俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『木曽路』

2009-11-20 18:54:09 | Weblog
「木曽路」へ行って来ましたぁ~。
いえ、しゃぶしゃぶを食べにじゃなくてぇ~・・・

島崎藤村が「夜明け前」の書き出しで「木曽路はすべて山の中である」と記したあの「木曽路」へですよぉ~。

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江戸と京を結ぶ中山道129里の中で「木曽路」と呼ばれる街道に、今も残る宿場町「木曽十一宿」(22里余り)を訪ねました。

「木曽路」の入り口の宿場は、贄川宿(にえかわじゅく)です。
奈良井川沿いに進むと、標高約950mの奈良井宿へと続きます。
その先には中仙道の最難関といわれる鳥井峠(標高1,197m)があり、分水嶺となっていて,水は木曽川へと流れ下ります。

ところで、「木曽路」が何処にあるか判っているようで、はっきりと判らない方もおられると思いますので、老婆心ながら講釈申し上げましょう。

長野県の塩尻から岐阜県中津川まで、国道19号線と中央本線がほぼ併走する街道です。
鳥井峠から先は木曽川沿いに下ります。
もっとも、江戸時代には“上る”と云うのが正解でしょうけど。

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「木曽路」の左側に聳え続く山脈が「中央アルプス」と呼ばれる木曽山脈です。
最高峰は木曽駒ケ岳の2,956mで、空木岳(うつぎだけ)や南に恵那山(2,190m)などが連なります。                             ↓


反対の木曽川の右側には御嶽山(3,067m)や「北アルプス」に連なる乗鞍岳が望まれます。(木曽駒高原から) ↓


ついでに講釈させて頂きますと、「北アルプス」とは、岐阜県、長野県、富山県にまたがる飛騨山脈のことで、最高峰の奥穂高岳(3,190m)や乗鞍岳、槍ケ岳、剱岳、立山などが有名ですよね。

またまた講釈させてもらいますと、木曽山脈と、ほぼ併行する天竜川や中央高速道を挟んだ反対側には「南アルプス」と呼ばれる赤石山脈(あかいしさんみゃく)があります。
北岳(3,193m)を最高峰に、甲斐駒ケ岳、赤石岳、間ノ岳(あいのだけ)などの山塊が連なってます。

「北アルプス」、「中央アルプス」、「南アルプス」を総称して「日本アルプス」と言い、何故か「日本の屋根」とも言われてます。

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これで、「木曽路」の位置関係が判然とお判り頂けたのではないでしょうか?

「木曽路」の感想は、どうかって云うの?

一言で云えば、「木曽路はすべて山の中である」・・・ん?・・・