコロコロと代わり、課長→部長→局長→事務次官と、ほぼ、年齢順に(T大中心の)ヒエラルキーが出来たガチガチの官僚組織だと、歳を取れば取る程、後のポストのことを考えて、不安が一杯で、思い切ったことが出来なくなりますね。末端の現場の実態を充分に把握する何て、構造上、出來ませんね。
 昔(私が研修医の時)、県病院に勤務していた時、病院近くの角店で、1カ月に1回の頻度で、(いつも部長の払いで・・・おでんが多かった感じですが?)夕食を摂りながら、小児科のスタッフ(5~6人)が皆集まって、少しアルコールが入った状態で、懇談していました。これが、今考えると、超良かったですね。(30年程、そこで小児科部長をしている)トップが、部下をどう思っているのかがよく理解出来ましたし、適切なアドバイスを素直に受けることが出来ました。
 部長(当時、副院長)は、県下の小児救急の不備をいつも嘆いていました。「赤ちゃんは、夜作られる、小児科医も、夜作られる。」って部長の言葉、今も、しっかりと覚えていますが・・・。
 郷里の救急病院に就職した時、私の意見が通って、「新生児・未熟児センター」が出来ました。私も、若かったので・・・→ナースで、小児科は、任せられないと思うと、院長の所に行って、小児科のスタッフからはずしてもらっていました。そんな感じで、各科からの(ドクターからクレームの付いた)ナースを院長が全て院長の傍らで責任もって教育していました。
 ある時、「もう、かなりしっかりしてきたから、どうでしょうか?」と院長から尋ねられた時、私は、「小児科では、あのナースには、子どもを任せられません、ダメです!」と強い口調で言うと、「そうか・・・」と院長が言われて、院長の方が私に常に合わせてくれていました。
 この病院では、とても忙しかったのですが、産婦人科の院長と理事長が、私を絶対的に信じてくれ、又、私の部下も、私に付いて来てくれて、仕事がし易かったですね。(→それで、開業するまで、10年半もいて、独り小児科医では、8年半も頑張れましたが・・・)
 福岡県の病院に就職した時にも、ここでも、上の人の在り方を学びました。
 理事長はとても忙しい人で、何カ所も理事長を兼ねていて、年に、1~2回程、私が勤務する病院に来ていました。その時、必ず、会食をしてくれて、「困った事はないか?遠慮せずに言ってくれ、ここでは言いにくい事でも・・・」とよく言われていました。
 1月1日のちょうど正午に、私が診察をしていると、予告なしに小児科外来にヒョッと来て(3分もいなかったと思われますが)「ご苦労様です。」と頭を下げて言われました。この時の理事長の姿を見て、益々やる気が出てきたのを覚えています。
 現場の意見を無視して、部下の気持ちになれずに、部下を無視して、トップだけで決めて突っ走ると、いつかは、亀裂が起きてしまう気がしてなりません。

*私が院長職の時、家族持ちの職員には、家族旅行を、独身の職員には、海外旅行をして頂きました。写真は、たはら小児科医院のナース二人がアメリカに行って、1994年2月に撮ったものです。開業の8年半余、私は、遠くに行くことなく、毎日(毎晩)、欠かさず仕事をしていました。ある人から言われました、「先生は、人を集める能力はあるけど、経営能力は素人。」と。




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暇つぶしの話(その9)

2017-02-14 09:46:59 | Weblog
 つい最近、ある人(女性)から、「今からの時代、子どもをどう育てられいいんでしょうか?」何て、尋ねられました。
 で、私は、今、次第に注目を浴びつつある「非認知能力を磨いておくといいのでは・・・」とアドバイスしましたが・・・。
 小さい時に我慢が出来ない子は、大きくなっても、そんな感じで、いいチャンスを逃してしまう傾向にある何て「マシュマロを食べないで我慢する実験」で、説明されていましたが・・・。
 子育て何て、やり直しが効きません。親にとっては、前にも後にも、一回の大勝負ですね。私を例にとっても、上の二人の兄貴と私とでは、興味の沸く事から、している事、価値観、全く違いますね。よく考えてみると、小さい時から、三人三様で、はっきりと違っていましたね。
 一番上の兄は、文学青年でした。で、文系に進み、高校の教師になりましたが・・・。
 二番めの兄は、電気を扱うのがメチャ得意で、理系に行き、高専の先生になりましたが・・・。
 で、私は、文学にも、電気系統にも興味がなく、その中間って感じで、生き物にとても興味があり、医学部に行きました。
 確かに、「三つ子の魂、百まで」って感じがしますね。
 ちょっと前までは、IQが高いの低いの、偏差値がどうだの(今もそうですが?)何て言われていましたが、この先、20年、30年となると、今していることの仕事の半分がなくなるとのことですから、認知能力の高低だけでは、やっていけなくなります。
 この先、人工知能やロボットの活躍が期待されるので、今後の少子化の心配はないと言う人も現にいます(まだ、先進国と比べても、人口密度、高いですから)。
 そんな時代になればなる程、確かに、意欲があり、我慢強さがあり、コミュニケーション力があり、計画性があり、協調性、共感性など、数字で表せない非認知能力が必要となりますね。
 
*写真は、2001年9月21日、韓国の(中央にある)清州市に行って、演奏している所です。
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Forest/6348/kankoku-1.htm(←2001年9月)
http://blog.livedoor.jp/mt221414/tag/%E9%9F%93%E5%9B%BD%E6%BC%94%E5%A5%8F%E6%97%85%E8%A1%8C(←2012年5月)





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暇つぶしの話(その8)

2017-02-14 08:31:38 | Weblog
 名前が似ていたり、場所が近かったりして、今でも、どっちか分からなくなること、しばしばですが・・・。

その1)イランとイラク
 昔、よく間違えていました。湾岸戦争以後、間違わなくなりましたが・・・。

その2)アイスランドとアイルランド
 昔、これも、よく間違えていました。冷たいアイスをイメージして、より寒い所にあるのがアイスランドと覚えることで、間違わなくなりました。

その3)ウルグアイとパラグアイ
 南米のウルグアイとパラグアイ、海岸沿いの国はどちらか、なかなか覚えられなくて・・・。サッカーの試合で、日本と戦ったのは、ウルグアイ。

その4)ウラジオストクとハバロフスク
 ウラジオストクとハバロフスク、どちらが北にあるのか、なかなか覚えられなくて・・・。

その5)島根県と鳥取県
 これも、よく、間違えて、どっちが東だったかなあと、考えたりもしていましたが、実際に、島根県、鳥取県と行って、出雲大社と鳥取砂丘を見て、やっと覚えられました。人口は、島根県の方が鳥取県よりも、ちょっと多くて、その鳥取県の人口、全国で一番少なくなっています。

その6)中央アジアの5つの国
 カザフスタン・ウズベキスタン・トルクメニスタン・キルギス・タジキスタンの5つの国、位置関係が、しばしば混乱します。
 私なりに、その覚え方として・・・→上にウズベキスタンがあると覚え、トルコに近いから、トルクメニスタンがあると覚えていますが。キルギス、太平洋のキリバスと、時々間違えることもありますが。
 グルジア(ジョージア)とアルメニアとアゼルバイジャンの位置関係、なかなか覚えられなくて、イスタンブールに行った時に、トルコ語を教わった女性の配偶者がアゼルバイジャン人で、その時、しっかりと覚えられました。
 黒海とカスピ海に全く接せず、グルジアとアゼルバイジャンとイランとトルコの4カ国に囲まれているのが、アルメニアですね。

その7)ベルンとベルリン
 ドイツの首都は、ベルリンですが、スイスの首都は、ベルンですね。
 ルーマニアの首都は、ブカレストですが、ハンガリーの首都は、ブダペストですね。

その8)その他
 (アフリカにある)アンゴラと(スペインとフランスに隣接する)アンドラ、スロベニアとスロヴァキア、アルメニアと(バルカン半島にある)アルバニア、エストニアと(アフリカにある)エリトリア、(ヨーロッパにある)モルドバと(インドの西にある)モルディブ、(アフリカにある)ウガンダとルワンダ、南米にあるスリナムとガイアナ、ドミニカ国とドミニカ共和国など・・・位置関係が紛らわしいですね。

*写真は、出雲大社、宍道湖、鳥取砂丘です。






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暇つぶしの話(その7)

2017-02-13 11:23:36 | Weblog
 再び、海外旅行での私の経験からですが・・・「子をもって知る親の恩」って言葉がありますが、私の場合、「海外に行ってやっと知る日本の姿」でしょうか・・・?!

1)チップの問題。
 海外で悩むのは、チップの問題ですね。5%~10%と言われても、具体的には、どのくらい上げればいいのか、迷いますね。
 降りる時に、タクシーの運転手さんから、小銭がないと言われて、1割以上のチップを払うことになったりして・・・。
 海外で、運転手さんに、「ありがとう」と言うと、釣銭はいりませんの意味に受け取られますから、注意しましょう。

2)宗教の問題。
 海外に行くと、宗教色が強いことに驚かされます。何せ、日本は、神道と仏教があっても、矛盾を感じない不思議な国ですから。
 イスラムの国に行くと、朝早く、(メチャ大きな音で)礼拝の時間を知らせていますし(コーランの内容じゃないです!)、欧米に行くと、日曜に協会に行くのが普通になっていますね。

3)大半が、日本語しか話せない日本人。
 アメリカに行っても、フランスに行っても、イタリアに行っても、顔形、それに価値観の相違、いろんな人がいますが、日本の場合、99%の人が、日本語を話しています。
 先進国なのに、長く英語を教わっているはずなのに、英語が上手く通じません。韓国の人や中国の人が旅行で来ても、日本人で、韓国語や中国語で応対出来る人、極めて稀です。

4)水が美味しい。
 ちょっとしたレストランに行くと、日本の場合、まず、水が出ます。水は、もちろん無料で、温かいお茶にしても、無料ですね。お金を取られた話なんて、日本で聞いたことありません。
 しかし、海外では、水にも当然、お金を払います。アラブの世界では、オイルよりも水の方が高くなっていますよ。
 日本では、家庭で車を洗う水と食卓で飲む水、同じですね。日本では、そんな事、当たり前ですが、海外では、ないことです。

5)観光客料金。
 東南アジアに行くと、「観光客料金」と言うのがあります。観光客には、高く、地元の人には、安くなっているのです。日本人がこれを知ると、「エッ!」と思いますが、現地では、これ、当たり前なのです。
 ボラレタと思わず、現地では、こんなものだと思えばいいかも知れません。値段が書かれてなくて、交渉で決まるケースも、多いので、相場を前もって知っておく必要がありますね。

6)サービス。
 日本では、「お客様は神様です」って感じで、お客様を大切にしています。質問や苦情などに、丁寧に応対しています。
 海外では、買い手と売り手、対等ですね。そっけなく対応してきます。ステイタスのカードを見せると、急に態度が変わったりもします。

7)子どもの安全。
 アメリカでは、眠っている小さな子どもを家に置いて買い物をすると、逮捕されます。ランドセルを背負った日本の女児が、駅で、電車を待っている間、独りで本を読んでいる姿に、世界が驚嘆していますが・・・?!
 兎に角、子どもだけで学校に通っているケース何て、海外では、危なくて、まず、ないことなのです。

8)祭
 日本では、(地域力を維持することに寄与していると思われる)「祭」が、全国くまなく、いろんな形で、存在しています。
 永く滞在している韓国の人から言われました、「この日本の祭りが、最も日本らしい姿ですね!」と。
 (子どもから大人まで、更には、魂までも一緒になれる)盆踊り、次第に下火になりつつありますが、ここで再び、若者を中心にして、昔の姿に戻って欲しいです。

*写真では、お茶会(子ども茶会)で、次女と長男が、お点前をしています。





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暇つぶしの話(その6)

2017-02-11 10:38:47 | Weblog
 海外旅行をすると、いろんな事を経験します。
 グループでの旅行は、それなりに、楽って感じですが、細切れに動く感じで、自由がないですね。初めての海外旅行では、取り敢えず、グループで行っても、せっかく、高いお金と貴重な時間を費やす訳ですから、次第に、個人旅行に変えて行っては、如何でしょうか?
 現地の簡単な挨拶程度の言葉も、少なくとも、こんにちは、ありがとう、さようならの3つを、まず初めに言える様にして、行くべきではないでしょうか(←今の時代、インターネットで、それなりに、独学で、どこにいても、誰でもその気になれば、出来ますから)。
 実際に、海外で過ごすと、日本との相違を知って、日本の常識が非常識であることを思い知らされますね。
 私なりに、今の段階で、今までの経験から、それを10程、述べてみたいと思います。

1、日本は、安全です。それも、他の国と比較すると、超安全ですね。
 日本みたいに安全な国、まず、ないですね。グループでカナダに行った時、引率してくれていた旅行会社の女性が、ちょっとしたスキに、実際に、カナダの空港で、トランクを取られてしまったので、驚きました。幸い、皆の切符は、しっかり彼女の身体と一緒に移動していたので、大丈夫でしたが。
 私は、幸いに、被害に遭っていません。行く前に下調べをして、危険な地域に行かない様にしていますし、どうしてもそこに行かないといけない時には、スキを見せない様に、常に、アンテナを張っていますから。
 治安だけでなく、食事や乗り物や建物など、他の事も、日本は、まず、安全ですね。自然災害は、そうでもないですけど・・・。

2、日本では、時間が極めて正確です。
 日本みたいに、時間通りに乗り物が発着している所、珍しいですね。新幹線で、5分遅れると、お詫びの放送をしていますが、それも、何度もしていますが、海外からの人、不思議がっていますね。
 タイのチェンマイに行った時、大きなデパートの前で、朝、オープン前に、沢山の人が待っていました。日本だと、時間まで待つのですが、そこでは、5分程早めに、開けていました。

3、日本では、乗り物の中で眠っている姿をよく見ます。
 海外では、こんなこと、まず、見かけません。ドバイでは、罰金を取られますよ。日本の場合、治安が良いからでしょうか・・・。
 で、眠っている人、不思議に、着くちょっと前に目を覚まして、遅れない様に、ちゃんと降りて行きますね。こんなこと、日本独特の光景ですね。

4、日本の自動販売機。
 日本の自動販売機、多いですね。温かいのと冷たいのが同じ自動販売機で利用出来るなんて凄いです。それに、故障は少ないし、いろんな種類があり、中心部から離れた田舎のあちこちにも、設置されていますから。
 日本の場合、「無人(販売)」何て言うのもあり、買い手を絶対的に信じているんですね。
 これぞ、正に、「日本の心」ですね。海外だと、自動販売機ごと持って行かれるとか・・・?!

5、日本のトイレ。
 日本では、ウォッシュレットの付いた宿泊施設、沢山あります。海外では、一流のホテルでも、まず、ないです。海外の人、日本に来て、ウォッシュレットを経験すると、忘れられない感じになるとか・・・。それに日本の、トイレがきれい過ぎて、中国の人、驚いていますね。
 パリの街中では、日本の様に、アチコチに無料のトイレ何て、あっても少ないです。そこでは、列ができています。で、1回、利用したのですが、あまり快適でなかったです。
 パリの地下鉄には、トイレ、ありませんでした。あると、密室になるので、治安上、危ないと思います。

6、日本人は、きれい好き。
 東南アジアのある国に行った時、食べ物を食べた後、紙の入れ物を持っていると、「何故捨てないの?」と尋ねられました。ゴミ箱があれば、そこに捨てるのですが、なかったからです。
 見てると、ポンポンと道路に捨てているのです。だから、当然、道路は、アチコチ、ゴミだらけって感じになっていましたが・・・。
 それと対照的に、日本の道路は、実にきれいですね。それも、隅々まで。
 海外で靴を寝室の枕元まで持って来て寝るなんて、日本人には、とても抵抗ありますね。スリッパは、日本人のアイデアから産まれたものなんですね。

7、日本人の断り方。
 カナダのバンクーバーに3週間ホームステイして、そこから語学学校に通っていたことがありますが、その時、ホームステイの奥さんから、どっちって感じで、白黒付ける感じでよく聞かれました。この人、日本で英語を教えていたこともあり、日本人が、嫌でも、はっきりと嫌と言わないことを知っていたからです。
 そうなんです、日本人、海外で現地の人から買う様に詰め寄られても、ニコニコして断っていますが、これだと、脈ありって感じに誤解されるんですね。海外では、嫌なことは嫌と言う顔をしっかりと相手に見せないといけません。
 海外では、コインの裏表の2種類しかない様に、2者選択しかないと、肝に銘じておくべきだと思います。
 日本人の「考えときます・・・」は、英語の「ノー」のことが多いかと思いますが・・・?!

8、日本人には、ガッツポーズがない。
 ゴルフの松山選手が、プレイ中に、良くても悪くても、(ちょっと不満そうな)顔色をしていることが普通じゃないと海外で騒がれていますが。イチローも、ヒットを打っても、顔色、変えませんね。
 将棋にしても、囲碁にしても、相撲にしても、剣道にしても、日本人、勝っても、ガッツポーズ、しません。これ、正に、相手を思いやる「日本の心」だと思います。
 海外だと、久し振りに会うと、凄い抱擁シーンを見ますが・・・。

9、物乞いの人がいない。
 昔、物乞いの人、見ていましたが・・・今は、まず、いませんね。
 海外では、物乞いの人、多いです。特に東南アジアでは。先進国のイタリアでもフランスやオーストラリアでも、人通りが多い所で、よく見ています。
 海外では、特に、東南アジアでは、外見を見ただけで、その人の生活水準がどの程度なのか、少なからず想像が付きます。
 日本では、生保の制度がしっかりとしているからでしょうか?

10、平等の医療。
 日本の医療制度は、世界一と私は思っています。
 1億2000万の多い人口で、37都道府県、大きな差がない感じで、周産期死亡率、新生児死亡率、乳児死亡率、平均寿命(健康寿命も)、少ない医療スタッフで、今、世界のトップレベルですね。これは、実に凄いことなんですが、マスコミは、何故か、あまり騒ぎませんね。

*写真は、アラブ首長国連邦のドバイ→フランスのパリ→カナダのナイアガラで撮ったものです。




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暇つぶしの写真

2017-02-10 10:48:08 | Weblog
 イスタンブールで撮ったモスクの写真です。想像以上に、この10か所、個性的で、素晴らしかったです。












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