オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

スピーカー工房「オーディフィル(AudiFill)」の公式ブログ。
リアルで心地よい音の【ひのきスピーカー】を製作中。

ミューズの方舟主催 自作スピーカーコンテスト2010 その6

2010年12月31日 21時08分33秒 | オーディオ
自分の発表が終わってすぐの休憩時間だったので、沢山の方から反響を頂くことができました。

そこでの質疑応答を簡単にですが、載せたいと思います。


Q:ユニットの左右のネジが無いのは?あった方が良いのでは?
A:試聴の結果、無い方が高域の歪み感が少なかったんです。私も未だに信じられませんがw

Q:「自立台」とユニットは固定されているんですか?
A:ただ置いてあるだけです。ユニットのネジは出来る限り弱い力で固定します。

Q:本体中央のは何ですか?何かの固定ですか?
A:J1project製のダンピングシートを表面に貼ってあるだけです。これで中高音の質感が随分改善されます。剥がれ落ちないよう、上からマスキングテープ(白)を貼ってあります。

Q:このヘッドの形は効きますか?
A:そうですね。吸音材の量が少なくても、滑らかな音になります。ただ、吸音材レスまで持って行けなかったのは心残りではありますがw

Q:塗装は何ですか?もうちょっと丁寧にやった方が…w
A:ワシン製の油性ウレタンニスです。音質的には6塗りはやり過ぎな感じがあり、2回塗り程度が良さそうです。塗装は技量不足の至りです(汗

Q:工作が雑なのに、イイ音ですねw
A:まあ、はいw (色々な工作テクニックを教えてくださいました)

Q:等身大の再生音でした。38ウーハーが要らないですね。
A:それほどでもないですw さすがに、38ウーハーの圧倒的な表現力には及ばないですが、鳴らしやすさはありますね。

Q:これは普通の安価なアンプでも鳴りますか?
A:自宅では出力2ワットの真空管アンプで鳴らしています。上手く設計されたバックロードホーンはアンプに優しいスピーカーだと思います。

Q:材料が頭と胴体で違うように見えますが…
A:頭だけロシアンバーチです。胴体はラワン合板で、胴体は三点支持。三点の前二点はロシアンバーチ、後ろ一点はフィンランドバーチです。フィンランドとロシアでは同じバーチでも音色が全く違います。

Q:簡単に作れるんですか?
A:スワンと同じか、左右非対称な分やや難しいです。

Q:スーパースワンを超えたバックロードでしたよ!
A:そう言って頂けると嬉しいです。私自身、真のスワンサウンドを聴いたことないのでw

Q:よく研究していますね。
A:アクセサリー系が好きなので、素材の吟味はよくやりますね。設計はあくまでも古典派の延長線ですw

Q:どんなジャンルも上手く鳴っていましたね。
A:様々な録音でも上手く鳴らすのは、全ての作製段階で意識していたことです。




と、こんな感じです。多くの方から意見を頂くことができて、とても良い経験になりました。

次回は、最後のステージ。ラストスパートへ!

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