日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

生き方研究(下)・・・

2018-07-31 06:52:31 | Weblog
 40歳~60歳、多くの場合、社会から一番頼りにされる年齢ですが、この時に活躍できる為には、その前の20歳~40歳までの基礎があってのことが多いかと思います。
 20歳~40歳まで、失敗続きでも、それを生かせば、その失敗も生きますね。
 私が(たはら小児科医院を)開業したのは、41歳の時でした。19床の入院設備を持っての開業でした。会員当初、私自身は、ファイト満々でしたが、経営能力なくて、8年半余で、潰れてしまいましたが・・・。
 もう、失敗は出来ないと思い、潰れた後は、勤務医を続けて今に至っています。
 開業する上には、医師としての腕以外に、経営能力が必須で、その勉強は、開業前、殆どしていませんでした。頑張れば、採算なんて合うと思っていたのが、大きな間違いでした。
 しかし、開業して得たものも多く、それが少なからず、今に生かされています。失敗時には、それが悔やまれていましたが、今思うと、正に「人間、万事塞翁が馬」で、多くの事に感謝しています。
 一番活躍する年齢を職業別に調べて見ると・・・ノーベル賞を取った人も、若い時の努力の結果で、晩年、その賞を得ていることが多いですね。
 文学作品や絵画や音楽など、その年齢に応じて、作品内容が変化していますね。
 政治家となると、60歳過ぎで活躍している人が多いですね。
 公務員の場合、定年が60歳となると、その年齢では、まだ、活躍できる年齢なだけに、その後の生き方深刻ですね。この40歳~60歳の間に、その後の生き方を真剣に考えておく必要があると思っています。
 趣味らしい趣味がなければ、今からでも趣味を作り、仕事以外の友達がいなければ、今からでも友達を作り、家庭内でも、それなりに活躍できる事を見つけておくことですね(←男性の場合)。それに、地域デビューを早くからしておくべきですね。

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生き方研究(中)・・・

2018-07-30 12:59:28 | Weblog
 20歳から40歳、社会との厳しさを体ごとに体験して行く期間ですね。何の仕事が自分に向いているのか、決まらないケースの方が多いですね。向いていると思っても、実際にその世界に入っても、それに馴染めない人もいます。まあ、仕事って、初めから、生活の為に働かざるを得ない、きつくて面白くないのは、当たり前って感じで思い込んでいればいいのかも知れませんが、うつ状態になってしまっては、困りますね。 
 逆に、面白くないと思っていても、しばらくそれをしている内に、天職だと思うケースもあります。
 私のよく知る公認会計士さんで、「自分は、お金を扱うこと何て、昔から、一番嫌な事だったのに、今、そんな自分がその仕事に就いているので、何か、不思議だ・・・」って感じで言われました。今は、公認会計士事務所を開き、自分以外に2人の公認会計士を雇い、仕事大好き人間って感じで、楽しそうに仕事をしていますが・・・。
 又、ある医師は、「親の勧めで医者になったけど、きついことばかり、嫌だったけど(研究生活に10年程入る)、今は、親に感謝している。(←今、開業しています。)」と、言われていましたが・・・。
 需要と供給の関係で(希少性)、弁護士も公認会計士も歯科医師も、余り気味の傾向は、否めません。医師の開業も、仕事も経営も、大変です(かと言って、忙しい勤務医も、今の時代の生き方に反した感じになっていますが)。アメリカでは、医療は、もう、行き着いている感じです。
 今からは、何の仕事が当たるのか、誰にも分らない感じです。又、価値観も、今は、多様化していますから・・・?!
 「1万時間の法則」というのがありますが(←これに関しては、いろんな意見がありますが)・・・1万時間すれば、その道でのそれなりのエキスパートになれると言う法則で、1日に3時間だと、10年間、1日に6時間だと、5年間、1日に9時間だと、正に、石の上にも3年の精神ですね。 
 ただ言えることは、20歳~40歳の20年間、これが、40歳以後の生き方の土台になると言うことです。40歳以上になると、体力的に、無理がだんだんと効かなくなりますから・・・。
 自分の事を素直に反省すると・・・→(卒後)5年~10年って、体力に任せて、怖いもの知らずって感じでした。10~20年経つと、自分の医療の力の限界を知り、医療の怖さを知って来ました。そして、20~30年経つと、医療を取り巻くいろんな事がよく見れる様になりました。30年~40年経つと、もう、体力的に、無理が出来ないと思う様になりました。
 40年過ぎた今は・・・→代わりの医師がいれば、その人を立てて、補助的存在でいたいなあと思う心境になっています。


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花火大会・・・

2018-07-29 14:04:22 | Weblog
 7月29日(土)の午前中の診療を終え、家で昼食を摂って、直ぐに、6歳と2歳のかわいい孫台風が来ました。
 本当の台風12号が心配でしたが、幸いに雨も降らず、この日の「花火大会」は、無事に決行されました。
 イオンに16:00に行って、まず、無料の駐車場にレンタカーの車を置きました。その後、直ぐにイオンの2階にある子どものゲームコーナに行って、18:00まで、孫二人と一緒に遊びました(私と家内と長女と孫二人)。孫は、飽くことなく、まだ、ずっと遊びたい感じでしたが・・・。
 その後、1階のレストラン「国技館」で、夕食を摂りました。夕食後、ふと空を見ると、偶然に、虹が出ていましたが、見ている内に、直ぐに消えました。
 その後、4階の広い駐車場に行って、花火を5人で見ました。沢山の人がそこで座って見ていました。家族連れが多かったですね。
 正直なところ、孫二人は、花火よりも、ゲームコーナーでの遊びの方が楽しかったみたいですが、私たち大人は、やはり、花火の方が良かったです。バッチリ見えて、感激しました。

https://www.youtube.com/watch?v=A3bVRrJ9gZA
https://www.youtube.com/watch?v=i9IcASjNIls
https://www.youtube.com/watch?v=nEX9Mnhsdj4
https://www.youtube.com/watch?v=aCWwLqRtujY
https://www.youtube.com/watch?v=xbb21HTajwk
https://www.youtube.com/watch?v=vAuH2PPJw9A
https://www.youtube.com/watch?v=Sy2Krgp3GSs(←イオンの4階から見た延岡の夜景)
https://www.youtube.com/watch?v=7M1FweuBQlI(←イオンの4階から見た花火)



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生き方研究(上)・・・

2018-07-28 09:54:26 | Weblog
 ヒトは、皆、生まれて、150年足らずで、確実に、100%死にます。今までで、一番長寿だった人も、ヒトの平均寿命の倍も、生きられません。それは、皆、平等です。そして、その時間も、皆に平等に与えられています。正に、これって、運命的なことですね。
 簡単に言えば、皆、食って寝て、又、食って寝ての連続で、一生が終わります。その間、どんな生き方をするか、それは、各人の勝手ですね。
 常に、朝から、時間に追われて、分単位で生活している人もいれば、自然の雄大な景色を眺めながら、時間に束縛されず、太陽が上がれば起き、太陽が沈め寝て、仲間と仲良くのんびりと過ごしている人たちもいます。
 どちらがいいのか、悪いのか、誰にも分らない感じですね。いいとか悪いとか言うこと自体が、不自然な気持ちもしますが・・・。
 人生、死ぬまで、順風満帆に行く人何て、まず、いませんね。山あり谷ありですね。
 人生を20年で一区切りにして、それが、100年だと、5つあると考える生き方もあるかと思います。
 初めの20年は、学校の成績を気にする20年間ですね。しかし、その先を見ると、今からは、学校の成績の先にある、もっと大切なものに気付くべきです。
 今や昔とは、全然違った社会になっているのです。それが、急ピッチで変化しているのです。今までの頭では、付いて行けませんね。
 人工知能が膨大な量のいろんな知識を提供してくれます。それを如何に上手に使うかですね。今は、瞬時に、スマホで、全世界が繋がっている時代ですから。今からは、問題も答えもはっきりしない中で、自分なりに問題を作成し、それを解く能力が必要です。
 現代社会では、人とのコミュニケーションが上手に取れないと、トラブルになります。相手の気持ちを理解する力、大切です。耐える力(自制力)、大切です。その基礎は、小さい時の家庭教育だと思います。しかし、今の日本では、その多くは、核家族。経験の乏しい若い夫婦だけで、気軽に相談できる経験者がいないとなると、大変ですね。

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小児科外来での出来事(その20)

2018-07-27 06:48:54 | Weblog
 小児科外来では、発疹や動きがおかしい時、それをスマホで撮ったり、録画して、見せてくれる親御さんも多くなりました。
 で、病気に関しても、来院前に、インターネットで調べていて、とても詳しい親御さんも多くなりました。まあ、両極端ですね。
 ウイルス疾患なのに、抗生物質が効くと思っている親御さんも、まだ、多いです・・・。(ウイルスでは、インフルエンザとヘルペス以外は、特効薬がないので、対症療法となりますが・・・)
 私が若かった時、よく、「若いけど頑張る先生・・・」って感じで、言われていました。「若いけど」と言われるのが嫌で、威厳を付ける為に、鼻髭を生やしたこともありましたが、もう、そんな事、気にならなくなって、今は、自然体で応対しています。
 前の職場では、「じいちゃん先生」って感じで言われていました。
 70歳近くになると、診てる子ども達が、私の孫って感じに思えてなりません。
 で、治療に迷った時、親御さんの前で、「私の孫だったら、どうするかなあ・・・?」何て言っていますが・・・。
 子どもの医療は、医療側と患者さんの共同作業だと思っています。それに、行政が、それが上手く行く様に、その場を作ってくれるべきだと思っています。
 日本の周産期死亡率、新生児死亡率、乳児死亡率、1億人以上の人口を抱えて、北海道から沖縄まで、大きな差なく、決して多くない医療従事者で、世界トップレベルを保っています。(←マスコミは、この事で、あまり騒ぎませんが・・・) 

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小児科外来での出来事(その19)

2018-07-26 13:36:29 | Weblog
 小児科医も、経過がいいと、嬉しいです。
 仕事と割り切れば、患者さんからの気持ちの表現は、関係ないとは思いますが、感謝される言葉を頂くと、やはり、嬉しいです。
 逆に、こちらとしては、一生懸命にしていても、疾患によっては、どんどん悪化する場合もあり、それに応じて、治療も(点滴したりと)変えて行っても、直ぐに改善しない場合もあります。そんな時、親御さんから、きつい言葉を言われると、それなりに、落ち込みます(そうでなくても、経過が悪い時には、気になって、落ち込んでいますが・・・)。
 入院して、急に状態が悪くなって、呼ばれることがあります。当直医が診ても、主治医でないと、不満をもらう親御さんもいます。医師も生身の人間ですから、時間外の診療は、それなりに、きついです。
 田舎の病院ですと、小児科医が独りの場合があり、入院を持っている場合、当直医が小児科に詳しくないと、深夜でも、行かざるを得ない場合があります。産婦人科医が独りだと、お産は、産婦人科医しか出来ないので、もっと大変です。その結果でしょうか、この20年以上、確実に、毎年毎年、全国の病院から、産婦人科と小児科が消えつつあります。
 小児科医や産婦人科医は、それ覚悟でその科を選んでいるのだから、犠牲的精神で頑張れと言われても、今の時代、自分はしてきてますが(今は、体力的に、もう出来ませんが)、それは、無理だと私自身は、思っています。
 小児科医も、開業しても、入院設備を殆ど持っていません。産婦人科医も、入院設備を持たないで、開業する人も、少なからず多くなっています。
 子どもの入院も、お産も、今のままでは、負担が大きいので、今からは、スタッフを沢山抱えて、集約して診るしかないと思っています。


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小児科外来での出来事(その18)

2018-07-25 17:22:05 | Weblog
 外来では、難しい医学用語を並べても、意味がないことがあります。で、親御さんの顔を見ながら、理解しているかどうかを確認しながら、説明しています。
 専門用語で言うと、水いぼは、伝染性軟属腫、とびひは、伝染性膿痂疹、副鼻腔炎は、蓄膿(ちくのう)と言いますが、病名には、そう書いても、説明は、分かりやすい方がいいですね。
 昔、リンパ腺と言っていたのは、今は、リンパ節と言い、その炎症は、リンパ腺炎→リンパ節炎、脳膜炎も、今は、髄膜炎と言った方がいいですね。
 急性胃腸炎の後、嘔吐や腹痛が消失し、匂いも普通になっているのに、2週間以上、下痢が止まらないことがあります。これは、二次性乳糖不耐症の場合が多く、これだと、乳糖を切ればいいのですが、この説明、多少難儀しますが・・・何とか、理解してもらえる感じです。
 ウイルスにも、抗生物質が効くと思っている親御さんは多く、熱が長いと、抗生剤を求められるケースも、少なからずありますが、そんな場合、CRP(炎症反応)や白血球の値を説明して、熱計表で、熱の上下を付けてもらって、経過を見ています。
 今は、ワクチンを2カ月から打つので、明らかに、細菌性髄膜炎などの細菌感染症は、少なくなり、麻疹(はしか)、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、結核も、減少していますね。B型肝炎ウイルスを持った人も、この調子だと、殆どいなくなるのではと思っています。
 その代わりに、アレルギー疾患が多くなっています。昔は、乳児の気管支喘息など、皆無でした。今は、しばしばあります。それも、かなりひどいケースも。
 私が医師だった頃、急性腎炎で入院することが多かったですね。原因として、溶連菌感染症からなることが多く、その溶連菌の検査も、今の様に、外来で直ぐに分かるってことはありませんでした。今は、急性(糸球体)腎炎、少なくなっています。
 細菌性髄膜炎で、昔は、難儀していました。セルシンなるけいれん止めを持って、フェニックス子ども病棟の2階と3階を、深夜、行ったり来たりしていた思い出があります。今は、細菌性髄膜炎、激減しています。
 しかし、昔と違って、今は、子どものアレルギー疾患、多いですね。軽いのも入れると、乳幼児の半分近くになるでしょうか・・・?!

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小児科外来での出来事(その17)

2018-07-24 10:42:24 | Weblog
 小児科医は、医師になったばかりの時は、まず、研修先の救急病院で、時間外の救急疾患を診て、次第に腕を上げて行くことが多いかと思います。
 私の40年以上前にお世話になった県立病院の小児科部長は、「赤ちゃんは、夜作られる。小児科医も、夜作られる。」と言われていました。
 私自身の考えでは、同じ医師がずっと一貫して診る方が、その患者さんの状態がよく把握出来、又、自分の治療の不手際もよく理解出来ていいと思ってきていますが、実際には、いつでも診療と言うのは、とてもきついですね。
 佐伯での救急病院では、丸8年半、小児科常勤医は、自分だけでした。それも、新生児・未熟児までしていて関係で、産まれた時からずっと同じカルテに自分が記載することが多く、状況がよく理解出来ていました。もちろん、症例によっては、心疾患は、宮医大に、急性疾患は、大分の県病院に、病名がはっきりしなくて重症と思われる時は、大分医大に紹介していましたが。
 で、経験的には、やはり、親御さんの一言一言がとても大切でした。
 「先生、今度の薬、美味しくないと言って、子どもが嫌がります・・・」とか、「先生、もらった薬で、発疹がでました・・・」とか、「先生、あの薬(抗生剤)を飲むと、3日までは、下痢ないけど、それ以後は、必ず起きます・・・」とか、「前の医者からもらった薬を切って、先生のに変えたら、咳が直ぐに止まりました・・・」とか、「(気管支拡張剤の)薬を飲むと、手が震えます・・・」とか、「(気管支拡張剤の)テープを貼ると、手が震えます・・・」とか(気管支拡張剤の内服薬で手が震えて、気管支拡張剤のテープで震えないケースが多いのですが、その逆も、確かに、あります!)など。
 教科書通りに治療が出来ればいいのでしょうが、実際には、薬で副作用が出たり、別の疾患が合併したりしていることも多く、医師の思い込みは、危険です。
 常に、医師は、治療する上で、頭を柔軟にしてないといけませんが、その時、家でよく見ている親御さんの一言一言が、治療する上で、とても参考になります。
 外来で、頭の大きな男の子がいて、初めは、ひょっとしたら水頭症かな何て、疑ったこともありましたが、そうでなく、元気に育ちました。しかし、頭が大きかったせいでしょうか、首の座りが遅く、親御さんも心配していました。で、次の子も、全く同じで、同じ様に頭が大きくて、やはり、首の座りが遅かったのですが、親御さん、今度は、お互いに心配せずに終わりました。

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当番医・・・

2018-07-23 20:27:07 | Weblog
 7月22日(日)は、勤務の病院の小児科の当番医でした。
 朝、8:45から、既に、患者さんがいたので、始めました。13:10まで、ノンステップ状態で、60人近く、診ました。それから、30分、昼食時間を摂って、再び、18:00まで診療しました。
 午後は、予想に反して、ゆっくりしていました。
 県病院に、午前中、けいれんで一人、肺炎で一人、紹介状を書いて送りました。点滴を6人しました。その内の二人は、午後から来た14歳の男の子の熱中症でした。その内の一人は、18:00前に来て、18:50まで点滴をして、経過を見ました。幸いに、来た時、元気なくて、手足がしびれていたと言っていましたが、300ml点滴すると、スッカリ、元気になって帰りました。
 今の多い疾患としては、RSウイルス感染症(昨年同様に多いです)、エンテロウイルスによる下痢(多いです。ノロやロタは、殆どないですが)、手足口病(下火になりつつありますが、まだあります)、ヘルパンギーナ(出始めです。今から多くなりそうですが)、ウイルス性発疹症(手足口病ではない発疹で、しばしば)、アデノウイルス感染症、虫刺症(伝染性膿痂疹)、気管支喘息など。
 思ったほど多くなくて、総数85名でしたが、2名キャンセルで、実質83名でした。
 それから、テクテク歩いて、病院を出ました。長女の家族3人と次女の家族2人と家内がいるレストランに遅れて行って、夕食を摂りました。食事開始時刻に1時間ほど間に合わなくて、遅れて食事をしましたが・・・昔は、入院を持って、独りで頑張っていた関係で、予定の食事に全くありつけないことが多かったですね。
 お産とか、小児のけいれんや喘息発作、待てないことがあり、それも、独りでの小児科医となると、大変でした。幸い、今は、新生児は、産科の先生からもフォローしてもらえますし、子どもは、外来だけで、入院させてないので、その点、楽なのですが、紹介を受け入れている病院(県病院)は、それなりに、大変ですね。
 小児救急医療は、今は、もう、独りが超人的に頑張る時代でなく、長続き出来る様に、医療機関同士が協力し合い、又、患者さんにも、それなりに協力してもらっての時代ですね。
 延岡の場合は、それなりに充実していて、日祝日は、9:00~18:00までは、当番医が受け付けています(小児科の場合は、日向までを含めて)。それ以後は、19:30~23:00まで、急病センターが受け付けています。もしも、入院が必要な場合、県病院(宮崎県立延岡病院)に紹介する形となっています。
 しかし、小児科開業医や産婦人科開業医の高齢化などで、これがいつまで可能なのか、いささか不安になりますが・・・?!



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まつりのべおか

2018-07-23 06:20:53 | Weblog
 7月20日(金)の20時半過ぎの電車で佐伯に帰り、翌日(21日)、又、延岡に戻ってきました(22日、当番医なので)。
 21日の昼、次女夫婦と一緒に昼食を摂り、長女の(レンタカーの)車で、延岡に戻りました。掛かった時間、1時間と5~10分でした。高速道路が無料で使えるので、幸いです。速度も、80K程出せるので。長女が言うには、日本の場合、田舎に行くほど道路が狭くなって怖いと。アメリカでは、田舎程、道路が広いとのこと。高速では、スピードも100K以上とのこと。アメリカでの日本人、スピードが速過ぎるのが怖くて、高速道路を利用しなくて、普通の道路を利用しているとのこと。
 この佐伯ー延岡間の高速道路の利用者、土曜の午後と言うのに、あまり多くない感じですが・・・?!
 「まつりのべおか」一度、見学したいと思っていたので、アパートに着いてから、タクシーで、市役所周辺の会場に行きました。人が多く、太鼓演奏がありました。佐伯の「鶴岡八幡太鼓」が上手に演奏していました。
 太鼓演奏、全部見ることなく、「ばんば総踊り」が、19:50過ぎに始まりました。太鼓を同時に打っていました。子どもも大人もお年寄りも。踊りても多くて、(凄く暑いことなく)良かったのですが、雨が降ってきて、傘を持ってくなく、20時半過ぎに、そこを後にしました。
 で、それから大問題で、帰るのに、タクシーが全く確保出来ず、何と、会場からアパートまで、1時間もの間、雨の中、濡れながら、トボトボと歩いて帰りました。
 6歳の子は、ずっと歩き、脚が痛いと言って、カットバンを貼っていました。2歳の子は、時々、歩いていましたが、長女が抱っこして、大変でした。汗びっしょりで、疲れ切って、5人が、アパートに無事着きました。
 久しぶりに、満足のいく、いい運動をしたと後で思い、結果的には、いい思い出が出来ました。
 来週の延岡での花火大会は、1万発とのことですが・・・?!
https://www.youtube.com/watch?v=11z43eUaBsM(←ばんば踊り)
https://www.youtube.com/watch?v=jV-Em0b7w7k(←ばんば踊り)
https://www.youtube.com/watch?v=sBPm6Mo04wo(←鶴岡八幡太鼓)



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