トヨタの新しいテレビコマーシャルが脚光(批判)を浴びています。それは”YARIS”という車のコマーシャルですが、豚の貯金箱が出てきたり、ロボットのクモが出てくるのですが、いづれもそれらの生き物を壊してしまうのです。豚の貯金箱は車からニュキニュキと出てくるレーザーメスのようなものでその豚の貯金箱を切り開きなかなかコインを取り上げて車の中に取り入れてしまうのです。ロボットのクモの場合は車がそのクモを数度轢いてペチャンコにしてそのペチャンコに成ったクモから燃料を吸い取るのです。いずれも小動物を対象にしてその動いている状態を車が破壊してしますのです。聴視者の批判は、トヨタのYARISは、明らかに動物を敵視しているとの事です。豚の貯金箱の例は、お安い買い物ですよ。クモの場合は燃費も経済的よと、謳いたいのでしょうが、相手が可愛い小動物だけに批判を集めるのかもしれません。
ポールサイモンの5月にリリースされたアルバム”Surprise”のツアーコンサートがあるのでコロンバスまで足を伸ばして行ってきました。7月末までに全米20箇所を巡るコンサートでコロンバスオハイオ最初の場所としてスタートです。場所はOSUのキャンパスにあるシュッテンスタインアリーナでした。会場はかなり空が目立ちファンの関心もそれほど高くないのかなと思わせる気配でした。しかし一度コンサートが始まるや、総立ちで踊りながらの熱狂振りを見せていました。新曲、古い曲を程よくミックスしたプログラムで飽きを来させない配慮が感じられました。リズムセクションでツインドラム、サイドギターもダブルというかなり凝ったバンド編成でした。新曲ではまだ歌いこみが足らないのか、多少の違和感を感じましたが、そうじてポール・サイモンサウンドは顕在でした。古い曲では、”僕とフリオと校庭で、セシリア、ミセスロビンソン”などが始まると往年のファンと思しき年配の人も立ち上がり手を上げ踊りながら歓声を上げていました。約1時間半のコンサートはあっという間に終了でした。この後のアルバムの売り上げが気になるところです。