オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

スピーカー工房「オーディフィル(AudiFill)」の公式ブログ。
リアルで心地よい音の【ひのきスピーカー】を製作中。

オーディオ調整

2008年02月26日 16時40分40秒 | オーディオ
今日は、オーディオの見直し。前回のOFF会で悩まされたキモチワルイ音を克服するのが目的。

まず、
○右スピーカー位置を7cmほど左側へ。
これは定在波シミュレーションソフトで予想していた通り、100~200Hz前後の量感が向上。今までサブウーハー無しでは物足りなかった低音量感を確保できました。実際6畳間の場合、低音特性の大部分が部屋の影響だと思った方が良さそうです。
左右スピーカー間隔が短くなったので、高音域も改善方向へ。

○スピーカーの足元の「ブナ材」を「スーパーシナアピトン合板」へ。
ブナ材は、中音域の響きは良いのですが、とにかく癖が強いのです。一方、「スーパーシナアピトン」材は、一見 中音域が寂しくなりますが、こちらの方が癖が少なく情報量・透明度は圧倒的でした。

○CDプレーヤーの足元を吟味。
J1ブロックの効果には及ばないものの、それに近い音を目指して。とやってみたら、上から「J1コーン(下向き)」「スーパーシナアピトン合板」「フォック(黒が下)」と、結局元通りに。
素材的には『J1スパイク+フォック受け』も悪くないのですが、スパイク相手だとフォック自身が効果的に機能する適正圧力を超えてしまうようです。一度硬い物でスパイクを受けた後の方が、フォックの持ち味を生かせるようです。
そして、3点支持になったため定位感は大幅向上。4点支持時のガタも無視できるようになったため、音の純度も向上傾向のようです。



結果として、解像度・透明度が大幅向上。「camomile Best Audio」では、背景ノイズ・リップ音・息遣い等、今まで気付かなかった音が沢山聴こえてきました。(今までが酷すぎる証拠w)
今アルバムを3枚程聴きましたが、音に違和感や気持ち悪さを覚える事はありませんでした。どうやら、スピーカー下のブナ材が元凶の一つだったようです。

まだ少し、中高音に癖・硬さが残っているので、後はこの対策ですね。

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