冷凍食品農薬混入事件の容疑者逮捕！

アクリフーズの農薬混入事件の容疑者が逮捕されました。

容疑者は否定しているようですが、警察は容疑者が混入された農薬と同じものを所持していたことと事件が起こった日に出勤していたことなどから逮捕に踏み切ったようです。

しかし、混入されたと思われる場所と容疑者が働いていた場所が違うとか、農薬が混入された冷凍食品の種類が何種もあることから、この容疑者だけの犯行かどうかも分かっていません。

それにしても日常よく口にする冷凍食品ですから、今後同様の事件が起きないように徹底的に捜査して欲しいと思います。

また、冷凍食品を生産する会社にはこうした事件が起きないように、防止策を講じて欲しいと思います。

冷凍食品はプライベートブランドが多く、同じ中身でもパッケージが違うと、農薬混入がどの種類の製品に入っていたのか分かりづらいということもありました。

この辺りにも、日本の食品事情の闇が隠されているような気がします。

自社ブランドのみで販売するだけでは、設備投資した金額に見合わないので、名前を隠して商品を販売しているから被害が広がってしまうということもあります。

PB製品では、正確な生産者が表記されていなかったものもあるそうです。

消費者は、生産者を信じて購入しているのに、それを裏切るようなことばかり起きています。

集団的自衛権や経済成長ばかりに目が向いてる安倍さんも社会の底辺で蠢いている人々や隠せるもんなら隠しておきたいような不正な物事(食品偽装など)からも目を反らさないでしっかり対応して欲しいと思います。

食品の安全・安心は、日本のお家芸だった筈なのに、いつの間にか不正の温床になってしまいました。

生産者を信じるしかない消費者は、こんな調子だと一体何を信じていいのか分からない事態に陥ってしまいます。