オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

スピーカー工房「オーディフィル(AudiFill)」の公式ブログ。
リアルで心地よい音の【ひのきスピーカー】を製作中。

MDFの衝撃(第一回)

2008年12月01日 20時35分31秒 | オーディオ
さて、
話は、私の兄のオーディオシステムから始まります。

私の兄は、

ノート型PC
↓光デジタル
ケンウッド製DAT(DACとして使用)

ヘッドフォンアンプ(CEC製)

オーディオテクニカ製ヘッドフォン(10万円近くの高級品)

を使っています。

そして、私の物量投入自作バックロードホーンスピーカーより、良い音なのですよ。
はい。
物量投入自作バックロードホーンスピーカーより、
良い音なのですよ。


orz



さて、先日MDFボードを『ケンウッド製DAT(DACとして使用)』の下に敷いたとの事で聴かせてもらったのです。

私もMDF材をオーディオボードとして使ったことがあり、ある程度の傾向は把握していました。
聞かせてもらった音は、予想通り中高音に微妙な癖がのり、誇張感が気になります。一方、押し出し感のある非常に低重心な音で、特に低音は量感質感共に優秀でした。

んで、兄はそのMDF的な欠点にも気付いていたようで、改善策を望んでいたよう。
私の提案で、MDFボードとインシュレーター(桜材)を除去してみました。
そう、軟構造ではあるものの、素の設置場所は、無垢の木を硬質塗装して作られた机の上なのです。

その結果、残響成分も明瞭に描かれるようになり、長時間のリスニングも快適そうです。
兄も一件落着といことで、MDFは用済みとなりました。



ただ、一つ気になっていたのです。

現在、私のシステムは『重心の高い音』に悩まされていて、MDFを上手く使うことで重心を下げる事ができ、音質改善に繋がるのでは?と思いました。
しかし、一度ならず(兄の例を含めれば)二度失敗したMDFです。癖のある音との戦いになるのは明らかでした。

それでも、オーディオは実践してみなければ分からないものです。
ということで、私のシステムへのMDF導入記は次回!
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