試聴屋 に行ってきました。

さて、先日の秋葉原散策も、ここが最終ポイント。

この「試聴屋」の入り口は・・・
アヅマビルの「緑色の小屋根」が目印。
そこの扉を開け、またまた暗い階段を上がって、2Ｆに行くと「試聴屋」があります。

お店には入ると、大音量で音楽が。
しばらくして、石田さんがいらっしゃいました。
どうやら、新たに導入したシステムを試していたとの事。

今回聞かせていただいたシステムは、（写真）
スピーカー：llusion（イリュージョン）「Excel Image(イマージュ)」
パワーアンプ：バクーンプロダクツ（SATORIアンプ）のバイアンプ接続。
高域・AMP-7511M-Mk2-SP（未塗装ver）
低域・AMP-5513-SP
プリアンプ：べリンガーのチャンネルディバイダー
CDプレーヤー：オリジナルの高級品

このCDプレーヤーは、基本的に公開していないものの、数十万円程（詳しくは要確認）での販売も考えているとか、いないとか。
ちなみに、ぶ厚い銅板を使用した、リジッドなトップローディング型。
正直、私は欲しい！！

そんなシステムから出てきた音は、
音の立下り・余韻が美しい
というもののリアリティが主体なので、所謂「美音」というわけではなく、
各楽器の音色・感情を、これまでかとばかりに描き出す。
しかし、強調感は無く、ごく自然体な音。
そして、最も重要な事は、このシステムだと音楽の感動が体に染み込んでくること。

ここでの注目は２つ。
○SATRIアンプ（バクーンプロダクツ）
独自の回路を搭載し、半導体アンプではあるものの、他とは一線を画す音。
よく「聴き疲れのしない音」と言われるそうです。

○illusion（イリュージョン）Speaker「Excel Image(イマージュ)」
このスピーカーには、今流行のマグネシウム振動板が搭載されています。
（なんとウーハーもマグネシウム。）
立下りの美しさは、マグネシウム振動板によるものとか。

そんなシステムの凄さを聴かせてくれたのが、石田さんか聴かせてくださった
「 Odyssey　／　Read Hayley 」（リンク先、音が出ます）
普通のオーディオなら、硬くなるか、妙に電気音っぽくなる女性ボーカルですが、
このシステムからは、絶妙な存在感が漂い、音楽的な感情を見事に描いていました。


ちなみに、この試聴室には、ＰＣオーディオを中核としたセットがあります。
ＰＣオーディオに興味のある方は、要注目です。
今度行ったときには、他のスピーカーも聴いてみたいですね。