自民党の選挙制度改革問題統括本部が「1票の格差」是正問題の是正に向けて「参院定数の6増法案」という公選法改正案を了承しました。
選挙区で「鳥取・島根」「徳島・高知」の合区を継続しつつ、議員1人当たりの有権者数が最も多い埼玉選挙区の定数を2増やし、1票の格差を3倍未満に抑制。比例代表の定数も4増やし、事前に定めた順位に従って当選者を決める「拘束名簿式」の特定枠を導入するというものです(ネットニュースより)。
地方議会では、議員定数を減らそうという動きが盛んなのに、国会議員は多すぎるという批判もある中での6増案…。
いくら「1票の格差」是正と言っても、なんで6人も国会議員を増やさなきゃ~いけないんでしょうか。
時代に逆光する法案ばかりを考えてる安倍政権が、またもや党利党略のために知恵を絞った法案としか言えません。
とどのつまりは、自民党の勢力図を変えたくないだけの話で、本当の意味で格差の是正を考えるのなら、現在の公選法を大幅に改革して、特に参議院なんかは「全国区の比例代表制」一本でいくか、全国を現在の9ブロックから11ブロック位に増やして投票をした方が全国一律になっていいんじゃないでしょうかね。
「地方の声を国に伝えるためには、どうしても各県に国会議員がいなけりゃ~いけない。だから合区なんてもってのほか」という前時代的な発想が議員の中に蔓延しているから、こんなアホみたいな法律改正をしようと思っているんでしょう。
地方の声は、各省庁が地方の首長から聞けばいいことだし、逆に言えば地方のことは地方に任せるようにすればいいんだよ!
大体が「選挙区」なんてのは、自民党の支持者が多い地方のためにあるもの。
地方の「選挙区」がなくなれば、自民党は大幅に議員数を減らすかもしれないです。
もしかして「全国区の比例代表制」にすると「都市部と地方」の自民党の獲得票数が増えるかもしれないと考える人は議員さんの中にはいないんでしょうかね。
そういう大きな冒険ができないのが、55年体制を未だに引きずっている自民党の体質です。
安倍政権のように長期政権になると「ウミが溜まってくる」のも相変わらずです。
権力者とそれに群がる人たちの利害関係は結びつきやすいというのが分ってるはずなのに、安倍さんはあれだけ非難されても、まだまだ自民党総裁選に出馬し政権を維持して行くおつもりのようです。
どんな法案も多数決で決められるのだから、各政党が勢力を伸ばしたいのは分りますが、あまりにも露骨だったり、時代に逆光するようなことばかりしてると国民からソッポを向かれます。
勢力さえ確保できれば、国民にはできるだけソッポを向いてて欲しいというのが与党でしょう。
マスコミに脅しをかけてでも、何とか穏便に政策を施行して行きたいと願ってるんでしょうが、次々に露見する問題に国民も戸惑っています。
そんな中で考えられた6増法案なんて、議員の歳費を増やすだけで、国民には何の得もありません。
選挙区で「鳥取・島根」「徳島・高知」の合区を継続しつつ、議員1人当たりの有権者数が最も多い埼玉選挙区の定数を2増やし、1票の格差を3倍未満に抑制。比例代表の定数も4増やし、事前に定めた順位に従って当選者を決める「拘束名簿式」の特定枠を導入するというものです(ネットニュースより)。
地方議会では、議員定数を減らそうという動きが盛んなのに、国会議員は多すぎるという批判もある中での6増案…。
いくら「1票の格差」是正と言っても、なんで6人も国会議員を増やさなきゃ~いけないんでしょうか。
時代に逆光する法案ばかりを考えてる安倍政権が、またもや党利党略のために知恵を絞った法案としか言えません。
とどのつまりは、自民党の勢力図を変えたくないだけの話で、本当の意味で格差の是正を考えるのなら、現在の公選法を大幅に改革して、特に参議院なんかは「全国区の比例代表制」一本でいくか、全国を現在の9ブロックから11ブロック位に増やして投票をした方が全国一律になっていいんじゃないでしょうかね。
「地方の声を国に伝えるためには、どうしても各県に国会議員がいなけりゃ~いけない。だから合区なんてもってのほか」という前時代的な発想が議員の中に蔓延しているから、こんなアホみたいな法律改正をしようと思っているんでしょう。
地方の声は、各省庁が地方の首長から聞けばいいことだし、逆に言えば地方のことは地方に任せるようにすればいいんだよ!
大体が「選挙区」なんてのは、自民党の支持者が多い地方のためにあるもの。
地方の「選挙区」がなくなれば、自民党は大幅に議員数を減らすかもしれないです。
もしかして「全国区の比例代表制」にすると「都市部と地方」の自民党の獲得票数が増えるかもしれないと考える人は議員さんの中にはいないんでしょうかね。
そういう大きな冒険ができないのが、55年体制を未だに引きずっている自民党の体質です。
安倍政権のように長期政権になると「ウミが溜まってくる」のも相変わらずです。
権力者とそれに群がる人たちの利害関係は結びつきやすいというのが分ってるはずなのに、安倍さんはあれだけ非難されても、まだまだ自民党総裁選に出馬し政権を維持して行くおつもりのようです。
どんな法案も多数決で決められるのだから、各政党が勢力を伸ばしたいのは分りますが、あまりにも露骨だったり、時代に逆光するようなことばかりしてると国民からソッポを向かれます。
勢力さえ確保できれば、国民にはできるだけソッポを向いてて欲しいというのが与党でしょう。
マスコミに脅しをかけてでも、何とか穏便に政策を施行して行きたいと願ってるんでしょうが、次々に露見する問題に国民も戸惑っています。
そんな中で考えられた6増法案なんて、議員の歳費を増やすだけで、国民には何の得もありません。