オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

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DLS-108X 試作5号機の設計と作製

2011年08月18日 06時21分21秒 | オーディオ
試作4号機の改善点を盛り込んだ、試作5号機です。

3号機→4号機とは異なり、
今回はマイナーチェンジ的な違いです。

基本的な差異は、ホーンの広がりを絞った事。
(クリックで拡大)

ホーン広がり率を0.93から0.85へ減らしました。
これで、低音の伸びがグンと増えます。

「たかが0.08しか変えてないじゃんwww」と思うこと無かれ。
この値は0.05も変化させたら、大激変だということをバックロード作りの中で学んできました。

5号機の全体の設計は・・・
(クリックで拡大)

ちなみに、前作4号機は…


5号機は後面開口とすることで、中高域のモレ(というかホーン両側壁の内部定在波)が耳に入らないようにします。
あと、開口が壁に近くなるので、延長ホーン的な効果も期待できます。


では、作製です!

上部構造は前作と変化なし。


下部は、後面開口なので5号機ならではの構造となります。


ポイントは、中央板がツギハギになっている点です。

ここを一枚板としてしまうと、寸法誤差1mmで組み上げ不可になるのですが、
この機構でそれを吸収させます。

合体前。

ちなみに、斜め45度がキメ顔ですwww


完成!

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