オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

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TangBandの10cmフルレンジ 「W4-927SE」「W4-930SG」 を聴いてきました。(コイズミ無線に て)

2011年12月31日 19時04分55秒 | オーディオ
先日、秋葉原のコイズミ無線に行ってきたので、その報告を。

今回の目玉は、TangBand製の10cmフルレンジ「W4-927SE」「W4-930SG」です。
同一口径の両者を比較試聴してきました♪

箱は「ヒカリ工芸 E-40/105φ(ペア10,500円)」というバスレフ箱です。
容量は8.5Lで、10cmフルレンジとしては十分な容量です。

店内には所狭しとスピーカーが並べられていて、余り良好な試聴条件ではありませんがそれを差し引いて読んで頂ければと思います。






試聴ディスクは、水樹奈々の「THE MUSEUM II」より、「SUPERGENERATION」。
ボーカルの表情や、楽器の広がり・音場感に注目です。


まずは、「W4-927SE」から。





小口径フルレンジらしいクッキリとした輪郭で、ボーカルの定位は抜群。悪条件ながらも、音場はSP左右の幅を大きく超えて広がります。

低音の量感も上々で、ボーカルの下が安定している為に自然な響きとなっています。振動板素材がポリプロピレンのためか、色づけが薄く素直な響きなのも好印象です。
箱とユニットのマッチングは良好なようで、店頭にあったJAZZのCDでもウッドベースやドラムがご機嫌で鳴っていました。



次は、「W4-930SG」です。





音場感や定位感は、「W4-927SE」と同じく見事。

一方で、全体の音域バランスが異なり、こちらの方が低音量感は少なめです。ボーカルはパリッとした感じで、高音域が少々強めのバランス。JAZZを聴くと、シンバルの表情が豊かなのが分かりますが、ウッドベースは控えめでした。

今回はバスレフ箱での試聴でしたが、共鳴管などに適合しそうなユニットですね。



音としては、こんな感じでしたが、
この箱はサランネットも付属しています。



HPでの商品紹介ページでは、青色っぽく見えますが、
実際は「黒」です。薄手の素材なので、音の透過も良さそうでした。






試聴を終えて、コイズミ無線店内を見ていたところ、
Electro-Voiceの「205-8A」というユニットが目にとまりました。





12cm口径のユニットなのですが、
磁石が大きく、f特も強烈なハイ上がり…と、バックロードホーンで挑戦してみたいユニットだと感じました。





そういえば、ParcAudioから新8cmユニット「DCU-F102W」が出ましたね!
f特を見ても、イイ感じにBH向けの特性になっていると感じています。
FF85Kが販売完了となってしまった今、唯一無二の「8cmバックロード向け」として重宝されそうです!!




それでは皆さん、
良いお年を!

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