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奇妙な花:コウシュンウマノスズクサ

2022年09月29日 | 花さんぽ・花めぐり

'220914 自生地以外の開花は数例報告されている程度といわれる奇妙な花

コウシュンウマノスズクサ(恒春馬の鈴草)」(Aristolochia zollingeriana

'220914 2010年につくば植物園では初めて開花しました。見頃は10月上旬まで

美しい花とは言い難い花ですが、今年も同園で奇妙な形の花を咲かせました。

台湾、中国、東南アジアなどに分布し、日本では宮古群島と魚釣島のみに自生。

個体数が減少し、絶滅の恐れがあるため、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。


'100926 ウマノスズクサ科に属するつる性の多年草で、つるの長さは5mにも達する。

海岸沿いなどの日当たりのよい低地で他の樹などに絡んで生育します。

'210925 他のウマノスズクサ属の種と異なり、唇部が長くなります。

花弁は退化し、がく筒(花)がラッパ状になっています。

同じ仲間の「アリストロキア・タリスカナ」 こちらも奇妙というか、グロテスクというか。

'220522 同じ仲間(属)の「アリマウマノスズクサ(有馬馬の鈴草)」の盆栽

こちらは鮮黄色がアクセントになって、可愛らしい感じ?

'190513 花期:5~6月 高知県立牧野植物園にて 



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