白井健康元気村

千葉県白井市での健康教室をはじめ、旅行、グルメ、パークゴルフ、パーティーなどの情報や各種コラムを満載。

仏人医師の夫人はカレン族 【連載】呑んで喰って、また呑んで(91)

2021-04-08 08:12:35 | 【連載】呑んで喰って、また呑んで
【連載】呑んで喰って、また呑んで(91) 仏人医師の夫人はカレン族 ●東京・阿佐ヶ谷/新宿 山本徳造 (本ブログ編集人)     「そういえば、フランソワ、どうしてるのかなあ」 テレビのニュースを聞きながら妻が独り言ちた。「うん、今でもミャンマー国境で診療所をやってるとしたら、忙しくしているんじゃないの」 アウンサン・スーチー女史を逮捕・拘束して、ミャンマーの軍部が再び政権を掌 . . . 本文を読む

花見に謎の中国人が 【連載】呑んで喰って、また呑んで(90)

2021-04-01 14:25:07 | 【連載】呑んで喰って、また呑んで
【連載】呑んで喰って、また呑んで(90) 花見に謎の中国人が ●東京・新宿御苑 山本徳造 (本ブログ編集人)        待ちに待った花見シーズンである。私の住む白井は桜が満開だ。北総線に添って桜並木が続く。うーん、美しい。これぞ日本の美だ。見事としか言いようがない。 私のマンションの隣は公園だが、ベランダから満開の桜を見下ろせるので、贅沢な気分が味わえる。花見に . . . 本文を読む

駆けつけ三杯 【連載】呑んで喰って、また呑んで(89)

2021-03-24 22:40:13 | 【連載】呑んで喰って、また呑んで
【連載】呑んで喰って、また呑んで(89) 駆けつけ三杯 ●日本のどこでも 山本徳造 (本ブログ編集人)       「いやあ、ゴメン、ゴメン! なかなか仕事が終わらなくて」 呑み会に遅れてやって来たサラリーマンがよく言うセリフだ。 すると、判で押したような言葉が聞こえてくる。「遅れてきたから、『駆けつけ三杯』だ」 ビールがグラスに注がれる。遅れてきた人物は嫌がる素振 . . . 本文を読む

「会食」して何が悪い!? 【連載】呑んで喰って、また呑んで(88)

2021-03-18 16:37:46 | 【連載】呑んで喰って、また呑んで
【連載】呑んで喰って、また呑んで(88) 「会食」して何が悪い!? ●日本のどこでも 山本徳造 (本ブログ編集人)      テレビの国会中継を見ていると、じつに不愉快、いや腹が立って仕方がない。国民に雇われている国会議員が、「誰と会食した」「接待されたのか」と毎度毎度の茶番劇を繰り返すのだから、怒るのも当然だろう。だから、よほどのことがない限り、もう国会中継は見ないことにした . . . 本文を読む

どくろ杯と消えた記者 【連載】呑んで喰って、また呑んで(87)

2021-03-11 09:05:06 | 【連載】呑んで喰って、また呑んで
【連載】呑んで喰って、また呑んで(87) どくろ杯と消えた記者 ●東京・高円寺 山本徳造 (本ブログ編集人)       金子光晴は放浪の詩人だ。彼が著した本に『どくろ杯』がある。 しかし、本の題名だけを見ると、何やらおどろおどろしい感じがする。それも当然だろう。髑髏杯というと、人間の頭骸骨の額から上の部分をすっぽりと切り取って杯(盃)にしたシロモノだからだ。私も気持ち悪く思っ . . . 本文を読む

『ラム&コカコーラ』が懐かしい 【連載】呑んで喰って、また呑んで(86)

2021-03-04 11:04:21 | 【連載】呑んで喰って、また呑んで
【連載】呑んで喰って、また呑んで(86) 『ラム&コカコーラ』が懐かしい ●キューバ・ハバナ  山本徳造 (本ブログ編集人)    『ラム・アンド・コカコーラ』という歌があった。私が大学生だったころ、よくテレビやラジオから流れてきたものである。とにかくリズムが軽快だったので、 ♪ラム・アンド・コーカコーラ と、自然と口づさんだものである。 ところで、この歌のルーツを . . . 本文を読む

「食いしん坊」の最期 【連載】呑んで喰って、また呑んで(85)

2021-02-24 07:33:58 | 【連載】呑んで喰って、また呑んで
【連載】呑んで喰って、また呑んで(85) 「食いしん坊」の最期 ●千葉県・白井市 山本徳造 (本ブログ編集人)        夕食に私がつくった麻婆豆腐を「おばちゃん」が、さも美味しそうに食べる。可哀そうなことに歯が1本しかない。入院していた病院で入れ歯を盗まれたという。なので、具材も細かくしなければ呑み込めない。 その点、麻婆豆腐は柔らかいので、彼女には食べやすか . . . 本文を読む

超クソ真面目な通訳が逃亡 【連載】呑んで喰って、また呑んで(84)

2021-02-18 09:41:39 | 【連載】呑んで喰って、また呑んで
【連載】呑んで喰って、また呑んで(84) 超クソ真面目な通訳が逃亡 ●中国・上海 山本徳造 (本ブログ編集人)        さあ、上海3日目はの女の子たちへの突撃取材を敢行することになった。まず向かったのは、かつて「犬と中国人は入るべからず」と注意書きのあった公園。共産党が政権を取った後、その公園は「人民公園」と名を変え、若いカップルの格好のデート・スポットとなっていた。  . . . 本文を読む

朝食は熱々の豆乳と油条で 【連載】呑んで喰って、また呑んで(83)

2021-02-10 06:22:28 | 【連載】呑んで喰って、また呑んで
【連載】呑んで喰って、また呑んで(83) 朝食は熱々の豆乳と油条で ●中国・上海 山本徳造 (本ブログ編集人)      上海で初めての朝を迎えた。せっかく上海に来たのに、ホテルでありきたりの朝食なんて芸がない。そうだ。戦前、大手新聞社の上海支局で働いていたKさんとの会話を思い出した。 大学卒業後に勤務していた出版社が2年で倒産したのだが、私はその新聞社の出版部門で嘱託として働 . . . 本文を読む

ようこそ「冒険者の楽園」に 【連載】呑んで喰って、また呑んで(82)

2021-02-03 07:19:32 | 【連載】呑んで喰って、また呑んで
【連載】呑んで喰って、また呑んで(82) ようこそ「冒険者の楽園」に ●中国・上海 山本徳造 (本ブログ編集人)       『上海バンスキング』というミュージカルが自由劇場で初上演されたのは40年ほど前のことだった。昭和初期の上海が舞台だ。「バンス」 とはジャズメンたちの隠語で、「前借り」のことである。このミュージカルの主役はクラリネット奏者。モデルとなったのが、 . . . 本文を読む