2泊3日の小旅行、早くも最終日~ 3日目も晴天。
ホテルをチェックアウトし荷物があるので、ホテルの送迎バスに載せていただき下田駅へ。
下田駅のコインロッカーへ荷物を預けて、ロープウエー乗り場へ。

ロープウエーに乗り3・4分、標高200mの寝姿山へ。
寝姿山は女性の仰向けの寝姿に似ているところから付けられたとか。
山頂の展望台からの眺め良し、視界が良ければ伊豆七島まで見られるそう。
山頂の遊歩道を歩くのが楽しみ。
この季節寝姿山に自生している野牡丹の「リトルエンジェル」が咲くころ~

すごくいい色の紫紺野牡丹、これは一般的な普通の野牡丹で「ブルーエンジェル」
街中でも今盛りに咲いていました。
こっくりとしたいい色ですね~ 好きな花のひとつです。

咲いていました~ これが噂の「リトルエンジェル」3色野牡丹です。
咲き始めたばかりのリトルエンジェル。
リトルエンジェルは、最初鮮やかな紫に真ん中は白から咲きだして、次第に花色をピンク色に変え、
そして濃いピンク色へと3回花色が変化する新しいノボタンです。
寝姿山には約800本のリトルエンジェルが植栽されているそうです。


優しい花色~ 見られて幸せ、わざわざ来た甲斐がありました。
この楠(くすのき)は、約50年前に大きな岩を割って誕生し、今も成長を続けている生命力の強い楠ですって。
見ていると前に立ちふさがるどんな難関でも、切り開く力を与えてくれそうです!
活力に満ちた「活力の楠」とも言われ、この「活力の楠」の周りをぐるっと一周すると、より元気に暮らせると言われている
そうなので、もちろんぐるりと回ってきました。
遊歩道には野牡丹だけでなく、季節ごとの植物が沢山植えられていました。

林の中には「サラシナショウマ」がちょうど見頃でした。木漏れ日が差すこの環境が好きなのでしょう。
メキシコサルビアも群生していると見ごたえがあります。

岩の上に青い鳥が一羽、羽を休めていた。
目が鋭い青い鳥、綺麗な鳥だけどなんだろう?

切花で花屋さんでしか見たことが無かった「フウセントウワタ」
珍しいな~ 花も見てみたい。

「クラリンドウ」と名札にある、花がリンドウに似ているから? 初めて見る花。
まだ咲き出したばかり、花言葉「的確」

「スイレンボク」が可愛い~ 垂れ下がって愛らしく咲いていた。
花言葉「優しさ」だそう、なるほどね。

赤い実はコバノガマズミかな・・・
黄色い花は「ヒメノウゼンカズラ」 花が後ろ向きで残念。
花の観察をしながら歩いていると、庭師さんが声をかけてくれた。
鎖を外して立ち入り禁止内に「特別だよ」と入れて貰える。


リトルエンジェルの大きな木に花が沢山つけているのを見せていただく。
ほとんどまだ蕾だけど、これから咲き続け12月頃まで見頃と言うから花期が長い~

5月頃白い花が咲く「トベラ」にまだ緑の実が付いていた。
庭師さん、トベラの実を二つに切り中を見せて、熟すと中の真っ赤な実が弾け出るそう。
。

縁結びの愛染堂。
遊歩道をぐるりと回って帰路へ、千日紅が花壇に群生して見頃でした。

最後まで花友と初めて見る植物を観察しながら~
「ローズリーフセージ」と名札に、この辺りはハーブのコーナーでした。
他にもまだ載せきれない花たちと、池にはひれが長い錦鯉が泳いでいました。
海を眺めながらベンチで蜜柑を食べ小休止、後ろ髪を引かれながら再びロープウエーで山を下り下田駅へ。

下田駅の水槽で所狭しとすいすい泳いでいたのは「アカウミガメ」の子供のカメさん。
「アカウミガメの回遊」
下田の浜で生まれた稚ガメたちは、約2・3年もかけてカリフォルニア沖に向かい、大人になるとそのほとんどが
故郷の下田の浜に戻って来るそうです~ すごいな!
下田駅に大きなアカウミガメのポスターが貼ってありました。
アカウミガメもバイバイと手を振っているようでした~

下田駅で駅弁を買って踊り子号に乗り込み、すべての予定をクリアして家路へ。
2泊3日の楽しい楽しい花の旅でした。
秋の下田も見どころ満載でした~