今回行ったのは、新宿AVAC。
新宿AVACは、新宿駅から地下道をかなり歩いたところにあり、「ヒルトン東京」というホテルの下の、なかなかお洒落な空間です。
今回は、そのオーディオ視聴スペース「グラウディオ新宿」での試聴会です。
メインは新製品パワーアンプ「S-200」ですが、
他にも、「DEQX」(販売元Kurizz-labo)や、試作品プリアンプなど、盛りだくさんの内容でした。
まずは、「DEQX」を単なるチャンネルディバイダー&位相補正として用い、ALLION新型プリアンプを通しての視聴です。
一聴して驚くのが、強烈なエネルギー。B&W 803Dの三発ウーハーから強烈なエネルギーがダイレクトに耳に飛び込んできます。太くガッチリした音で、JAZZの熱気が「ガツン!」と空間に放出されているような感じです。
クラッシックに定評がある、B&Wからこんな音が出てくる事自体信じられません!
特別ゲストのオーディオライター、田中さんはJAZZをメインに聴くとのことで、この試聴会でも沢山のJAZZディスクを聴かせてくださいました。
そんな中で印象的だったのは、
「His Friends /深水洋」
で、かなりの優秀録音。生をそのままディスクにしたような鮮度最高(最凶w)のJAZZ録音です。
さて、ここで「DEQX」の販売元「Kurizz-labo」の栗原さんの登場です。
今までは、「DEQX」の位相やf特を補正する機能がONになっていたのですが、
これをOFFにして、フツーの状態にしてみます。
なんと、今まで聴いていた音が一瞬にして消え去ったのです。
出てきたのは、ずっと自然で・・・というより聴きなれたB&Wの音です。
余りの違いに愕然としてしまったカノン5Dでしたが、田中さんの好みはDEQX補正有の方のようです。
さらに、接続方法を、
(変更前)「CDP」→アナログ→「ALLION試作プリ」→アナログ→「DEQX」→「パワーS-200」
(変更後)「CDP」→デジタル→「DEQX」→「パワーS-200」
に変えて視聴。
この変更で、全体的に太くて自然な音になりました。
ただ、ちょっと「もっさり感」が強く、個人的には前者が好みです。
(この辺は、CDPにEMT981(出川式電源搭載)のデジタル/アナログ出力差も大きかったのかもしれません。)
この状態で、「DEQX」の補正ON、OFFの効果を検証。
ONにすると、(良くも悪くも)B&Wらしさが無くなり、803Dが大型ホーンスピーカーのように鳴り始めます。
ただ、中高音域はかなり硬くなってしまい、ボーカルものには厳しいものがありました。
OFFにすると、ALLIONアンプの良さが出てきます。
説明では、ALLIONアンプのSN比の良さ、音の消え際の美しさなど優れる、とのことでしたが、
私的には200V電源系(視聴は100V電源使用だったかな?)とのコンボによる、強力なエネルギー感の方が本アンプの見せ所のように感じました。
今回は、変化の分かりやすい「DEQX」が強く印象に残る試聴会になりましたが、
ぜひ伊豆の出水電気試聴室にもお伺いして、「素」の状態のALLIONアンプを聞いてみたいと思いました。
新宿AVACは、新宿駅から地下道をかなり歩いたところにあり、「ヒルトン東京」というホテルの下の、なかなかお洒落な空間です。
今回は、そのオーディオ視聴スペース「グラウディオ新宿」での試聴会です。
メインは新製品パワーアンプ「S-200」ですが、
他にも、「DEQX」(販売元Kurizz-labo)や、試作品プリアンプなど、盛りだくさんの内容でした。
まずは、「DEQX」を単なるチャンネルディバイダー&位相補正として用い、ALLION新型プリアンプを通しての視聴です。
一聴して驚くのが、強烈なエネルギー。B&W 803Dの三発ウーハーから強烈なエネルギーがダイレクトに耳に飛び込んできます。太くガッチリした音で、JAZZの熱気が「ガツン!」と空間に放出されているような感じです。
クラッシックに定評がある、B&Wからこんな音が出てくる事自体信じられません!
特別ゲストのオーディオライター、田中さんはJAZZをメインに聴くとのことで、この試聴会でも沢山のJAZZディスクを聴かせてくださいました。
そんな中で印象的だったのは、
「His Friends /深水洋」
で、かなりの優秀録音。生をそのままディスクにしたような鮮度最高(最凶w)のJAZZ録音です。
さて、ここで「DEQX」の販売元「Kurizz-labo」の栗原さんの登場です。
今までは、「DEQX」の位相やf特を補正する機能がONになっていたのですが、
これをOFFにして、フツーの状態にしてみます。
なんと、今まで聴いていた音が一瞬にして消え去ったのです。
出てきたのは、ずっと自然で・・・というより聴きなれたB&Wの音です。
余りの違いに愕然としてしまったカノン5Dでしたが、田中さんの好みはDEQX補正有の方のようです。
さらに、接続方法を、
(変更前)「CDP」→アナログ→「ALLION試作プリ」→アナログ→「DEQX」→「パワーS-200」
(変更後)「CDP」→デジタル→「DEQX」→「パワーS-200」
に変えて視聴。
この変更で、全体的に太くて自然な音になりました。
ただ、ちょっと「もっさり感」が強く、個人的には前者が好みです。
(この辺は、CDPにEMT981(出川式電源搭載)のデジタル/アナログ出力差も大きかったのかもしれません。)
この状態で、「DEQX」の補正ON、OFFの効果を検証。
ONにすると、(良くも悪くも)B&Wらしさが無くなり、803Dが大型ホーンスピーカーのように鳴り始めます。
ただ、中高音域はかなり硬くなってしまい、ボーカルものには厳しいものがありました。
OFFにすると、ALLIONアンプの良さが出てきます。
説明では、ALLIONアンプのSN比の良さ、音の消え際の美しさなど優れる、とのことでしたが、
私的には200V電源系(視聴は100V電源使用だったかな?)とのコンボによる、強力なエネルギー感の方が本アンプの見せ所のように感じました。
今回は、変化の分かりやすい「DEQX」が強く印象に残る試聴会になりましたが、
ぜひ伊豆の出水電気試聴室にもお伺いして、「素」の状態のALLIONアンプを聞いてみたいと思いました。
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