ayameじいちゃんの日記かな?

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噛みあわない党首討論・・・

2013-12-05 09:54:08 | 日記
 昨日国会で開かれた党首討論の様子がダラダラとTVで流されていました。

 相変わらず与野党・党首のお話し合いは噛みあわないところばかりが目立ちます。

 「特定秘密保護法案」の審議について野党側が「しっかりと時間をかけて審議をして欲しい」と安倍首相に要望すると「かなり審議を深めたので、最終的な決断を下さなければならない」と答えています。

 これ本当にそうでしょうか?

 通常の法案なら約40時間というのが習わしらしいですが、これは国民の今後を占う最重要法案です。

 かの「PKO法案」審議はおよそ140時間も行われたそうです。

 それが「特定秘密保護法案」の審議時間は衆院でおよそ40時間。

 参院ではまだ18時間しか行われていないのに、今日の特別委員会で通過させようと目論んでいるとか・・・。

 安倍首相は党首討論の中で、特定秘密保護法案の野党側の切り札になっている第三者の監視機関の設置について「保全監視委員会」を設立すると述べ、行政機関の下で監視業務を行うと説明しました。

 多くの人がこれに反対するコメントを寄せています。

 「行政が秘密にする情報を行政が監視するなんて当事者機関にすぎない。」というのが反対の理由です。

 こんな機関なら作らん方がましなぐらいです。

 行政がタッチできない第三者機関じゃないと、どの情報を特定秘密とした方が良いのかとか、時間が経ったらこの情報は公開してもいいとかいう判断ができません。

 同じ行政機関にいる人が、同族を裏切るようなことなんて端からできないと分かっています。

 自分たちに都合の悪い情報はズゥ~と隠してしまおうという狙いが見え見えで、これじゃ反発されても仕方ありません。

 安倍政権は一体どうなってしまったんでしょうか?

 あんなに国民に期待されたのに・・・。

 これじゃ、日本をむちゃくちゃにした民主党政権と変わりありません。

 「決められる政治」と声を大にして叫んでも、これまで国民にとってよかったなぁ~と思われる政治は「アベノミクス」効果で少しだけ景気が回復したかのように見えることだけです。

 「消費税の増税」や「特定秘密保護法案」「TPP交渉」などなど、日本にとって、また国民にとってどうなのかなぁ~ということばかり。

 それぞれにやらなきゃいけないものばかりだけれど、どれもこれも急ぎすぎてる感じがします。

 国民に負担をかけることは性急に仕掛けていますが、議員定数格差問題で違憲判決の出た国会議員定数削減には手をつけようともしません。

 自分たちの腹が痛まない国民ならどんなに痛めつけてもかまわないけど、自分たちが痛めつけられるのは困るというのが国会に巣くう政治家たちのお考えなんでしょう。

 まったくどいつもこいつも自分のことしか考えてないから、日本は20年以上も低迷してるんです。

 国民も痛めつけられてることに慣れっこになって、どんどん破滅の道を歩んでいるようにしか見えません。
コメント
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