オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

スピーカー工房「オーディフィル(AudiFill)」の公式ブログ。
リアルで心地よい音の【ひのきスピーカー】を製作中。

ミューズの方舟主催 自作スピーカーコンテスト2010 その7[ラスト]

2011年01月01日 00時06分31秒 | オーディオ
コンテスト日記は今回がラストです!


最終ステージは、井形さんの「83TB」から。

独自のトリプルバスレフを用い、高度な低音再生を狙います。
MAKIZOUのシナアピトン材を使った工作で、精度もピッタリ♪ 独特のデザインと、渋柿+炭の表面仕上げも特徴です。
音はカチッとした精度の良いサウンド。MAKIZOUのシナアピトン特有の明るさは抑え気味なのが興味深かったです。
勝手ながら、「精巧で賞」を差し上げたいです!


お次は久保田さんの「VK-02」。

まず、素晴らしいデザインと仕上げ。ユニットと箱のバランスもGOODです。
このセンスはぜひ見習いたいですね!
さらに、試聴曲では自作の楽曲を披露。こういう曲を聴かせるという志向に感動しました。ダクトも上手く動作しているようで、低音の満足感もありました。
勝手ながら「センスで賞」「愛で賞」を差し上げます♪


最後のトリは河辺さんの「Renaissance(ルネサンス)」。

河辺さんは最近ファンネルダクトを提唱し、ホームページで公開されています。
http://park11.wakwak.com/~daichi/audio/audio-home.htm
本作もファンネルダクトを搭載し、さらに様々な工夫が施されています。
個人的には、オリジナルスタンドが印象的でした。音の方は、残念ながらファンネルダクトの重低音は聴こえませんでしたが、煌びやかな高域は圧巻。箱内部の「ヴォルテックス・ジュエネレーター」に加え、ファンネルダクトが定在波を解消しているのかもしれません。
勝手ながら「デザイン賞」「煌びやかで賞」を差し上げたいです。



こうして10作品の試聴ののち、お客様の投票により…
音質賞に白須さんの「JODEN 7」
デザイン賞・総合賞・アイディア賞に河辺さんの「Renaissance」
が選ばれました。おめでとうございます!

閉会後も、会場で打ち上げをして仲間内で色々な話をして楽しみました。
これにてコンテスト日記終了。長らくのお付き合いありがとうございました!

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