田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

春の花:紫八汐

2022年04月15日 | 花さんぽ・花めぐり

先日、筍をカマド(屋外)で煮ていて右腕に火傷しました。

まったくドジなことです。(写真:最下段)

今日で6日目ですが、いっこうに治りません。

加齢のせいで治りが遅くなっているようです?

つくば植物園では「アカヤシオ(赤八汐、赤八染)」の花が見ごろを過ぎ、「ムラサキヤシオ(紫八汐)」が見頃(13日時点)を迎えています。

名前の由来は、紫色の染料に何回も漬けて染め上げたツツジの意味。

学名:Rhododendron albrechtii 

別名:ムラサキヤシオツツジ(紫八汐躑躅)、ミヤマツツジ(深山躑躅) 

ツツジ科ツツジ属。深山に生える樹高2~3mの落葉低木でよく分枝する。 

花期:4~6月 花は葉に先だって2~6個枝先に集まって咲く。

花径3~4cmで美しい濃紅紫色、広い漏斗形の花冠は深く5裂する。 花冠の上側内面に濃色の斑点がある

枝はよく分枝しやや細い。葉は薄く、枝先に集まって輪生する。

 

このカマドで火傷しました。


春の花:野菜の花(ルッコラ)

2022年04月14日 | 花さんぽ・花めぐり

主として葉をサラダとして生食する「ルッコラ(Rucola)」( Eruca vesicaria ssp.sativa) 

イタリア料理でお馴染みの葉野菜で、ピザの上に載せたりもします。

園芸分野では「ロケット」と呼びますが、「ルッコラ」の方が知名度が高いようです。

「ルッコラ」はイタリア語で、英国やフランスでは「ロケットrocket、roquette)」、米国では「アルグラ(Arugula)」などとも呼ばれているそうです

和名は「キバナスズシロ(黄花蘿蔔)」ですが、聞いたことがありません。

春の七草でお馴染みの「スズシロ」はダイコンの古名です。

アブラナ科キバナスズシロ(エルーカ)属の一年草 地中海沿岸原産

花期:春 ルッコラもダイコンも、アブラナ科共通の花弁が4枚の十字形の花を咲かせます。

アブラナ科は以前、十字花科(Cruciferae)と言いました。

ルッコラの花色は薄い黄色や白色などがあり、花弁に紫色の脈が入る物が多い。

世界中にたくさんの品種があり、草姿、開帳性、葉色の濃淡、葉の欠刻の深さ、辛味や苦味の強弱などに差異があります。

イタリアでは鮮やかな黄色の花を咲かせ、辛みがより強いルッコラ・セルバチコ(ワイルドロケット)」をピザの上に載せます。

日本では立性で食味がマイルドな栽培品種(ルッコラ・コルティヴァータが主流のようです。

こちら↑が「ダイコン’(大根)」の花です。


春の花:黄金柏

2022年04月13日 | 花さんぽ・花めぐり

'060415「オウゴンガシワ(黄金柏)

Quercus aliena‘Lutea':クエルカス・アリエナ`ルテア')

'220408 興禅院(川口市安行)

日本、中国、朝鮮半島に自生する「ナラガシワ(楢槲)」の園芸種

ブナ科コナラ属の落葉高木で、樹高10~15mになります。 

'100425 花期:4~5月 

新葉も花も黄金色なので遠目にも目立つ、美しい木です。

'060415 雌雄同株で雄花が垂れ下がり、数個の雌花が上向きに咲くとのこと。

上を向いている花も幾つか見受けられますが?

'041024 秋には黄葉します。

葉はミズナラ(水楢)に似ているが、長さ10~25cmと大きく、2~3cmの葉柄がある。


春の花:ライラック

2022年04月12日 | 花さんぽ・花めぐり

土日にフルハウスに筍掘りに行って来ました。

例年に比べ、生育が遅く、昨年のように大量には採れませんでしたが、十分な量ではありました。

土曜日は16本収穫しましたが、風が強く屋外で煮ることが出来ませんでした。

一転、日曜日は「晴れ女」が来られためか、晴天、無風、気温も23℃で筍狩り日和でした。

数えるのを忘れましたが、20本くらいは収穫できたと思います。

今回は「ライラック’トウゲン(桃源)’」(Syringa vulgaris  'Tougen') 園芸品種

和名:ムラサキハシドイ(紫丁香花)、リラ(仏名)  

モクセイ科ハシドイ属の落葉小高木 樹高:3~5m 葉は心形で対生。

花期:4月上旬~5月下旬 密で細長い円錐花序に、芳香のある大きな一重の花をつけます。

蕾は桃紫で開花すると薄い白色を帯びたピンクになります。


春の花:ロータス

2022年04月11日 | 花さんぽ・花めぐり

マメ科ミヤコグサロータス)属は北半球を中心としておよそ100種類が知られている。

中でも広く栽培されているものは黄色い花の「マクラツス」と赤色の花を咲かせる「ベルテロティ」の2種。

別名:ツルミヤコグサ、英名:parrot's beak(オウムのくちばし) 

カナリア諸島原産のつる性多年草(宿根草)で這うように伸びます。花期:4~5月 

この2種は花が咲かないと区別できないそうです。

ロータス・マクラツス」(Loutus maculatus

葉は銀色がかったような灰緑色をしておりカラーリーフとして楽しむ事も出来ます。

ロータス・ベルティロッティ」(Lotus berthelotii

自生種は少数の個体しか残っていないか絶滅したと言われています

この他、同じ仲間には次のような種もあります。

日本の道端などにも自生している「ミヤコグサ(都草)」↑(lotus japonicus

別名:エボシグサ(烏帽子草) 日本、東アジア原産

ロータス・コットンキャンディ」↑(Lotus bertheloti ’Cotton Candy’) 原産地:カナリア諸島など

葉が銀色に輝くカラーリーフプランツ。寒さ、暑さにも強く、這性で、垂れ下がるように広がる。

花期:5月下旬~7月。赤い花を咲かせます。

ロータス・マリティムス」↑(Lotus maritimus)地中海沿岸原産

別名: テトラゴノロブス(Tetragonolobus) 花期:初夏~盛夏 

カーペット状に這うように広がり、淡い黄色の可愛い小花をたくさん咲かせる。