オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

スピーカー工房「オーディフィル(AudiFill)」の公式ブログ。
リアルで心地よい音の【ひのきスピーカー】を製作中。

[S-076] バックロードホーンの魅力と、設計の基本

2021年05月05日 16時52分41秒 | オーディオ
今日はバックロードホーン初心者の方に向けて、その魅力と基本となる設計法を説明しようと思います。 市販スピーカーのホーン まず、「ホーン」というと、市販のホーン型スピーカーを思い浮かぶ方が多いかと思います。 JBL社のスタジオモニターシリーズが有名ですが、コーン型のウーハーの上部にホーン型のツイーターが組み合わされています。 このツイーターのホーンの形の事を「フロントロードホーン」と呼び . . . 本文を読む
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[S-076] FE168SS-HPを使った新型バックロードの設計コンセプト

2021年05月03日 05時58分01秒 | オーディオ
今日は、新作バックロードホーンの設計について説明しようと思います。 FE168SS-HPの登場のときに、Fostexの図面を元にしたバックロードホーンを公開したのですが、ふと「バックロードホーンの進化とは何だろう?」と思ってしまったのです。 FE168SS-HP と 長岡バックロードの変遷 FE168SS-HPの取扱説明書に掲載された作例は、長岡鉄男氏の「D-7」に類似しています . . . 本文を読む
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バックロードホーン向け16cmフルレンジ、試聴感想

2021年05月01日 10時00分30秒 | オーディオ
今回は、FE166NV、FE168NS、FE168EΣ、FE168SS-HPを比較試聴したときに感じたことを、まとめて書いていこうと思います。 先日公開した動画「Fostex バックロード向け16cmフルレンジ 比較試聴」を見ながら読んでもらえると、より分かりやすいと思います。 FE166NV 標準価格 ¥12,650(税込)/1台 今回試聴したなかでは、最もリーズナブルな製品 . . . 本文を読む
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FE168SS-HPの試聴動画を作成しました。 【Fostex16cmフルレンジ比較試聴】

2021年03月27日 19時43分22秒 | オーディオ
皆さんこんにちは。 Fostexの16cm限定ユニット「FE168SS-HP」が、いよいよ我が家にも届きました! (前回の記事「考察と設計図面」はこちら。) 今回入手したのは、FE168SS-HP, FE168EΣ, FE168NS, FE166NVの4機種です。 こうして並べてみると、なかなかに壮観ですね! 16cm口径のバックロードホーン向けフルレンジで、 これだけのラインナップがあるの . . . 本文を読む
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Fostex FE168SSーHP 考察とバックロードホーン設計 【設計図面あり】

2021年02月13日 18時15分58秒 | オーディオ
フォステクス(Fostex)の限定16cmフルレンジユニット、FE168SS-HPについて、既存のユニット(FE168EΣ、FE168NV)と比較しながら説明します。 また、Fostexの標準箱をベースとしたバックロードホーン箱の設計図も公開します。 . . . 本文を読む
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[S-072] サブウーハー試作5号機 <AudiFill SW-1> (最終回)

2021年02月01日 16時05分37秒 | オーディオ
連載しているサブウーハーの試作記、今回は「試作5号機」の紹介です。 前回の試作4号機(※実際は4.5号機)で、かなり音質は良くなってきましたが、 エンクロージュア内部の定在波を消せずに苦労していました。    (試作4号機) そこで今回の5号機では、ユニットの装着位置を 箱の中央にして、 定在波を軽減すること狙います。  ※ユニット位置と定在波の関係は、前回の記事を参照 ウ . . . 本文を読む
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[S-072] サブウーハー試作4.5号機(箱の強度と定在波)

2021年01月16日 17時56分35秒 | オーディオ
連載しているサブウーハー試作、いよいよ試作4.5号機です。 前回の試作4号機では、スピーカーの振動板を3Dプリンターで製作しました。 今回の4.5号機(表題写真)では、作成したスピーカーユニットはそのままに、 箱をフィンランドバーチ材で作製し、グレードアップを狙います。 ウーハーの位置 今回のサブウーハーでは、床面からの反射音との位相差を減らすことを狙いとして ウーハーの位置を「 . . . 本文を読む
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[S-072] サブウーハー試作4号機(3Dプリンターでの振動板製作)

2021年01月02日 16時15分41秒 | オーディオ
連載しているサブウーハー製作も、いよいよ試作4号機まで来ました。 今までの試作を通して、 立体的な補強構造を付与し、振動板の「構造剛性」を高めることが、優れた低音再生のために必要だということが分かってきました。 <立体的な補強構造をもつ振動板(試作2号機より)> いかにして、補強部材を製作するか。 立体的な補強構造が大切なことは分かってきましたが、 問題はその製造方法です。 試作 . . . 本文を読む
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[S-072]サブウーハー試作3号機、3.5号機(20cm口径へ)

2021年01月01日 14時48分15秒 | オーディオ
皆さま、あけましておめでとうございます。 今年も、オーディフィルは良い音に向けて邁進して参ります。どうぞ宜しくお願い致します! さて、前回紹介した「試作2号機」は聴感も比較的良好なものでしたが、 やはりサブウーハーと称するのであれば、20Hz台の低音にチャレンジしたいものです。 そこで、ウーハーの口径を16cmから20cmに変えてみます。 写真で見る通り、数字以上の大きさの差を感じま . . . 本文を読む
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[S-072] サブウーハー試作2号機(箱製作と試聴記)

2020年12月31日 14時06分12秒 | オーディオ
サブウーハー、試作2号機の後編です。 画像左が、試作1号機。 画像右が試作2号機。 前回は12mm厚のコンパネでしたが、この試作2号機では18mm厚のMDF板を使って箱強度の向上を狙います。 補強構造もしっかりと作り込みます。 低音は特にエネルギーが大きいので、箱の剛性が解像度に直結してきます。 内部で定在波が発生しないように、吸音材は比較的多めに入れます。 これは個人的な . . . 本文を読む
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[S-072] サブウーハー試作2号機(FE166Enの改造)

2020年12月31日 11時48分32秒 | オーディオ
皆さんこんにちは。今日は、サブウーハー連載の第2回目です。 前回は、一般的なフルレンジFostex FE166Enを使ったサブウーハーに挑戦してみましたが、再生音について限界を感じていました。 <試作1号機>Fostex FE166Enを使った密閉箱 市販のウーハーユニットを使うのも手ですが、今回はじっくりと実験を進めて、スピーカーユニットについての知見を深めてみようと思いました。 . . . 本文を読む
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[S-072]サブウーハー試作1号機 (12/31追記)

2020年11月28日 11時32分13秒 | オーディオ
心地よい秋晴れが続きますが、いかがお過ごしでしょうか。 今回は、サブウーハー試作の話を書こうと思います。 サブウーハーの試作を始めたのは、ちょうど1年前の秋。 小型スピーカーの下を補強するものが欲しいな~という漠然とした思いから、製作がスタートしました。 手持ちのスピーカーは、どれも6~10cm口径。 それらと低音のスピード感を合わせるために、サブウーハーとしては少し小さめの「16cm . . . 本文を読む
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デノンDCD-SX11, DCD-2500NE 試聴記

2020年09月20日 17時41分08秒 | オーディオ
先日、デノンのSACDプレーヤーを聴いてきましたので、簡単にレポートします。 私がいま使っているCDプレーヤーは、SONYの「CDP-MS1」。 (上記写真のプレーヤーです。) 光学固定式の名機で、性能的には全く不満がないものなのですが、 万一の故障に備えて、次の目星は付けておきたいなぁ~という気持ちがありました。 ちょうどコロナも落ち着いていた頃合いということで、 プレーヤーを試聴しに秋葉 . . . 本文を読む
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吸音材の効果

2020年09月13日 07時59分14秒 | オーディオ
皆さんこんにちは。 今週は、サブウーハー用エンクロージュアで実験をしていました。 写真は、現在開発中のサブウーハーの実験機で、 Concept-SOLAや、その他の小型スピーカーに汎用的に使えるものに仕上げていければと思っています。 今回の実験は、「吸音材」の有無。 非常に基本的なものですが、改めて確認をしてみます。 吸音材は、エンクロージュア内部の定在波を軽減し、 音の癖を取り除くため . . . 本文を読む
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「東京インターナショナルオーディオショウ2020」開催中止に

2020年07月12日 15時49分21秒 | オーディオ
先日発表がありましたが、 「東京インターナショナルオーディオショウ2020」が中止になったそうです。 <Phile-web>11月予定の「東京インターナショナルオーディオショウ2020」が開催中止に https://www.phileweb.com/news/audio/202007/08/21803.html 世界のハイエンドブランドが集う人気のオーディオショウだっただけに、 中止になっ . . . 本文を読む
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