花好きグランマの独り言

いつの間にか大好きな季節到来。
控え目な花、地味な花など山野草が大好き。
まるで私のよう? 孫も登場します。

土砂降りのLAマラソン

2011-03-21 21:40:53 | 旅行

3/20 (日)

いつも目にしみるような青空が眩しいLA、年間を通して雨降りが少ないLAですが、比較的冬には雨が降るようです。

そんな数少ない雨の日が今日、フルマラソンの日に当たってしまいました。

何日か前からの天気予報でも、日曜日は雨とのことでしたが、まさかマラソンの日に? ちょっと信じられない・・・

外れるのでは?と期待していたのですが、大当たりでした。

 

出発はドジャースタジアムから7:26スタート。数々の観光名所を走り抜ける楽しいコースになっています。

ドジャースタジアム⇒チャイナタウン⇒リトル東京⇒ハリウッド⇒ビバリーヒルズ⇒ロデオドライブ⇒サンタモニカ(ゴール地点)

お天気ならばとっても楽しめるコースではないでしょうか。

 

3/18 (金)

ゴール地点のサンタモニカは夫が初めてなので、下見を兼ねて2日前に現地を訪れました。

この日は抜けるような晴天、でも海風が強く肌寒いので、上着が必要でした。

 

 

娘が当日のゴール地点と待ち合わせ場所など地理を教えています。 

大道芸人がいろいろな技を披露していることで有名なサードストリートプロムナードは、夏場と違って観光客も比較的少なく静かでした。

 

 

サンタモニカピアに行ってみると、数年前に来た時とはかなり様変わりして、すっかり遊園地状態になっていました。

こちらは沢山の観光客で賑わっていました。 レックスも大喜びでご機嫌です。

 

 

レックスが乗れそうな飛行機をグランパと初体験。高く上がって怖がるかなと思ったら、ハンドルを握って大喜びでした。

こんな晴天の日に走ったら気持ちが良いでしょうね。 まさにマラソン日和~ でも2日後は~

 

3/19(土)

そしてマラソン前日です。この日はスタート地点のドジャースタジアムに、ゼッケンなどを貰いに行かなければなりません。

 

 

 EXPOです。沢山のテント村が出現し、スポーツ関連の衣料品の展示、スポーツドリンクや栄養剤、スナック菓子などを配布していました。

スポンサーのホンダは、エントリー者の名前をフルネームでプリントした車を展示していました。

自分の名前を確認して記念撮影です。

 

 

明日は、ここのドジャースタジアムからスタートです。

 

  

ドジャースタジアムは 小高い丘の上にあるので、駐車場からはLAダウンタウンが良く見えます。

この日は曇り空でした。ランナーにとっては暑くも寒くもないこんな日が走りやすいかもしれません。

そして4人で獲得したスナック菓子や米、飲み物等々です。被災地の皆さんに送って上げたいほど、物がこちらでは豊富です。(申し訳ない・・・)

 

そして当日の早朝です。

 

4:50 すっかり走る支度も整って意気揚々とした二人、娘が車でスタート地点まで送って行きました。

ドジャースタジアムでは、なぜかVIPルームに通されたとか、待遇は良かったようです。

日本の東北地震の被災した皆さんのために、1分間の黙とうをささげた後スタートしたようです。この頃からすでに小雨が降り始めたとのことです。

 

一方私たちは、6:50 沢山作ったおにぎりと飲み物やスナック菓子などを持って、ゴール地点のサンタモニカに向かいました。駐車場を確保のために・・・

すでに雨は降り始めていました。日曜日の早朝ということで、フリーウエイは空いていて、早くも7:20頃には着いてしまいました。

スタート時間前から、ゴール地点で待つということは、4時間半あまりここで過ごす事になります。

外は雨と風でかなり寒いし、隣接している大きなモールは10時オープンです。行くところがないので、狭い車の中で、なんとかレックスの機嫌をとりながら、食事をしたり、遊んだり~、ぞくぞくと車はやってくるのかと思ったら、予測は大きく外れて、10時ごろ来てもまだ余裕で停められました。あ~あ~

天気が悪いので、出足が大きく下回ったようです。

 

さて、11時になったので、レインコートを着たり、寒さ対策をしてゴール地点に向かいました。

雨だけならまだしも、海からの風が強いので、走り終わったランナーは銀紙状のポンチョを体に巻いて寒さ除けをしながらも、ぶるぶると震えてとっても寒そうでした。

本来なら走り終わった達成感で、ニコニコと満足顔が見られる場面なのに。

急に体温が下がり、低体温症になって病院に運ばれた人たちがかなりいたようです。

出迎えの家族はそれなりの雨対策はしていますが、それでも足元から濡れてくるし、レックスはストローラーでじっとしていないので、子連れは何かと苦労します。

夫はこちらで使える携帯電話を持っていないので、見逃したら会えなくなる可能性が大きく、注意しながらキョロキョロと見回します。

 

正午を少し回った頃、やっと夫を発見しました。

疲れ切っている人を何人も見ているので、心配でしたが意外にも元気でした。

タイムは4時間14分54秒、自己ベストではないけれど、この悪天候から思えば悪くないタイムです。

65歳~69歳の年齢枠170人中13位でした。比較的高年齢者が少なかったようです。

 

夫よりタイムが良いはずの、娘の連れ合いがまだゴールしません。夫曰く、彼は足が痙攣して走れなくなっていて、かなり終盤で追い越してきたとのこと。 こちらも心配です。

 しばらくして疲れきったP君が、足を引きずりながらやってきました。彼にしたら不満のタイム4時間半位でゴールしたようです。

2年前の東京マラソンの時は、絶好調で3時間半で走った記録からすると、1時間もタイムが悪いので納得できないようでした。

ここのところ仕事が忙しくて、練習不足が祟ったのでしょう。来年はリベンジするようです。

何はともあれ、この悪天候にもかかわらず、怪我もなく無事に完走出来た二人、お疲れ様でした。

 

ゴールしたときは、悪天候で写真を写す余裕がなかったのが、とっても残念です。

車いすマラソン、5km・10kmラン、フルマラソン合計約3万人の人たちが走り抜けたLAマラソン、来年はきっと晴天のもとでの開会にしたいものですね~ 

ランナーの皆さま、ボランティアの方々、応援の皆さま大変お疲れ様でした。思い出深い大会になりました。

 


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