昨日の話の続きです~
古代蓮の里で蓮の花を堪能した後、ちょっと気になる地元の食べ物を見つけました。
その名も「行田フライ」初めて聞くけどなんだろう・・・
早朝に家を出たので、朝食はコンビニのサンドウィッチとおにぎりで済ませました。
ちょっと小腹が空いたので買ってみたら~
何やら小麦粉で焼いたもので、お好み焼きに似ているものでした。
二つ折りになっているので、中を広げてみると紅ショウガが入っていました。
小麦粉の生地には刻み葱がたくさん入って美味。
おやつ感覚で美味しく戴きました~
他に「ゼリーフライ」の幟を見たけど何かな??
まさかお菓子のゼリーを揚げるの?と不思議に思ったけど買わなかった。
後でパンフレットを読むと、衣がないコロッケのようなものとありました。
ジャガイモにネギやニンジンおから等を小判状にして揚げたものでした。
美味しかったかも、試さずに残念! 聞いてみるべきでした!!
さて古代蓮の里のシンボルでもある展望台に登ってみました。
エレベーターで上まで行くと、見晴らしが良い~
地上50mから眺める大パノラマ、ぐるりと360℃見渡せました。
でも360℃すべてがガラス張りで、どの角度にカメラを向けてもガラスが反射して上手く撮れませんでした。
上から蓮の池を一部だけ写せましたが、筋が入ってしまい消せません。
レベルの高い写真編集ソフトでは消せるのでしょうね。
フリーの編集ソフトでは試したけど上手くいかず、駄目でした。
反対側には田んぼアートの作品がありました。
蓮の花に乗った天女でしょうか・・・
タワーの入口には7種類の稲が置かれて、それぞれ名前がついていました。
この7種類の稲を植えて、アートになるってすごいですね~
3・4年ほど前に、青森のねぶた祭りを見に行った時に、弘前の近くでもこの田んぼアートを見ました。
でもあちらではガラス越しでなく、一部バルコニーのような所に出られたので、実写で写せました。
ガラス越しに写すのは技術が要り難しい、何か方法があるのかしら・・・
むしろ曇り空ならいいのかしら・・・
「早起きは三文の徳」
ゆっくりしたのにまだ8時半、このまままっすぐ帰るのは早すぎるので。
夫が行ったことがないと言う「さきたま古墳公園」へ寄りました。
ナビにセットするだけで案内してくれるので便利ですね~
車で走ること5・6分? すぐ近くでした。
私はご近所の方と20年ほど前に、一度さきたま古墳を訪れていますから2度目です。
でもほとんどかすかに記憶はあるけど、初めてに近い感覚でした。
9時前だと言うのに、じりじりと日差しが暑くて人影はほとんどなし。
後ろのこんもりと小高く丸いのが古墳です。
「丸墓山古墳」で直径105mあり、円墳としては日本最大です。
さきたま古墳群の中では一番高く、約19mの高さがあります。
約100段ほどの階段を上がると、眺めが良い場所で視界が開けます。
遠くに映画のぼうの城で有名になった「忍城」がかすかに見えました。
丸で囲ったところが忍城です。
豊臣秀吉の時代に命を受けた石田光成が、忍城を攻めるための陣をここに張っています。
左の写真は「稲荷山古墳」です。
うっすらと写っているタワーは先ほどの「古代蓮の里」の展望台です。
もう一枚の写真が武蔵の国で最も大きな前方後円墳の「二子山古墳」です。
全部で九基の古墳群がある整備された公園でした。
春には桜の花が綺麗で、沢山の家族連れで賑わうそうですが、暑い時なので全く人がいませんでした。
2・3人の人に擦れ違っただけの寂しさでした。
城好きな私たち、このあと「忍城」にも行ってきました。
本丸跡には立派な博物館が建っていて、中には歴史的展示物が沢山ありました。
外からの「御三階櫓」も写したいので、周りをぐるりと回ってみました。
新しく復元された櫓だけしか、往時をしのぶ城影はありません。
ぐるりと回っている城壁にも、城中から仕掛ける鉄砲穴も復元されていました。
博物館内は撮影禁止でしたが・・・ すみません一枚だけ・・・
明治維新後も賑わっていた街中で、活躍したのであろう人力車だけ、ストロボを炊かずに写させていただきました。
行田は足袋作りが産業として盛んでした。
足袋作りに必要な部分縫い毎の、形の違う数種類のミシンの展示に目を引きつけられました。
見たこともない業務用のミシンでした!!
浮城と言われた忍城。
「守り易く攻めにくい」難攻不落の名城と言われた忍城。
2万越えの軍勢を率いる石田光成、城内には農民も含めた約3千人の成田勢が。
石田光成は石田堤と言われた約28 kmにも及ぶ堤をこしらえ、利根川と荒川から水を引き込み
水攻めにしたそうですが、水にも浮くのかと恐れられた城で攻略には失敗。
豊臣秀吉が唯一落とせなかった城と言われています。
昨年映画「のぼうの城」として封切られましたが。
歴史小説として読んでみたら面白そう、当事者には失礼だけど魅力ある時代だった気がします・・・