松山英樹君、米で４勝目！

　米国アリゾナ州で行われていた男子ゴルフツアー　ウェイストマネジメント フェニックスオープンで松山英樹選手がプレーオフの４ホール目でで、-１７で並んでいたウェブ・シンプソンを下して優勝しました。

　松山選手の米ツアーでの優勝はこれで４回目です。

　トップに４打差の３位で迎えた最終日、「まだ優勝のチャンスはある」と３日目終了時点で語っていた松山君が、公約通り優勝をもぎ取りました。

　昨年のこの大会でも優勝しているディフェンディング・チャンピオンの松山君がシーズン開幕当初から活躍してくれたのは、嬉しい限りです。

　この大会に出場していた石川遼選手は、残念ながら予選落ちしてしまいました。

　今年こそ、松山君にはメジャー優勝を勝ち取って欲しいです。

　彼の強さは、何といっても最終日にスコアを伸ばせることでしょう。

　これは、昔から強い選手の証しでもあります。

　トップを走る選手から４打差・５打差くらいであれば、トップの選手は守りに入ったり、絶対に優勝しなけりゃという思いでミスをしがちなのは当たり前…。

　後から追いかけた方が、力が抜けていいプレーができると言われています。

　その前例通りに、追いかけ追いつき、追い抜いた松山選手とシンプソン選手がプレーオフ…。

　前日首位だったアン・ビョンフン（韓国）は通算-１４の６位でした。

　日本から強い選手が出て、世界で活躍してくれるのは、とてもいいことだと思います。

　日本の国内ツアーでも、もっと面白い戦いをしてくれればいいんですが、スター選手の欠如で今一盛り上がらないのは残念です。

　だからと言って、松山君や遼君に、「日本へ戻ってきて」というつもりはサラサラないのですが…。