先日買ったオーナンバのKIVケーブルを試聴しました。
と、その前に、今まで使っていたパイオニア製のSPケーブル(2sq 4芯)
を剥き直しました。
これでフェアに比較できますねw
このケーブルは、父親から貰った物なので、
おそらく、20年前ぐらいのブツかとw
<剥き直したパイオニアケーブル>←ケーブル長さ4m
・微小信号の再現性が一気に向上。
・音場定位も向上し、奥行き感が増加。
剥き直しは、非常に有効でした。
自作スピーカー派の私はSP結線を頻繁に変更するので、
SP側が特に汚れていたようです。
では、お待ちかねのKIVケーブルへ。
単芯(単線ではないw)ケーブルなので、敷設方法により音の違いも確認しました。
<ラフに設置>←ケーブル長さ6m
特に撚ったりせず、ダラリと結線。
まず、明らかなのは低域の制動力・量感が大幅に向上。
この辺は、導体断面積の勝利ですね。
一方、「パイオニア」ケーブルに比べて音の粒子は荒くなりました。
イメージとしては、「10円玉インシュレーターの副作用」に似ています。
(注:アンプ下に10円玉インシュレーターを入れて試聴しており、その音が目立つようになっただけかもしれません)
<撚って設置>
6mのケーブルを螺旋状に撚るのも一苦労でしたw
音質傾向としては、先の<ラフ設置>で感じられた長所短所が一層際立った感じです。
特に、中高音がキツイ感じになったので、1m程度の「シルク毛糸」をSP側に巻きつけています。(写真)
このシルク糸の効果は抜群で、これにより中高音の強調感が大分和らぎます。(加減が大切なのは言うまでもなく…)
<総論>
とりあえず、オーナンバKIVケーブル(5.5sq)の長所としては、
「圧倒的な高CP比」「導体断面積による低音感」
があると思います。
単純な音質比較でも、以前使用していたベルデン8740やモンスターケーブルNMCより、ずっと良い音だと感じています。
特に、痩せ気味に感じていたボーカルや楽器が等身大で描かれるという点は好印象ですね。特に「GO!GO!MANIAC」や「ぴゅあぴゅあはーと」の再生は眼を見張るものがありましたww
一方、短所としては、
「高域の伸びが悪い」「銅っぽい付帯音がする(?)」
という点でしょうか。
前者は、「熱気のある音」「実体感のある音」とも言えるので、私としてはGOODなのですが、好みによってはNGな人も多いかもしれません。
KIV線の音は、極細「ライカル線(タイムドメイン試聴室で試聴)」とは正反対の方向性と感じました。イメージとしては、ヒノオーディオで聴いたアルテックの大型SPの音に似てるかも?音のエネルギーが濃密に飛んでくる感じでしょうか。
楽曲でいうと、「牧野由依」のボーカル表現が全く変わってくる感じで、KIVケーブルで聴くと非常に実在感に富むのですが、独特の澄み切った表情は全く無くなってしまいます。
他にも、JAZZにはベストマッチするのですが、クラッシックの声楽曲では若干音の硬さが気になる場面がありました。
後者は、外部被覆が無いKIVケーブルらしいポイントかもしれません。
シルク毛糸を一本沿わすだけで音質は大きく変化したので、この部分に「ケーブル作り」のミソがあるのかもしれません。
今回は、螺旋状にしてのSPケーブル試聴でしたが、
「四編み極太仕様」もぜひ聞いてみたいですね。
と、その前に、今まで使っていたパイオニア製のSPケーブル(2sq 4芯)
を剥き直しました。
これでフェアに比較できますねw
このケーブルは、父親から貰った物なので、
おそらく、20年前ぐらいのブツかとw
<剥き直したパイオニアケーブル>←ケーブル長さ4m
・微小信号の再現性が一気に向上。
・音場定位も向上し、奥行き感が増加。
剥き直しは、非常に有効でした。
自作スピーカー派の私はSP結線を頻繁に変更するので、
SP側が特に汚れていたようです。
では、お待ちかねのKIVケーブルへ。
単芯(単線ではないw)ケーブルなので、敷設方法により音の違いも確認しました。
<ラフに設置>←ケーブル長さ6m
特に撚ったりせず、ダラリと結線。
まず、明らかなのは低域の制動力・量感が大幅に向上。
この辺は、導体断面積の勝利ですね。
一方、「パイオニア」ケーブルに比べて音の粒子は荒くなりました。
イメージとしては、「10円玉インシュレーターの副作用」に似ています。
(注:アンプ下に10円玉インシュレーターを入れて試聴しており、その音が目立つようになっただけかもしれません)
<撚って設置>
6mのケーブルを螺旋状に撚るのも一苦労でしたw
音質傾向としては、先の<ラフ設置>で感じられた長所短所が一層際立った感じです。
特に、中高音がキツイ感じになったので、1m程度の「シルク毛糸」をSP側に巻きつけています。(写真)
このシルク糸の効果は抜群で、これにより中高音の強調感が大分和らぎます。(加減が大切なのは言うまでもなく…)
<総論>
とりあえず、オーナンバKIVケーブル(5.5sq)の長所としては、
「圧倒的な高CP比」「導体断面積による低音感」
があると思います。
単純な音質比較でも、以前使用していたベルデン8740やモンスターケーブルNMCより、ずっと良い音だと感じています。
特に、痩せ気味に感じていたボーカルや楽器が等身大で描かれるという点は好印象ですね。特に「GO!GO!MANIAC」や「ぴゅあぴゅあはーと」の再生は眼を見張るものがありましたww
一方、短所としては、
「高域の伸びが悪い」「銅っぽい付帯音がする(?)」
という点でしょうか。
前者は、「熱気のある音」「実体感のある音」とも言えるので、私としてはGOODなのですが、好みによってはNGな人も多いかもしれません。
KIV線の音は、極細「ライカル線(タイムドメイン試聴室で試聴)」とは正反対の方向性と感じました。イメージとしては、ヒノオーディオで聴いたアルテックの大型SPの音に似てるかも?音のエネルギーが濃密に飛んでくる感じでしょうか。
楽曲でいうと、「牧野由依」のボーカル表現が全く変わってくる感じで、KIVケーブルで聴くと非常に実在感に富むのですが、独特の澄み切った表情は全く無くなってしまいます。
他にも、JAZZにはベストマッチするのですが、クラッシックの声楽曲では若干音の硬さが気になる場面がありました。
後者は、外部被覆が無いKIVケーブルらしいポイントかもしれません。
シルク毛糸を一本沿わすだけで音質は大きく変化したので、この部分に「ケーブル作り」のミソがあるのかもしれません。
今回は、螺旋状にしてのSPケーブル試聴でしたが、
「四編み極太仕様」もぜひ聞いてみたいですね。
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