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春の花:大葉大山蓮華

2020年05月29日 | 花さんぽ・花めぐり

昨日、漸く「アベノマスク(Abenomask)」が届きました。あーちゃんには丁度良いサイズ。

「シャープノマスク」の当選倍率は毎回100倍以上で、応募総数は約779万人。当たらないはずだ!

 

今回は、純白の花が清楚で気品のある「オオヤマレンゲ(大山蓮華)」です。別名:ミヤマレンゲ(深山蓮華)

名前の由来は大山(奈良県の大峰山)に自生して咲く白いハス(蓮華)のような花という意味。白馬山麓にも自生地があるそうです。

開花期は5~7月。花の寿命は4~5日程度。日本原産で大峰山の「大山蓮華」は国の天然記念物。7月が見頃です。

’200524 一般に「大山蓮華」として流通(栽培)してるのは、こちらの↑「オオバオオヤマレンゲ(大葉大山蓮華)」が殆どとのこと。

今回、初めて知りました。HCなどで販売されているのは「大山蓮華」と表示されていても、「大葉大山蓮華」だったということです。

「大山蓮華」が販売されているのは極稀で、購入しても山の冷涼な気候を好むため庭での生育は難しいとのことです。是非、本物を見てみたい!

柏の葉公園の樹名札もいつの間にか「大葉大山蓮華」(写真上2枚)となっていたので、別の品種かと思いました。

白い花弁の真ん中にある雄しべの色が「大山蓮華」は淡紅色ないし淡黄緑色なのに対して、「大葉大山蓮華」は濃い赤紫色

朝鮮半島・中国原産でモクレン科の落葉小高木。樹高2~4m。開花期は5月

葉は互生し、葉身は長さ6~18cmの倒卵形で全縁。光沢があります。

直径8~10cmの芳香のある白い半球状の花を横向きないしややうつむき加減に下向きに咲かせます。

実は集合果で袋果が長さ5~7cmの楕円形に集まり、赤く熟します。

開裂して鮮やかなオレンジ色の種子を見せ、それぞれが白い色の糸で垂れ下がります。

モクレン科の実はどれも見た目が気色悪いですね。

清楚で可憐な花「ミチコレンゲ(美智子蓮華)」は「大葉大山蓮華」の八重咲き(花弁:9枚以上)の園芸品種。

花の名前は上皇后美智子様が大好きな花であることに由来するそうです。

 

中国原産の園芸種「ウケザキオオヤマレンゲ(受咲大山蓮華)」 樹高 6~8mほどの落葉小高木。

葉は楕円形で互生、形は「ホオノキ」に似るがやや小型(20cmほど)。「大山蓮華」より、葉が大きく波打つ感じ。

「大山蓮華」と「ホオノキ(朴の木)」の雑種。直径12~15cmの白い花が上向きに咲きます。

 

落葉高木の「ホオノキ(朴の木)」別名:ホオガシワ。樹高は20~30m。

開花期は5~6月。 大きく開花したとき、花弁が平開します。

葉は大きく、長さ20 cm以上、時に40 cmにも。飛騨高山の郷土料理「朴葉味噌」でよく知られる。

長楕円形の集合果で秋に赤く熟す。長さ10~20cmとかなり大きい。

10月頃、袋が割れて中から赤い種子が出てきます。



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