オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

スピーカー工房「オーディフィル(AudiFill)」の公式ブログ。
リアルで心地よい音の【ひのきスピーカー】を製作中。

共鳴管スピーカー ver4.x(75→330cm^2) と TangBand W4-927SA の周波数特性測定

2011年09月03日 11時21分01秒 | オーディオ
ver4.x(断面積75→330cm^2、管長 約2.5m)の共鳴管と、
TangBand W4-927SAの組み合わせです。



ver4.1(ユニットは閉管端)+ W4-927SA
[軸上1m]

[開管部]

[ユニット近接]



ver4.2(ユニットは閉管端より35cm)+ W4-927SA
[軸上1m]

[開管部]

[ユニット近接]




<f特考察>
基本的に、DLS-108Xと同傾向。
特に、ver4.2の開口部特性は、まるでバックロードホーンのよう。
管のテーパーと、ユニット取付位置が上手く効いてくれたのだろうか。

<試聴感想>
管断面積が小さい(=箱容量が小さい)ver2.x、ver3.xで感じられた低音不足感はなく、
ver4.xは共鳴管特有の鳴りっぷりがあり好印象だ。
同体積のver1.xと比べると、ver4.1は空気を揺するような低音の伸びが感じられないが、中低域の癖は少ない。
ver4.2では、まるで良質なバックロードのような音。やや低音が詰まり気味で低域の伸びが限られていることを除けば、低域の質感を曇らせる要素(ピークディップ感)が無く、好ましいといえる。

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