俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『笠森観音・像の寺』

2017-07-23 16:38:42 | 観光地
千葉県長生郡長南町は、東京湾に面する市原市と太平洋に面する九十九里浜と接する茂原市との間にあり、房総半島のほぼ真ん中に位置しています。

低い山々が連なり、そのほとんどが山間の町なのです。
ゴルフ場と霊園が多くあることでも知られ、町の人口は8200人、世帯数が3200世帯なのですが、町営の笠森霊園には176200㎡の敷地に9280もの区画があるのです。

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信心深い長南町の誇る信仰の場の一つが「笠森観音」です。


正式名称は天台宗・別格大本山笠森字(かさもりじ)」と称し、延暦3年(784年)伝教大師最澄上人によって開基されたという名刹で、お堂の建築様式は日本唯一の「四方懸造(しほうかけづくり)」で、国宝、国指定重要文化財となっています。

笠森霊園前の駐車場から杉木立の参道を上ると、根元で枝分かれした「三本杉」が迎えてくれます。


更に上ると「子授楠」が眼前に現れます。大木に空いた穴をくぐり抜けると子供を授かるという。


お堂の急で長い階段を、息を切らせて上ると回廊が巡っていて、山門や境内の植木が眼下にあり、大木の杉の先端も目の高さにあります。


周辺の山々は「県立笠森鶴舞自然公園」に指定されており、特に観音山は「国指定天然記念物笠森寺自然林」となっていて、ハイキングコースにも最適です。

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笠森観音から茂原方面へちょっと下ると、「像の寺」で知られる「長福寿寺」があります。
正式名称は「三途河頭極楽東門蓮華臺上阿弥陀坊太平埜山本実成院長福寿寺(さんずがとう・ごくらくとうもん・れんげだいじょう・あみだぼう・たいへいやさん・ほんじつじょういん・ちょうふくじゅじ)」という日本一長い名のお寺だそうです。

本堂の前には「吉(きち)ゾウくん」と「結愛(ゆめ)ちゃん」という「御影石一刀彫」のゾウの像が立っていて、お参りすると宝くじ高額当選が続出しているそうです。
本当に続々・・・なのかな?


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また、長南町は紅花のふるさととかで、6月には10万本の紅花が咲き乱れるそうです。
あの広さの畑で10万本もあるのかな?


御朱印をお願いしたら、“4か所の仏さんがおられるが何枚にしますか?”とのこと・・・
御本尊だけでお願いしました。

境内にはお土産品売り場があるなど、なかなか商売熱心な御住職とお見受けしました。


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