皆様、明けましておめでとうございます。
ご挨拶のついでに、
「カノン5Dが自作スピーカーを始めた時のこと」
を書いてみようと思います。
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今から5年前。大学生になったカノン5Dは、本格的なオーディオシステムを揃えたいなぁ~と思っていました。
当時欲しかったのは、ONKYOの「D-302E」、ビクター「SX-LC33」などでした。
高校生時代、模擬試験で東京に出る度に家電量販店で何度も試聴したうえでの選択です。
ただ、金が無い(笑)
なぜか、バイトをするという選択肢は頭に無く、
「自分で安く作る」という茨の道へ猛進しはじめたのです。
幸い、とある大学の研究室紹介で「バックロードホーン型スピーカー」を聴いた経験があり、その鮮烈な再生音が脳裏に鮮明に残っていました。
「作るんなら、バックロードがいいなぁ。」というイメージは最初からあったのです。
しかし、何をすれば良いのか、サッパリ分からないのです。
高校生時代からオーディオ誌を読んではいたのですが、
読んでいたのは、DVDオーディオやホームシアターの記事だけ。
興味の無い情報は、勝手にシャットアウトされるんですね。自分の「目」の性能に感服です(笑)
インターネットで、色々なwebページを見ていると、
どうやら「長岡鉄男」という有名な人がいて、
「FOSTEX」というメーカー(ブランド)の作例が多いなぁ・・・
というボンヤリとした感じが掴めてきました。
当時は、今ほど「FOSTEX」の知名度は高くなく、
NHKモニターSPと、小型SPの2機種だけを地味に売っていただけだと思います。(←たぶん)
難関は、木材の加工。
手元にあるのは「ノコギリ」だけ。
ましてや、設計方法なんて知る由もありません。
長岡先生の図面集は高そうだし、今みたいに復刻版として出版されてもいませんでした。(←たぶん)
とりあえず、FOSTEXのカタログを見てみると、
なんか良さそうなキットを発見したのです。
http://audio-heritage.jp/FOSTEX/unit/bk10.html
実売なら、ペアで2万円以下。サイズも丁度よい感じでした。
しかも、板材は全て加工済みなので、これは有難い!
このカタログを読んでみると、
[取付け可能ユニット例] FE107E、FE103E、FE108EΣ、FF125N、FE126E
とあるではないですか。
一つだけなら良いのですが、こんなにあっても困ってしまいます。
ユニット単体なんて「テレオン」に行っても試聴できません。情報はカタログにある一行程度の説明文だけ。。。
とりあえず、「10cmより12cmのほうが低音出るだろう」みたいなノリで、FF125KとFE126Eに絞り込みました。
熟練者にメールで聞いてみると、「この二つだと、FE126Eの方が自然な響きだよ。」とか。有難いことこの上なしです。
早速、お買い上げ!
ずっしりと重い「BK10」、巨大な磁気回路の「FE126E」。
いやおう無く期待が高まります!
いざ組み上げてみると…
なんと、ユニットが入らないのです!!!
良くカタログを見ると、「12cm口径を装着するには、板材の加工が必要です。」と書いてあるではないですか。
単純な不注意で、決してFOSTEXに非はありません。たぶん(笑)
急いで、フロントバッフルを調達しないといけません。
せっかくキットを買ったのに、「東急ハンズ」のお世話になることになりました。
その後も、接着ミスやら、ハンダミスを連発し、
隙間だらけのバックロードホーンが完成したのです(爆)
しかし、そんなヘタレっぷり全開のスピーカーも、
見事な音を鳴らしてくれたのです。
今までのフルレンジ一発のイメージ(学校の校内放送用みたいなの)とは全く異なる、鮮明なサウンド。そこには、すっかり自作スピーカーに魅了されたカノン5Dがいたのです。
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新年早々、長文失礼しました。
今年も宜しくお願い致します!!
ご挨拶のついでに、
「カノン5Dが自作スピーカーを始めた時のこと」
を書いてみようと思います。
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今から5年前。大学生になったカノン5Dは、本格的なオーディオシステムを揃えたいなぁ~と思っていました。
当時欲しかったのは、ONKYOの「D-302E」、ビクター「SX-LC33」などでした。
高校生時代、模擬試験で東京に出る度に家電量販店で何度も試聴したうえでの選択です。
ただ、金が無い(笑)
なぜか、バイトをするという選択肢は頭に無く、
「自分で安く作る」という茨の道へ猛進しはじめたのです。
幸い、とある大学の研究室紹介で「バックロードホーン型スピーカー」を聴いた経験があり、その鮮烈な再生音が脳裏に鮮明に残っていました。
「作るんなら、バックロードがいいなぁ。」というイメージは最初からあったのです。
しかし、何をすれば良いのか、サッパリ分からないのです。
高校生時代からオーディオ誌を読んではいたのですが、
読んでいたのは、DVDオーディオやホームシアターの記事だけ。
興味の無い情報は、勝手にシャットアウトされるんですね。自分の「目」の性能に感服です(笑)
インターネットで、色々なwebページを見ていると、
どうやら「長岡鉄男」という有名な人がいて、
「FOSTEX」というメーカー(ブランド)の作例が多いなぁ・・・
というボンヤリとした感じが掴めてきました。
当時は、今ほど「FOSTEX」の知名度は高くなく、
NHKモニターSPと、小型SPの2機種だけを地味に売っていただけだと思います。(←たぶん)
難関は、木材の加工。
手元にあるのは「ノコギリ」だけ。
ましてや、設計方法なんて知る由もありません。
長岡先生の図面集は高そうだし、今みたいに復刻版として出版されてもいませんでした。(←たぶん)
とりあえず、FOSTEXのカタログを見てみると、
なんか良さそうなキットを発見したのです。
http://audio-heritage.jp/FOSTEX/unit/bk10.html
実売なら、ペアで2万円以下。サイズも丁度よい感じでした。
しかも、板材は全て加工済みなので、これは有難い!
このカタログを読んでみると、
[取付け可能ユニット例] FE107E、FE103E、FE108EΣ、FF125N、FE126E
とあるではないですか。
一つだけなら良いのですが、こんなにあっても困ってしまいます。
ユニット単体なんて「テレオン」に行っても試聴できません。情報はカタログにある一行程度の説明文だけ。。。
とりあえず、「10cmより12cmのほうが低音出るだろう」みたいなノリで、FF125KとFE126Eに絞り込みました。
熟練者にメールで聞いてみると、「この二つだと、FE126Eの方が自然な響きだよ。」とか。有難いことこの上なしです。
早速、お買い上げ!
ずっしりと重い「BK10」、巨大な磁気回路の「FE126E」。
いやおう無く期待が高まります!
いざ組み上げてみると…
なんと、ユニットが入らないのです!!!
良くカタログを見ると、「12cm口径を装着するには、板材の加工が必要です。」と書いてあるではないですか。
単純な不注意で、決してFOSTEXに非はありません。たぶん(笑)
急いで、フロントバッフルを調達しないといけません。
せっかくキットを買ったのに、「東急ハンズ」のお世話になることになりました。
その後も、接着ミスやら、ハンダミスを連発し、
隙間だらけのバックロードホーンが完成したのです(爆)
しかし、そんなヘタレっぷり全開のスピーカーも、
見事な音を鳴らしてくれたのです。
今までのフルレンジ一発のイメージ(学校の校内放送用みたいなの)とは全く異なる、鮮明なサウンド。そこには、すっかり自作スピーカーに魅了されたカノン5Dがいたのです。
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新年早々、長文失礼しました。
今年も宜しくお願い致します!!
>今年も宜しくお願い致します!!
私もアマチュア写真ですが本格的に勉強したこと があります。
今年もよろしくお願い致します。
今井 明
写真趣味も良いですよね! 感性を駆使して一瞬にかける姿勢が好きです♪
今年も宜しくお願い致します。
カノン5D