大分ご無沙汰になってしまいましたね。
最近は、新作に向けた実験で忙しく、
ついブログ更新がおろそかになってしまいました(汗
現在のオーディフィルのラインナップは、
超小型の「PR-10」(定価32,000円)と、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/22/e624abd033f2c393ec12e1f964610b3c.jpg)
ブックシェルフ型の「PR-83Sol」(定価98,000円)です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/4f/bc571d5a4a57108e60a24d6dbf501c1f.jpg)
ただ、どちらも8cmフルレンジのため、
もっと低音再生に優れた2way機が欲しいと思っていました。
そこで、今回、
久々の2way機となる「PR-200」の開発に着手しました!
まずは、ざっくりとデザインコンセプトを描いていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/56/32c68208175f27099f36883b91c2d615.jpg)
生活空間の中で使いやすく、
オーディオ機器としての魅力を感じる大きさで...
と、色々なことを考えながらデザインを重ねていきます。
使用するユニットは、「SB Acoustics」製としました。
スピーカー大国デンマークで設計し、生産はインドネシアで行うことで、
コストパフォーマンスが極めて優れることが特徴です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/97/26712f3a734f85fadf6c6fb95d5aca0d.jpg)
ウーハー口径は15cm。
低域は40Hzまで伸びているので、バスドラムの重低音まで表現できるでしょう。
何よりも、強力な磁気回路と、美しいフレームが、音の良さを物語っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/17/fbe7f24e706b8eb24bbc086478934b6b.jpg)
ツイーターは、26mm口径のソフトドーム型。
背面のチャンバーに一工夫されたモデルで、オーディフィルの特徴でもある
「優しく伸びやかな音」に最適なツイーターとしての選択です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/9b/ee2d2cde640e63ce4ecdbf0f435f7974.jpg)
まずは、シミュレーションソフトを使用して、
箱容量が10~16Lという所でアタリをつけます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/cf/622e4ebe6791299e785e20268b1cb41a.jpg)
そして、試作。
シミュレーションで追い込むのも良いですが、
音を丹念に聴きながら、設計を固めていくのがカノン5D流です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/15/dbfce5081c7b503f807753e56b745365.jpg)
試作機といっても、ただ作るだけでは面白くないので、
定在波防止のギミックを仕込んでみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/42/3621c84a0a6ae3518b366da50aab1077.jpg)
詳細は省きますが、この構造が直方体のエンクロージュアの中に入ることで、
吸音材レスまで行かなくても、かなり定在波抑制(分散)に効果がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/7b/34c9cd6293d4c0f8c7872b1096552dc0.jpg)
そして、試作箱完成!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/27/d726f18c5e333674e7851b53f235830f.jpg)
ツイーターのタイムアライメント調整もできる構造なので、
これからネットワークを煮詰めていく予定です。
また進捗があれば、こちらのブログで報告しますね!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/cf/b7febd045dbd486bd8dd029419c4a82f.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/06/8e4e47fce0a94ffce2cdc234c3a8d25c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/cf/b7febd045dbd486bd8dd029419c4a82f.png)
最近は、新作に向けた実験で忙しく、
ついブログ更新がおろそかになってしまいました(汗
現在のオーディフィルのラインナップは、
超小型の「PR-10」(定価32,000円)と、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/22/e624abd033f2c393ec12e1f964610b3c.jpg)
ブックシェルフ型の「PR-83Sol」(定価98,000円)です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/4f/bc571d5a4a57108e60a24d6dbf501c1f.jpg)
ただ、どちらも8cmフルレンジのため、
もっと低音再生に優れた2way機が欲しいと思っていました。
そこで、今回、
久々の2way機となる「PR-200」の開発に着手しました!
まずは、ざっくりとデザインコンセプトを描いていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/56/32c68208175f27099f36883b91c2d615.jpg)
生活空間の中で使いやすく、
オーディオ機器としての魅力を感じる大きさで...
と、色々なことを考えながらデザインを重ねていきます。
使用するユニットは、「SB Acoustics」製としました。
スピーカー大国デンマークで設計し、生産はインドネシアで行うことで、
コストパフォーマンスが極めて優れることが特徴です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/97/26712f3a734f85fadf6c6fb95d5aca0d.jpg)
ウーハー口径は15cm。
低域は40Hzまで伸びているので、バスドラムの重低音まで表現できるでしょう。
何よりも、強力な磁気回路と、美しいフレームが、音の良さを物語っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/17/fbe7f24e706b8eb24bbc086478934b6b.jpg)
ツイーターは、26mm口径のソフトドーム型。
背面のチャンバーに一工夫されたモデルで、オーディフィルの特徴でもある
「優しく伸びやかな音」に最適なツイーターとしての選択です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/9b/ee2d2cde640e63ce4ecdbf0f435f7974.jpg)
まずは、シミュレーションソフトを使用して、
箱容量が10~16Lという所でアタリをつけます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/cf/622e4ebe6791299e785e20268b1cb41a.jpg)
そして、試作。
シミュレーションで追い込むのも良いですが、
音を丹念に聴きながら、設計を固めていくのがカノン5D流です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/15/dbfce5081c7b503f807753e56b745365.jpg)
試作機といっても、ただ作るだけでは面白くないので、
定在波防止のギミックを仕込んでみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/42/3621c84a0a6ae3518b366da50aab1077.jpg)
詳細は省きますが、この構造が直方体のエンクロージュアの中に入ることで、
吸音材レスまで行かなくても、かなり定在波抑制(分散)に効果がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/7b/34c9cd6293d4c0f8c7872b1096552dc0.jpg)
そして、試作箱完成!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/27/d726f18c5e333674e7851b53f235830f.jpg)
ツイーターのタイムアライメント調整もできる構造なので、
これからネットワークを煮詰めていく予定です。
また進捗があれば、こちらのブログで報告しますね!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/cf/b7febd045dbd486bd8dd029419c4a82f.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/06/8e4e47fce0a94ffce2cdc234c3a8d25c.jpg)
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コメントありがとうございます。
吸音材は、エンクロージュア内部の定在波を抑制する効果がありますが、その副作用として素材固有の音がのることがあります。音色にクセがつく、という感じでしょうか。
そのため、副作用の少ない吸音材を探したり、吸音材の使用量を減らしたり、と工夫をすることが多いですね。