楽しいブログ生活

日々感じた心の軌跡と手作りの品々のコレクション

ここだけの話、あわてんぼうのつぶやき

2011-10-10 20:28:17 | 日記
 
世の主婦と呼ばれる立場の全ての女性が料理や家事を上手にこなしているというわけでは無いだろう。
中には料理する暇があるなら本の1冊でも読みなさいと、伴侶にハウスキーパー能力を求めない旦那もいるようだし。
要は価値基準をどこに置くかなんですよね。
そうはいっても、部屋はいつもキチンと片ずいており、料理もうまい奥さんを伴侶に持つ旦那は概ね幸せと言えるのではないかと思うし、世間の常識に抗って、無意識にそうあらねばならないと自分を枠にはめ込んでしまう呪縛から逃れるのはなかなか難しいものがある。
だから、それらから自由に開放されているかに見えるM先生のダメ主婦ぶりには、羨ましさと非難がましい気持ちとがない交ぜになったような複雑な心境に陥る。
問題はしかし家事云々ではなく、俗に言う「痒いところまで手が届くような行き届いた心配り」を目指そうとする正統派と自分の欠点をさらけ出して無手勝流に人に対するやぶれかぶれ派とどちらに自分は組みするのかと考えた場合、ケ○の穴の小さな自分はどうしても前者寄りになってしまう人間だということだ。
別に褒めてもらいたいとか構って欲しいとか望んでいるわけではなくても、コチラが相手を気遣って取った行動をちゃんと気付き感謝する術を知っている人間には、自然と頭の下がる思いがするという極めて当たり前の“人間の感情の持って行き場”の問題なのだと思う。
しかし、突然話が飛んだように思われるかもしれないが、どこがどう違うのか、少なくともわたくしの周りの男性は底抜けに優しい。普通に、欠点まる抱えで人と言うものを受け止めている。
正しいとか正しくないとか、そうあるべきとか、そうでないとか、そんなことに頓着しない包容力をみんな持ってるんですね。
今日はM先生の家でちょっとした集まりがあって、他人様には解りにくいだろうと承知しつつ、自分の内省的な声をつぶやいてみました。
写真はその集まりにロイヤルガーデンホテルで見繕ってもらった料理。
実は予算一万円で二皿とお願いしてあったのが、どこで間違ったか会計しようとしたら、一万円のを二皿で二万一千円ですと言われて、「え~っ?」
クロークで固まっていたら、ちょうど通りかかった料理長が、「一万円で結構ですよ」と太っ腹なところをみせてくれて気の毒だったけど助かりました。それもクロークでは「それでは消費税と合わせて一万五百円頂きます」と言ってたのを遮ってです。
料理長というのはそれだけの権限があるんでしょうか。
感謝の気持ちを込めてこちらご紹介しておきます。
荒俣さんのレポートは、またボチボチ。
コメント (4)
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