渋峠は、長野県の志賀高原や群馬県の草津温泉を通る国道292号線の県境にあり、横手山(2307m)と草津白根山(2160m)の間に位置しています。
その標高は2172mと、国道では日本一の高さなのです。
ということで、一度は通ってみたいと思っていました。
ところが、6月3日に気象庁から草津白根山が噴火の恐れが増したということで、警戒レベルを1から2に引き上げ、火口の湯釜から1km以内の立ち入りが制限され、それを受けて国道292号線も交通規制が敷かれ夜間の通行が禁止となったのです。
“君子危うきに近寄らず”・・・
*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*
十日町の棚田の撮影は10時半には終わりました。
もう一泊して今日、明日と信州の自然を楽しんで帰る予定でしたが、孫が生まれたとワイフからメールがあったので、“好事魔多し”・・・遊んでばかりじゃ罰が当たると思い、帰ることにしました。
でも、彼らは大阪だし・・・、今日中に帰ればいいか・・・
志賀高原も2時間もあれば行けるようだし、天気も良いし・・・
ということで、かねてから念願の渋峠経由で帰ることにしました。
湯田中温泉を過ぎると早速に白根山の情報看板が出ました。
でも、よく晴れてるし、風もないので解放感に浸って、曲がりくねった国道292号線を、どんどこ高度を上げて進みました。
やがて“一沼(いちぬま)”へ・・・ 水面に浮かぶ白いスイレンが森の中の湖を美しく引き立ていました。
丸池を過ぎたあたりのスキー場のゲレンデにはニッコウキスゲが群生していました。
田ノ原湿原ではワタスゲであたり一面が真っ白に・・・
白樺やレンゲツツジとの競演も見事でした。
とうとう目的の渋峠に到着です!
渋峠ホテルが県境でした。
*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*・*★*・*☆*
一休みして、さて、草津へ下りようかと尾根を越えて車を進めると、突然、真っ白の霧がフロントガラスを覆いました。
五里霧中、一寸先は闇、何にも見えません! 白根山も何もかもです。
とっさに車を返して、もと来た道を一目散に引き返しました。
霧が追いかけて来て、さっきまで晴れていた長野県側まで峰を越え流れ下って押し迫り、行く手をさえぎります。
急カーブの下り坂を、やっとの思いで逃げ切りました。
そうなんです、ここは2172mの高山だったのです。
梅雨時の大気の状態は不安定、山の天気は急変します。
皆様もお気を付け下さい。
その標高は2172mと、国道では日本一の高さなのです。
ということで、一度は通ってみたいと思っていました。
ところが、6月3日に気象庁から草津白根山が噴火の恐れが増したということで、警戒レベルを1から2に引き上げ、火口の湯釜から1km以内の立ち入りが制限され、それを受けて国道292号線も交通規制が敷かれ夜間の通行が禁止となったのです。
“君子危うきに近寄らず”・・・
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十日町の棚田の撮影は10時半には終わりました。
もう一泊して今日、明日と信州の自然を楽しんで帰る予定でしたが、孫が生まれたとワイフからメールがあったので、“好事魔多し”・・・遊んでばかりじゃ罰が当たると思い、帰ることにしました。
でも、彼らは大阪だし・・・、今日中に帰ればいいか・・・
志賀高原も2時間もあれば行けるようだし、天気も良いし・・・
ということで、かねてから念願の渋峠経由で帰ることにしました。
湯田中温泉を過ぎると早速に白根山の情報看板が出ました。
でも、よく晴れてるし、風もないので解放感に浸って、曲がりくねった国道292号線を、どんどこ高度を上げて進みました。
やがて“一沼(いちぬま)”へ・・・ 水面に浮かぶ白いスイレンが森の中の湖を美しく引き立ていました。
丸池を過ぎたあたりのスキー場のゲレンデにはニッコウキスゲが群生していました。
田ノ原湿原ではワタスゲであたり一面が真っ白に・・・
白樺やレンゲツツジとの競演も見事でした。
とうとう目的の渋峠に到着です!
渋峠ホテルが県境でした。
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一休みして、さて、草津へ下りようかと尾根を越えて車を進めると、突然、真っ白の霧がフロントガラスを覆いました。
五里霧中、一寸先は闇、何にも見えません! 白根山も何もかもです。
とっさに車を返して、もと来た道を一目散に引き返しました。
霧が追いかけて来て、さっきまで晴れていた長野県側まで峰を越え流れ下って押し迫り、行く手をさえぎります。
急カーブの下り坂を、やっとの思いで逃げ切りました。
そうなんです、ここは2172mの高山だったのです。
梅雨時の大気の状態は不安定、山の天気は急変します。
皆様もお気を付け下さい。