オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

スピーカー工房「オーディフィル(AudiFill)」の公式ブログ。
リアルで心地よい音の【ひのきスピーカー】を製作中。

真空管オーディオフェアに行ってきました。

2012年10月14日 12時25分18秒 | オーディオ訪問記(OFF会、店舗)
真空管の祭典ですが、
自作スピーカー派にとっても注目すべきものがあるのです。


「カインラボラトリージャパン」



Eの755Aの復刻版とのことでした。
励磁型ではなく、アルニコ(?)のようです。

開放型か、密閉がオススメとのことで、
確かに、平面バッフルでもバランスの良い音でした。


「長谷弘工業」



黒いコーン紙のフランス製フルレンジが鳴っていましたが、
ツヤがある音色が印象的でした。

AERのLB6というユニットですが、
口径が何種類かラインナップされているようです。

http://www.geocities.jp/maronie44/item/spdrv/ems.html

どれも、超強力なユニットで、
大型バックロードでつかってやりたい逸品です!


「ミクセル」



手軽な自作スピーカーキットで有名な会社ですが、
今回は、HiVi製のマグネシウム合金コーンのウーハーでのデモです。

サラリとした質感は、コーン紙の素材によるものでしょう。
上品に鳴っているのが印象的でした。


「山本音響工芸」



彫りが深くてハイレスポンスなのに、暖かい音質。
真空管の良さをスピーカーにするとこんな感じかな?と思ってしまいます。



振動板は、チタンプレーティング振動板。
中央のサブコーンは、渋紙です。



後ろから見ると、贅沢な外磁型のアルニコマグネットと、
砲金製のフレームが見えます。

エッジの代わりに、細いダンパーがあることも見えますね。

ちなみに、予価10万円弱とのこと。
少量でも、これ位の値段であれば採算がとれるのかな。


「六本木工学研究所」

定番の製品もありましたが、
ちょっと気になったのがこちら。



AUDAX製AP170MO

なんと、一個2000円という激安ウーハー。
フレームがプラスチックですが、固定方法で何とかなるでしょう。


そんなこんなで、
大収穫の真空管フェアでした♪

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