お彼岸が過ぎて9月末日、ようやく遅れていた彼岸花が咲き始めました。
もうそろそろかな~と、今朝庭の隅の彼岸花を見に行くと、華麗に開き始めているのを確認しました。
蕾がすっくと伸びて、まだ6分咲きか華麗な花を広げていました。
お彼岸のころに咲く花なので、彼岸花と呼ばれていますが、私は「曼珠沙華」という呼び方が好きです。
リコリスの仲間ですから、8月に咲くピンクの花「ナツズイセン」と同じ仲間です。
ナツズイセンは先に葉が出て、花は後に咲きます。
同じ仲間でも、彼岸花は先に花が咲き、咲き終わってから葉は後から出てきます。
この花は好き嫌いが分かれますね~
妖艶と言うか、怪しい魅力がある花ですが、それが嫌いと言う方もいます。
私も綺麗とは思うものの、特に大好きではないけど、嫌いでもない花です。
でもこの花が咲くと秋が来たなと、季節感をすごく感じます。
毒があるためか庭植えにはしない花ですが、先々代のお隣の住人が引っ越しする時に、その方の思い出にお隣から分けて戴きました。
この花を見ると、その方の事を思い出します。 かなりの高齢でしたから、ご健在かどうか・・・
家から歩いて5分の所に、小さな神社があります。
そこの境内に彼岸花を、毎年沢山見ることが出来ます。
そろそろ咲き始めたのではと、今朝台風が来る前にカメラを手に見に行ってみました。
わあ~ かなり綺麗に咲き出していました。 沢山咲くと見事ですね~
すでにカメラマンが何人か来ていて、花を撮影していました。
珍しい白花彼岸花が咲き、紅白のコントラストが素敵です。
真っ白と言うより、少し黄色がかった花で、朝露に濡れていました。
まだ蕾が沢山あるので、これから1週間ぐらいはお花見が楽しめそうです。
彼岸花は西日の当たらない、木立の下が好きらしい。
彼岸花と言うと、埼玉県では日高市の巾着田が、すごく有名です。
私は行ったことがないけど、かなりの広さがあるらしいですね。
ここはそんなに広くはないけれど、この境内の彼岸花でいつも満足しています。
春には同じ場所に、沢山の水仙が咲きます。
地元の自治会の多くの方々が、ボランティアで手入れをしている賜物です。
今年も春には水仙が、秋には曼珠沙華が季節の移ろいに、彩りを添えていました。