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先日は、「Living Music」に行ってきました。
御茶ノ水にお店を新規オープンされたとのことで、御茶ノ水駅を降りて湯島聖堂方面へ。
お店は神田明神の鳥居をくぐり、すぐ傍の建物の6Fです。
なかなか縁起の良い場所ですね!
ちょっと薄暗いエレベーターを上がり、マンション風の一室をノックする…
のは、お店巡りの定番なので今更驚きませんw
「Living Music」はお店というより、若手オーディオ好きの一室といった雰囲気で、
大きめのソファーと左側に揃った機材が安心感を与えてくれます。
代表の広瀬さんが出迎えてくださり、コーヒーを頂きながら試聴開始です。
今回聴いたのは、オリジナルブランド「MUSEHEART」の新スピーカー「S-2C-ISX」です。内部配線まで「ISODA ELECTRIC」のケーブルを使っている最高峰モデルですが、お値段は現実味のあるものでした。
クラッシックでは、コンサートホールの響き・雰囲気が素晴らしかったです。
音色は正統的なバランスながら、木質感がありオケの動きや楽曲の表情がビシビシと伝わってきます。
一方JAZZではスイング感があり、ノリ良く聴かせてくれました。小型スピーカーながら、低音も巧みに聴かせてくれます。
お話を伺うと、オーディオ機器は全て楽器だと考えてチューニングしているそう。
どんな物でもSPの音圧などで振動し、その音が付いてしまう。だからといって、振動を無理に押えつけてしまうと冷たく重い音になってしまう。だから(機械振動をそれほど抑えていない)中級クラスの機材を用いて、その嫌な振動部分だけを適度に抑えている、とのこと。
実際に機材を見ると、「MUSEHEART」のスピーカーはもちろん、CECの製品にも「foQ」の約1cm角サイズのテープが要所に貼られていました。
この位置は長年のノウハウがあるそうで、音質向上への道のりも単純なものではなかったそうです。
オーディオは山登りのように順当に上へは行けない、失敗をして一度落ちた所から向上していくことで次のより高い所へ行ける、という広瀬さんのお言葉からも長年の取り組みの重さを感じる事ができました。
さて、私としては満足だったサウンドですが、どうやら広瀬さんは満足がいかないご様子。
静電気のせいではないか?とおっしゃり、「MUSIC WATER」をCDの両面にシュシュっと吹いて拭き取り、再度CDPへセットします。
なんと、演奏の求心力が一気に強まり音の表情も豊かになったではないですか。ヒラリーハーンのバイオリンも伸び伸びと鳴っています。
オーディオ的に言えば混色が少なくなったという感じで、かなり変化は大きいと言えますね。
「MUSEHEART」のスピーカーは、小型2wayなのですがフルオーケストラやJAZZのバスドラムも気持ちよく聴かせてくれます。このスピーカーを作るにあたって「阿姐鼓 / 朱哲琴」というチベットの音楽を完全に鳴らすことを目標としたとのこと。
「阿姐鼓 / 朱哲琴」はかなり昔のCDらしいのですが、圧倒的なDレンジと超低域信号が入っており(特に小型SPでは)非常に鳴らすのが難しい曲に感じました。もちろん、「Living Music」のシステムは上手く鳴らし切っていたと思います。あの小口径ウーハーから風圧を感じる低音が出ていたのは不思議な体験でしたね。
クラッシックからJAZZまで聴かせて頂き、広瀬さんの「○○向きというのはナンセンスで、ちゃんとした装置は何でも鳴らす」という言葉を実感することができました。
最後に聴かせて頂いた「Lars&Ivan」など、比較的手の届く価格帯で充実のサウンドを奏でているのが印象的なお店でした。
御茶ノ水にお店を新規オープンされたとのことで、御茶ノ水駅を降りて湯島聖堂方面へ。
お店は神田明神の鳥居をくぐり、すぐ傍の建物の6Fです。
なかなか縁起の良い場所ですね!
ちょっと薄暗いエレベーターを上がり、マンション風の一室をノックする…
のは、お店巡りの定番なので今更驚きませんw
「Living Music」はお店というより、若手オーディオ好きの一室といった雰囲気で、
大きめのソファーと左側に揃った機材が安心感を与えてくれます。
代表の広瀬さんが出迎えてくださり、コーヒーを頂きながら試聴開始です。
今回聴いたのは、オリジナルブランド「MUSEHEART」の新スピーカー「S-2C-ISX」です。内部配線まで「ISODA ELECTRIC」のケーブルを使っている最高峰モデルですが、お値段は現実味のあるものでした。
クラッシックでは、コンサートホールの響き・雰囲気が素晴らしかったです。
音色は正統的なバランスながら、木質感がありオケの動きや楽曲の表情がビシビシと伝わってきます。
一方JAZZではスイング感があり、ノリ良く聴かせてくれました。小型スピーカーながら、低音も巧みに聴かせてくれます。
お話を伺うと、オーディオ機器は全て楽器だと考えてチューニングしているそう。
どんな物でもSPの音圧などで振動し、その音が付いてしまう。だからといって、振動を無理に押えつけてしまうと冷たく重い音になってしまう。だから(機械振動をそれほど抑えていない)中級クラスの機材を用いて、その嫌な振動部分だけを適度に抑えている、とのこと。
実際に機材を見ると、「MUSEHEART」のスピーカーはもちろん、CECの製品にも「foQ」の約1cm角サイズのテープが要所に貼られていました。
この位置は長年のノウハウがあるそうで、音質向上への道のりも単純なものではなかったそうです。
オーディオは山登りのように順当に上へは行けない、失敗をして一度落ちた所から向上していくことで次のより高い所へ行ける、という広瀬さんのお言葉からも長年の取り組みの重さを感じる事ができました。
さて、私としては満足だったサウンドですが、どうやら広瀬さんは満足がいかないご様子。
静電気のせいではないか?とおっしゃり、「MUSIC WATER」をCDの両面にシュシュっと吹いて拭き取り、再度CDPへセットします。
なんと、演奏の求心力が一気に強まり音の表情も豊かになったではないですか。ヒラリーハーンのバイオリンも伸び伸びと鳴っています。
オーディオ的に言えば混色が少なくなったという感じで、かなり変化は大きいと言えますね。
「MUSEHEART」のスピーカーは、小型2wayなのですがフルオーケストラやJAZZのバスドラムも気持ちよく聴かせてくれます。このスピーカーを作るにあたって「阿姐鼓 / 朱哲琴」というチベットの音楽を完全に鳴らすことを目標としたとのこと。
「阿姐鼓 / 朱哲琴」はかなり昔のCDらしいのですが、圧倒的なDレンジと超低域信号が入っており(特に小型SPでは)非常に鳴らすのが難しい曲に感じました。もちろん、「Living Music」のシステムは上手く鳴らし切っていたと思います。あの小口径ウーハーから風圧を感じる低音が出ていたのは不思議な体験でしたね。
クラッシックからJAZZまで聴かせて頂き、広瀬さんの「○○向きというのはナンセンスで、ちゃんとした装置は何でも鳴らす」という言葉を実感することができました。
最後に聴かせて頂いた「Lars&Ivan」など、比較的手の届く価格帯で充実のサウンドを奏でているのが印象的なお店でした。
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