うちの庭にサトイモに似た四株ほどの植物が生えているのですが、名前を知りません。誰が植えたかも不明なのですが、かなり幅を利かせて勝手に生えているのです。
10日ほど前から淡い黄色い花が咲きました。
テレビを見ていたら、「カラー」という植物の説明をしていたのです。
その謎の植物の名が「カラー」だと初めて知りました。
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記憶に無いぐらい久しぶりに、何年ぶりかで英和辞典を引きました。
何べんも、ページを行ったり来たりしてヤットコさで引きました。
COLORは色のこと。
COLLARは襟のことで、学生服の襟が汚れないように襟の内側に白いプラスチック製のカラーを付けましたよね?
ホワイトカラー、ブルーカラーのカラーもこのカラーのようです。
この植物の「カラー」はCALLAと綴るようです。
サトイモ科の植物で、「カラー」には、白い花をつける湿地性の「オランダカイウ」と、畑地性で黄色い花の「キバナカイウ」があるそうです。
うちのは「キバナカイウ」ですが、葉に白の斑入りで観葉植物としてはなかなか見栄えのするものです。
花のように見える黄色い筒状の仏炎苞(ぶつえんほう)は、葉の変形した大形の苞葉 (ほうよう)で、棒状に突き出している「肉穂花序(にくすいかじょ)」を護っているのです。
ミズバショウなどと同じです。
濃い黄色い部分がおしべで、めしべは付け根の方についています。
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先日、大手の建築設計事務所さんにお邪魔しましたら、受付の横にかなり大きな盛り花が豪華に生けられていました。
その中に、この謎の花が数本入っていたのです!
帰りがけに受付のお嬢さんにお尋ねしましたら、「蒲の穂の花です」という・・・「活けてから大分経ったので色が変わってしまって・・・」と、可愛く愛想がいい。その上、美人さんだったので、「ちと違うのではないか?」と内心で思いましたが、「どうもありがとう!綺麗ですねぇ(花が・・・)」と、気取ってお礼を言って帰ってきました。
今度行ったら、教えてあげなきゃ・・・ 「カラー」ですよっ! お嬢さんっ!