オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

スピーカー工房「オーディフィル(AudiFill)」の公式ブログ。
リアルで心地よい音の【ひのきスピーカー】を製作中。

新型スピーカー案。

2011年01月01日 20時24分22秒 | オーディオ
先の日記で、「CW型とケルトン型による、ネットワークレス2way」としましたが、詳しく話します。


まず、時代の変化です。
長岡先生時代はフォステクスからバックロード向けの安価なユニットが沢山ありましたが、現在は実質的にFEシリーズだけで、値段も上昇傾向です。
現在でもこの状況なのに、20年・30年後にはどうか?と心配しています。

つまり、ウーハーなどのバスレフ向けを使って新しいバックロードサウンドを追求してみたいのです。

ウーハーユニットをバックロードホーン型で使った際の低域増強はたかが知れているので、ホーンは「鳴りっぷり増強」「不要音排出」のために使いますw
バックロード部の全高は70cm程度に抑え、シンプルな音道で製作しやすく、それ単体でも聴けるサウンドを追求したいです。


そして、ケルトン型サブウーハー部はメインのバックロードの台として設置します。
予算不足ならタダの台で、後日ユニットだけ取り付ければサブウーハーに進化!みたいなことも出来ますね。

ケルトン型はASW型とも呼ばれますが、作例は少ないです。
「エンゼルポケット」というお店のオリジナル商品「たまや2号」のウーハー部がケルトン型でしたが、非常に良質な低音再現で驚いた記憶があります。半分バスレフで半分密閉型の動作が効いているのだと思います。


そして、ネットワークレス設計。
一個数千円のコイルを買わずとも、アコースティックに帯域を分ける設計です。
ちなみに、バックロード部にウーハーを使えば、必然的にネットワーク付きの3wayになりますね。当然ながらネットワークレスは、フルレンジユニットの使用が前提です。



と、概要はこんな感じ。製作時期は未定なので、そのうち気が変わるかも知れませんw

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