4月28日の日記の続きになります。
予想外の好印象となったTangBand W4-927SCと「共鳴管(付き)バスレフ」を測定しました。
前回の日記で書いたように、インピーダンス曲線の二つ目の山の大きさに注目です!
<上部バスレフ箱、単独で測定>
(写真右)
容量8.8L, ダクト長124mm, ダクト断面積18cm2(振動板の23%), ダクトは背面開口
[軸上1m]
[ユニット直前]
[ダクト直前]
[インピーダンス特性]
軸上1mでは、中域(1kHz)付近からズルズルとダラ下がりなのが分かります。
ユニット直前の特性を見てもらうと分かるように、このユニットはQtsが高い(0.42)のですが、分割振動が激しいらしくハイ上がりなのです。(正直、長岡式ネッシーのような共鳴管箱とマッチングが良い)
ユニット直前測定では、低域のディップが明白に確認できました。
ALPINE DLS-108Xでは58Hz前後だった(4/15日記参照)のですが、今回はやや高く65Hz程度になっています。箱は同じなので、ダクト共振周波数は一緒のはずなのですが…
さて、注目のインピーダンス特性はDLS-108Xとは大きく異なっています。
DLS-108Xを使った測定では二つ目のコブが明白に確認できませんでしたが(4/15日記参照)、今回はシミュレーションどおり明白に二つのコブ(120Hz, 70Hz)が確認できます!
<共鳴管バスレフ>
断面積 80cm2(開始部,振動板の1.6倍) 120cm2(開口部,振動板の2.4倍)
管の推定長さ 1.8m
[軸上1m]
[ユニット直前]
[ダクト直前]
[インピーダンス特性]
予想に反して、管の追加効果は少ないものでした。聴感では効果があったのですが(汗
軸上1mでは、ほぼユニット単独と変化なし。80Hz付近が3dBほど高くなったかな?
ユニット直前特性は、ディップの位置が65Hzから85Hzに上昇しているのが分かります。これはDLS-108Xでの変化(4/15日記参照)と同様ですね。
ダクト直前特性では、管共鳴によるピーク(80, 130, 200, 240,280,350Hzなど)が確認できます。これもDLS-108Xでのピークに一致です(4/15日記参照)。
インピーダンス特性は、三つの山(80, 105, 150Hz)が確認できました。この山の解釈は不明ですが、バスレフ単独とはかなり形が変化したことが分かります。
さて、ちょっと微妙な結果ではありますが、聴感と合わせて考えると「インピーダンス曲線の低音側のピークが大きいと良い」という点は確かなようです。
次回は、前回不発だったDLS-108Xに新しいバスレフ箱を用意して実験します!
予想外の好印象となったTangBand W4-927SCと「共鳴管(付き)バスレフ」を測定しました。
前回の日記で書いたように、インピーダンス曲線の二つ目の山の大きさに注目です!
<上部バスレフ箱、単独で測定>
(写真右)
容量8.8L, ダクト長124mm, ダクト断面積18cm2(振動板の23%), ダクトは背面開口
[軸上1m]
[ユニット直前]
[ダクト直前]
[インピーダンス特性]
軸上1mでは、中域(1kHz)付近からズルズルとダラ下がりなのが分かります。
ユニット直前の特性を見てもらうと分かるように、このユニットはQtsが高い(0.42)のですが、分割振動が激しいらしくハイ上がりなのです。(正直、長岡式ネッシーのような共鳴管箱とマッチングが良い)
ユニット直前測定では、低域のディップが明白に確認できました。
ALPINE DLS-108Xでは58Hz前後だった(4/15日記参照)のですが、今回はやや高く65Hz程度になっています。箱は同じなので、ダクト共振周波数は一緒のはずなのですが…
さて、注目のインピーダンス特性はDLS-108Xとは大きく異なっています。
DLS-108Xを使った測定では二つ目のコブが明白に確認できませんでしたが(4/15日記参照)、今回はシミュレーションどおり明白に二つのコブ(120Hz, 70Hz)が確認できます!
<共鳴管バスレフ>
断面積 80cm2(開始部,振動板の1.6倍) 120cm2(開口部,振動板の2.4倍)
管の推定長さ 1.8m
[軸上1m]
[ユニット直前]
[ダクト直前]
[インピーダンス特性]
予想に反して、管の追加効果は少ないものでした。聴感では効果があったのですが(汗
軸上1mでは、ほぼユニット単独と変化なし。80Hz付近が3dBほど高くなったかな?
ユニット直前特性は、ディップの位置が65Hzから85Hzに上昇しているのが分かります。これはDLS-108Xでの変化(4/15日記参照)と同様ですね。
ダクト直前特性では、管共鳴によるピーク(80, 130, 200, 240,280,350Hzなど)が確認できます。これもDLS-108Xでのピークに一致です(4/15日記参照)。
インピーダンス特性は、三つの山(80, 105, 150Hz)が確認できました。この山の解釈は不明ですが、バスレフ単独とはかなり形が変化したことが分かります。
さて、ちょっと微妙な結果ではありますが、聴感と合わせて考えると「インピーダンス曲線の低音側のピークが大きいと良い」という点は確かなようです。
次回は、前回不発だったDLS-108Xに新しいバスレフ箱を用意して実験します!
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