昨シーズンまでは主たる暖房器具に、灯油のファンヒーターと灯油のストーブを使っていました。
灯油のストーブは上に薬缶を乗せて、常にお湯が沸いている状態が嬉しい。
でも暖かさは局所的、点灯時と消した時に灯油のにおいが臭い。
寒い時に外に出て補充が大変なのと、何より火災の心配がある。
私が長期に留守をした時に、火災の心配がつきない。
私たちも段々と歳を重ねていくばかり。
安全で空気を汚さずに乾燥せずに、暖かさが持続するというキャッチフレーズに惹かれて
オイルヒーターを検討していました。
他にパネルの遠赤外線ヒーターも検討。
散々いろいろと調べて迷ったけど、安定性からオイルヒーターに軍配を。
イタリア製のデロンギがいいかな~ とネットで調べたり、電気店まで実物を見に行ってみる。
ほぼ決まりかけた時、デロンギの全製品を実際に製造しているのは中国であると判明。
夫がいやだと言う、国産のオイルヒーターを調べてみようと。
ありました、長野県は八ヶ岳の麓の工場で製造している日本製のオイルヒーターメーカーが。
「ユーレックス」と言うメーカーで、電気店でも製品を置いてありました。
デロンギとお値段は大差ないので、ユーレックスに決めました。
アマゾンでも扱っていたので、ネットで注文するとすぐに届きました。
製品の中では一番大きな1500Wの物を選んでみました。
実際に1週間以上使ってみての感想です。
日中天気が良く日差しがある場合は、暖房は全くなしで暖かい。
その余熱があるうちに、夕方4時頃からオイルヒーターをエコモードで点灯。
11畳のリビングと約10畳のダイニング&キッチンをオープンで使用しても、夜寝るまでの間は
広い空間で使っても問題なく暖かい。
夕食後テレビを見たりパソコンをする時は、足元が暖かいこたつに入ります。
こたつに入るとむしろ暑すぎるので、オイルヒーターは消すことに。
消しても部屋の温度はすぐには下がりません。
問題は朝です。
リビングとダイニングの間を仕切って、起きる30分ほど前からオイルヒーターのタイマーをセットして温めるとなんとかほんのり暖かい。
広い空間では無理なので、エアコンと併用したり・・・
部屋の温度が20℃~21℃になると、部屋はオープンにしてもオイルヒーターのみで暖かさが持続。
結局いろんなパターンを試した結果、部屋はオープンのまま朝だけ灯油のファンヒーターと併用するのが、一番早く暖かくなり効率が良いことに。
暖かくなればファンヒーターは切り、オイルヒーターだけにする。
すると灯油はあまり使わないので、補充の回数は少なくて済む。
冬の間、万が一停電した時のために、アナログの灯油ストーブは保存、普段は使わないことに。
たぶん電気代が高くなると思うけど、灯油代が減ることと寒い最中の灯油の補充も減らせるので、良い選択だったかなと思っています。
1500Wを使うことはめったになく、殆どエコモードで使用しているので、W数は少なく900Wか600W。
オイルヒーターは全く音がせずに静かで、ほんのりと部屋全体を暖め乾燥もしないのが嬉しい。
マンションなど気密性が高い建物はもっと効率よく暖かくなるようです。