俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『勝浦の朝市』

2015-06-09 12:51:21 | 観光地
勝浦へは、海を見にたまに行きます。

でも朝市には行ったことが無かったので、先日、早起きして行って来ました。

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勝浦の朝市は天正19年(1591年)から行われていたそうです。
現在は毎月1~15日は下本町朝市通りで、16日~月末は仲本町通りで6時ごろから11時ごろまで開催されます。定休日は毎週水曜日と1月1日です。


広くも無い通りの両側に思い思いの店が並んでいます。


伊勢エビ、アワビ、サザエやアジ、サバ、イカの干物、新鮮野菜や切り花が主でした。
そうそう、カツオも並んでいました。
脂の乗った肉厚のアジとサバの干物と美味しそうなソラマメも安かったので買い求めました。


朝飯抜きで出かけたのでお目当てだった“勝タン”の店に入りました。
勝タンと云うのは、勝浦うまいもの名物の「勝浦タンタンメン」のことで、市内のあちこちで見かけます。芸能人の写真やサイン色紙を入り口にも壁にもところ狭しとベタベタ飾ってある小さな店で食べたのですが、相当に辛かったです。

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ここまで来たらと、南房総国定公園「鵜原理想郷」へ行ってみました。


切り立った断崖に囲まれた小さな漁港がありました。
この土地で生まれも育ちも同じの幼なじみと思われる漁師のおじいさん二人が日向ぼっこしていたので話を聞くと、陸地も見えなくなる30kmも先の太平洋へ出てカツオを釣って来ると云う。


岬の先の方に展望台らしきものが見えたので、どのぐらいの時間が懸るか聞くと、「30分もかかんねえ、見晴らしがええから行ってみな」と教えてくれた。
土地ッ子は話す言葉はぞんざいだが、親切で温かみを感じました。

石切り場だったのでしょうか?
リアス式海岸が続く鵜原理想郷は、トンネルがあったり、入り組んだ山道から突然入り江に出たり、急峻な山道を登ったりと、ミステリアスな散策路で冒険心を駆り立ててくれます。


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帰りに小湊の鴨川ホテル三日月でランチバイキング1600円也を食べました。
ここは、昔は高級ホテルで我々の身では中々行けるところではありませんでした。
今ではツーリズムの団体バスが乗り付けて、オジン、オバンならぬ完全リタイヤ組みのオジイサン、オバアサンの団体さんでごった返していました。

彼等が食べ尽くして帰った後は、青空に白い雲が浮かび、太平洋の碧い海の彼方から打ち寄せる静かな波の音が聞こえて来ました。


斯く云う私も団体さん達とさして変わらぬ身ではありますが・・・