オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

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真空管アンプ 完成!!

2010年02月06日 22時23分04秒 | オーディオ
ようやく真空管アンプ「SV-2A3(サンオーディオ)」が完成しました!

一番大変だったのはボリューム周りの配線。
バランスとボリュームという構成なので、配線は複雑。しかも、キットなのでボリュームが既に奥の方に固定されているという罠w

配線を終え、各パーツを装着。コンデンサは向きがあるので注意ですね。抵抗もオーディオ的には向きがあるのかな?

そんなこんなで、ちょうど1週間で完成させる事ができました。
かなり取り回しの難しい線材が一部ありましたが、基本的には適度な難易度だったと思います。もっとパーツスペースを確保した設計であれば…という部分もあるので、オリジナル設計時の改善点としたいですね。

そして、ドキドキの通電!
取説通りに順を追って確認しながら、通電チェックをしてから真空管を挿していきます。
2A3って地味にしか光らないんですね。小粒の6SN7の方が景気良く光ってますw

スピーカーを接続し、ハムバランサーの調節。
電源由来の「ブーーーー」というノイズが消えるように調整するのですが、どうも消えてくれない…。とりあえず最小のハム量になる位置にしましたが、スピーカー前50cmの距離でもハム音が確認できます。。。

さて、気を取り直して音楽再生!
お、なかなかマトモなサウンドです。

今までメインで使っていた
デノンPMA-2000Ⅳに切り替えると…






今までこんな音を聴いていたのかwwww



真空管アンプは、床にベダ置き、付属電源ケーブルという劣悪条件なのですが、
既にデノンPMA-2000Ⅳを凌駕する音が出て来てしまいました(汗

まず、音の鮮度が圧倒的に違います。
PMA-2000Ⅳではゴチャゴチャになっていた部分を、見事にこの真空管アンプは描き出しています。
そして、音の表情も2A3アンプが圧倒的です。
2A3アンプが「成熟した果実」だとすると、PMA-2000Ⅳはただ無表情で冷たく固いだけの「鉛板」ですw

なお、高能率なSPが手伝ってか、太鼓をドカンと鳴らしても音割れは確認できませんでした。
むしろ、打楽器の感触などはPMA-2000Ⅳより鮮明に鳴らせています。


と、調子に乗ってビックマウスな事を書いてしまいましたが、
自作品完成時のハイな気分が手伝っての感想だと思って、読んでもらえると助かります。

冷静な家族からは「鳴り方が違うね」という感想で、
実際、設置している条件も違いますから、これから煮詰めるなかで評価していきたいですね。





とりあえず、「情熱の真空管」を頼りに、
このハム音を黙らせる事を目標としますw

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (karu)
2010-02-07 00:31:45
お久しぶりです。

真空管アンプ完成おめでとうございます。(組み立てお疲れ様です)
音の変化の変わり方の感じが文面から伝わってきますねw
真空管の音はまた違う感じになりますね。
(見た目もほんのり明るくなるのもまた味がありますw)
返信する
完成おめでとうございます。 (PIC9801)
2010-02-07 09:46:44
私も真空管アンプをはじめて聴いたときには、その音のみずみずしさにビックリしました。

2A3アンプ、次に私も挑戦みたい球です。
返信する
コメントありがとうございます。 (カノン5D)
2010-02-11 08:56:48
karuさん
今まで使っていたアンプも悪い物ではないのですが、その差は大きかったですね。
ほんのり光るのは観ているだけでも満足させてくれますw

PIC9801さん
私にとって初めての真空管アンプだったのですが、よく言う「温かみ」より、その鮮度や音色に驚きました。
2A3は種類も豊富なので、球交換による音の違いも面白そうですね。
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