オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

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ハイエンドショウトウキョウ2008視聴記(オンキョー編)

2008年10月18日 21時33分30秒 | オーディオ
ハイエンドショウトウキョウ2008から、早一週間。
印象深かったブースを詳細に見ていきましょう。

今回は
『ONKYO(オンキョー)』
注目は、試作品の大型3ウェイスピーカー。
ウーハーは30cm口径。まだまだ試作段階とのことでしたが…

確かに、酷い音でしたwww


まだまだ、煮詰め不足のようで、中音のリアリティが無く、不必要に刺激的です。
(というか、後方壁面=デッド、カーペットに木製インシュレーターの足では、その位しか鳴りませんねw)


ただ、30cmウーハーは同社製デジタルアンプ(試作品、10万円前後?)により、素晴しい軽低音を奏でていました。

担当の方に聞いたところ
カノン5D「低音が軽いですね。振動板質量軽くなりました?」
担当者「はい。軽くしてます。重いままでは、他社さんのアンプで動きませんから。」

とのこと。

ちなみに、スコーカーもツイーターも新規開発になるそうです。見た目に騙されてはいけませんね。

さらに、色々お話を伺ってみました。

カノン5D「能率はもっと上がらないんですか?」
担当者「上げる事もできます。ただ、分割振動を減らすためにボイスコイル径を大きくする方針なので、低能率になるのです。」


高能率派のカノン5Dとしては残念ですが、これも設計方針なので尊重したいですね。

他には…
カノン5D「ツイーターはダンプ剤が塗ってあり、中途半端な造りだが、新規設計になるのか?」
担当者「はい。」
カノン5D「ダクトは小さめですね。」
担当者「ダクトの後には、吸音材があり、余分な共振を取り除いています(この辺記憶が曖昧…)」



ちなみに、今回駆動していたのは、オンキョー製のデジタルアンプでした。どうも、軽低音再生に関してデジタルアンプは非常に有効のようです。
まあ、「デジタル」「アナログ」「真空管」と単純に括ってしまうのは良くないことですが…

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